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高校の頃に初めて知り読みました。最初から最後まで一気に読み進めるぐらい面白かったです。ぜひドラマなどでやってほしいです。

辻村深月さんを好きになるきっかけになった本です。この本を読み終ったあと、すぐに他の辻村深月さんの本を買って読みまくりました。大好きです。

学園祭の日に死んでしまった同級生は誰なのか。なぜここに閉じ込められるのか。ミステリーとしても十分納得できるオチがついており、とてもデビュー作とは思えない完成度です。ただ、初期辻村作品は長編が多いのですが、この作品はもう少し短く出来ただろうと思います。冗長と言ってもいいかもしれません。『冷たい校舎の時は止まる』漫画版全4巻も発売されているので、読破された後はそちらも楽しめます。