すべてのレビュー・口コミ(9件)
誰もが言うように後味悪い小説。でもミステリーとしては傑作。まさかそうか、と膝を打つこと間違いなし。
4点2018/12/11比喩がとても面白い。
不思議な世界。
主人公は子供なのに、考え方がしっかりし過ぎていて、子供らしくない。4点2018/11/25状況が二転三転してとてもハラハラさせられます
最後の解説であぁ!と気づかされることもあるので解説も読んで欲しいです5点2018/09/151度目は最後の展開に拍子抜けします。2度目からは本当に楽しいです。
3点2018/04/18最初はなかなか理解できなかったところもあったけど、何回も読むうちに深みが出て「なるほど」となります
5点2017/12/13なるほど!最後はこういう事だったのかと驚きましたね!
これもかよって思うところもありましたが…4点2017/09/13おもしろかったが、最後がちょっとくどいなと思いました。
でも、楽しめました。4点2017/09/11道尾秀介の作品では少しイヤミス感がある異色の作品、『向日葵の咲かない夏』。オススメの小説は?と聞かれたら真っ先にこれを進めます。とにかくラストのどんでん返しとテンポの良さが光ります。謎解きが実に明快で、自分の見えていた世界が180度転換する奇妙な感覚が味わえるのは小説ならでは。主観と客観が同じではありえないという、当たり前のことに気付かされました。ミステリーとファンタジーのいいとこどりをしたような素晴らしい作品ですが、ハッピーエンドではないのでご注意ください。
2015/05/25読み終わった後なんだかモヤっとする作品。同作者のカラスの親指を見て興味を持ちこの作品を読んだのでギャップに驚きました。最初から少し違和感があります。トリックというにはあまり上手くない、でも引き込まれます。S君の少し斜に構えた生意気な態度にイライラしつつも最後は同情してしまう。オカルト好きの人にはおすすめかも。普通の子供だと思っていたミチオが進むにつれあれ?と思う部分が増えて行き、最後まで一気に読み終わった。
2015/04/17