すべてのレビュー・口コミ(8件)
千葉さんのキャラクターとしてほ魅力が出ていて、読んでいて楽しい。個人的には最後の章が好きです。
5点2019/06/19仕掛けが張り巡らされたストーリーを、読者を惹きつける文章がさらりと駆け巡る。サプライズとユーモアが交錯する一級のエンターテイメント
5点2018/11/05とても面白い。5つのエピソードがちゃんと完結している。人間の愚かさを客観的に冷静に描いている。確かに深い作品ではないが、納得してしまう。軽妙さと深さが同居している。おすすめです!
4点2018/07/29仙台に住んでいる作家さんと聞き、読み始めましたが、どれも、面白いです。独特の世界観?が、大好きです。ぞくぞくする作品でした
5点2018/06/01伊坂さんの作品でも特に好きです。冬の日に風邪で寝込んでて、ベッドで読みながら、ラストシーンは涙しました。
5点2018/02/06※ネタバレありのレビューです。
3点2018/01/02対象者に接触し、その死を可か不可か判別する死神、千葉。この人物が魅力的。こうゆう小説によくある、悲しい生い立ちがある→報われるなんて単純な話ではない。千葉にそんな事は関係なく淡々と仕事をこなす様が冷たくも見えるがそれが死神らしくみえて不気味な感じがする。普通の人間にも物語があり、1つも同じものがない事を教えてくれる小説。また、千葉が仕事をする対象は何人かいるが少しずつ話が繋がるのはこの作家らしくて裏切らない面白さ!
2015/04/17初めて読んだ著者の作品がこの「死神の精度」です。それから著者の作品を続けて読むようになりました。人間に興味はない。けれど仕事の対象として人間への理解はある。だから人の死を決める立場でありながら、意図せず対象者や周りの人間に小さな幸せを与えている。そんな仕事熱心な死神の、心温まるお話です。映画化もされた作品です。
2015/04/30