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  • 時代劇『木枯らし紋次郎』シリーズが代表作の笹沢左保先生による、どんでん返しをテーマにした短編集です。
    こちらはいたって普通の現代が舞台ですが、この本の特徴は、全ての作品が会話文で構成されていることです。
    地の文がないのでその話の雰囲気や状況なども全て会話の中から察することしか出来ませんが、それこそがこの小説の魅力です。難解な表現はそれほど使わておらず会話文が中心なので展開も早いので、字を読むことが苦手な人や時間がない人でもさらさらと読めてしまいます。お話の最後は、必ずあっと言わせられる爽快感があります。

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    stone-bathさん
    2015/05/08