東京創元社 1,820件 人気順 新着順 にごりの月に誘われ 本城雅人(著) 時代を先取りするカリスマ経営者として有名な、IT企業の会長・釜田芳人から直々に、自叙伝の代筆(ゴースト)の依頼を受けた上阪傑。余命6カ月だという釜田とは、かつて三冊の著作を代筆した後に支払いトラブルとなり、実に十一年ぶりの再会だった。病床にある釜田を訪ね、一日一時間の約束で取材を進めていくと、これまでどこにも明かしてこなかったエピソードが出てくるのみならず、今までの本の内容に嘘があったことがわかってくる――。この依頼の裏に果たして何があるのか……。吉川英治文学新人賞受賞者が、“出版界の闇”に鋭く切り込む、驚愕のミステリ。 1,899円 エンタングル:ガール 高島雄哉(著) 映画監督を志す守凪了子(カミナギリヨーコ)は舞浜南高校に進学し、憧れの映画研究部に入部する。仲間たちとともに、AIを駆使した長編映画を製作し、コンテストに応募するのだ。作品提出期限は夏休み最終日。だが、撮影を続けるなかで、了子たちはあちこちで奇妙な齟齬に出会う。それはこの高校だけでなく、舞浜という街自体に隠された〈世界のほころび〉だった――。新進気鋭のハードSF作家が新たな着想で綴るゼロ年代最高の本格SFアニメ『ゼーガペイン』の語られざるエピソード。巻末に文庫版ボーナストラックを加えた。/【目次】プロローグ/第一章 なぜ守凪了子(カミナギリヨーコ)は映画監督になれないのか/第二章 ホログラフィック・ノイズ/第三章 守凪組/第四章 n番目の祝祭/第五章 ダークディスク/第六章 シェルタリング・サマー/第七章 からまる夏の守凪了子/第八章 エントロピック・アシンメトリ/第九章 舞浜南高校映画研究部/第十章 オケアノス――世界の海/第十一章 夏を継ぐもの/第十二章 831/エピローグ/ポストクレジットシーン ホロニックワールド・エンタングルメント/単行本版あとがき/文庫版あとがき/解説=花澤香菜 880円 紙魚の手帖Vol.04 坂木司(著)/凪良ゆう(著)/櫻田智也(著)/ほか(著) 凪良ゆう『流浪の月』、映画化記念特集! 坂木司『きみのかたち』、長編連載開始。櫻田智也、君嶋彼方ら読み切り掲載ほか。/【目次】【特集】2022年5月映画公開記念 小説と映画でより深く楽しむ『流浪の月』の世界/映画『流浪の月』特別鼎談 凪良ゆう×広瀬すず×松坂桃李/流浪の月 シナリオ版(抄) 原作:凪良ゆう 脚本:李 相日/未来の月へ 凪良ゆう/書店員エッセイ『流浪の月』文庫化に寄せて 紀伊國屋書店新宿本店 丸森ひなの・紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子・三省堂書店池袋本店 早野佳純・今野書店 坂井絵里/【新連載】/きみのかたち 第1回 坂木 司●「いつも」が毎日から消えた時、はじめて見えたもの。コロナ禍に見舞われる現代を生きる少年探偵たちの物語/【小説】/特撮なんて見ない 第2回 澤村伊智●自主映画制作の資金調達のため、真帆が提案したアイデアが、湯浅組に思いがけない波紋を呼んでしまい……/ジャッカル 乾石智子●本の魔道師ケルシュが助けた少年はジャッカルを連れていた/青いワンピースの怪談 大島清昭●実話怪談作家・呻木叫子が博物館学芸員から聞いた怪異──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作家の最新作/神の光 北山猛邦●一九五五年、一攫千金を夢見て忍び込んだ高レートカジノ。そこで遭遇した奇妙な“消失”事件とは──/ちゃんとしない息子 君嶋彼方●いつの間にか彼は、我が家にいつくようになった──新鋭が贈る、ちゃんとしない家族をめぐる物語/赤の追憶 櫻田智也●翠里が経営する花屋を訪れた客は、様々な事情を抱えていそうだったが……。〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/まるで渡り鳥のように 藤井太洋●動物は故郷を目指して“渡り”をする。そして宇宙に進出した人類も――現代SFの最前線!/北の詩人からの手紙 柳川 一●若き日の江戸川乱歩の姿を描いた 第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」の後日談登場/ハンブルパピー ジョーン・エイキン 三辺律子 訳●競売で手に入れた箱に入っていたのは?/シャンクスと鍵のかかった部屋 ロバート・ロプレスティ 高山真由美 訳●『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』の名探偵、作家シャンクスがふたたび鮮やかな謎解きを披露します!/【特別企画】有栖川有栖×綾辻行人×今村昌弘『図書館でミステリー ミステリー作家(3(参上))』開催報告/第22回本格ミステリ大賞候補作決定!/第22回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第2回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第2回 仕事椅子の話 中原尚哉/乱視読者の読んだり見たり 第3回 ジーン・ウルフの“Suzanne Delage”を読む 若島 正/ホームズ書録 切り抜き合本から掲載号を推理した「探偵実話 村醫者」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*菓子パン 菊石まれほ/私の必需品*雨の音 一本木透/【INTERVIEW 期待の新人】床品美帆/清水裕貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな/『獣たちの海』上田早夕里/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告 1,500円 逃亡テレメトリー マーサ・ウェルズ(著)/中原尚哉(訳) かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。紆余曲折のすえプリザベーション連合に落ち着いた弊機は、ステーション内で何者かの他殺体に遭遇する。連合の指導者メンサー博士をつけねらう悪徳企業グレイクリス社とかかわりがあるのだろうか? 弊機は警備局員インダーたちとともに、ミステリー・メディアを視聴して培った知識を活かして捜査をはじめるが……。ヒューゴー賞4冠&ネビュラ賞2冠&ローカス賞3冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第3弾! シリーズ短編2編を併録。/【目次】逃亡テレメトリー/義務/ホーム――それは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地/解説=勝山海百合 950円 ピラネージ スザンナ・クラーク(著)/原島文世(訳) 僕が住んでいるのは、無数の広間がある広大な館。そこには古代彫刻のような像がいくつもあり、激しい潮がたびたび押し寄せては引いていく。この世界にいる人間は僕ともうひとり、他は13人の骸骨たちだけだ……。過去の記憶を失い、この美しくも奇妙な館に住む「僕」。だが、ある日見知らぬ老人に出会ったことから、「僕」は自分が何者で、なぜこの世界にいるのかに疑問を抱きはじめる。数々の賞を受賞した『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』の著者が、異世界の根源に挑む傑作幻想譚。 2,600円 うしろから歩いてくる微笑 樋口有介(著) 鎌倉在住の女性薬膳研究家・藤野真彩と知り合った柚木草平。10年前、高校二年生の時に失踪した同級生の目撃情報がこのところ増えているので調べてほしいと彼女はいう。早速、柚木は鎌倉に〈探す会〉事務局を訪ねるが、これといった話は聞けなかった。しかしその晩、事務局で詳細を尋ねた女性が何者かに殺害された――。急遽、殺人事件に調査を切り替えた柚木が見つけた真実とは? 娘の加奈子や、月刊EYESの小高直海らおなじみのキャラクターに加え、神奈川県警の女性刑事など今回も美女づくし。円熟の筆致で贈る〈柚木草平シリーズ〉最終巻。/解説=杉江松恋 880円 英国屋敷の二通の遺書 R・V・ラーム(著)/法村里絵(訳) 植民地時代に英国人が建築し、代々の主が非業の死を遂げたと伝えられるグレイブルック荘。元警察官のアスレヤは、現主人であるバスカーの招待でこの屋敷を訪れた。財産家の彼は何者かに命を狙われており、数々の事件を解決へ導いたアスレヤの助力を求めたのだ。バスカーは、二通の遺書を用意していた。どちらが効力を持つのかは、彼の死に方によって決まる。一族の者と隣人たちが集まり、遺書が彼らの心をざわつかせるなか、ついに惨劇が! アスレヤは殺人事件と屋敷をめぐる謎に挑む。インド発、英国犯人当てミステリの香気漂う精緻な長編推理。/解説=三橋曉 1,298円 キネマトグラフィカ 古内一絵(著) 老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”6人の男女が、2018年春、ある地方の映画館で再会した。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らは、思い出の映画を鑑賞しながら26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。映画がフィルムだったころ、6人は自分の信じた道を必死に前に進もうとしていた。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに、四半世紀の間に映画の形態は大きく移り変わった。そして映画とともに生きた彼らの人生もまた……。あのころ思い描いていた自分になれているだろうか? 追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント!/解説=大矢博子 799円 ゴールドマン家の悲劇 下 ジョエル・ディケール(著)/橘明美(訳)/荷見明子(訳) モントクレアのゴールドマン家の息子であるぼくは、ボルティモアの裕福なゴールドマン家に憧れていた。身体の弱い息子ヒレルと、伯父たちが引き取ったスポーツ万能のウッディという少年は兄弟のように暮らし、ぼくもそこに加わってトリオのように過ごしていた。そこに難病を抱えた少年スコットがヒレルたちの学校に転校してきた。彼の姉が美少女アレクサンドラだった。ぼくたちトリオの関係は少しずつ危ういものになっていく。そして、スコットの死、伯母の死。少年たちの成長、挫折、恋、葛藤。そして親族間の行き違い……。悲劇の真相とは? 1,100円 ゴールドマン家の悲劇 上 ジョエル・ディケール(著)/橘明美(訳)/荷見明子(訳) 作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンは2012年、映画化権料で買ったフロリダの別荘に新作を書きにやって来たが、そこで思いがけず、かつての恋人アレクサンドラと再会する。彼女とぼくは、ある出来事のせいで別れたのだった。それはぼくと従兄弟と伯父夫婦の関わる悲劇だった。ぼくと両親のゴールドマン家は質素なゴールドマン家、敏腕弁護士の父方の伯父夫婦と息子ヒレルとウッディの家は裕福なゴールドマン家。『ハリー・クバート事件』で衝撃的なデビューを飾った著者の第二作。ゴールドマン家を襲った悲劇とはいったい何だったのか? 1,100円 土曜はカフェ・チボリで 内山純(著) 児童書の出版社で働く香衣は、とあるきっかけで“カフェ・チボリ”を訪れる。そこは土曜日しか営業せず、おまけに店主は高校生という不思議な店だった! 美味しいデンマーク料理とあたたかいもてなしにすっかりくつろぎながら、馴染みの客たちが語る、身の回りで起こった謎に耳を傾ける。それらは『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』など、アンデルセン童話を連想させる出来事ばかりで――。風変わりな店主・レンが優雅な仕種でマッチを擦ると、謎はたちまち解かれていく。忙しない日常にひと時の安らぎをもたらす、安楽椅子探偵譚。 850円 彼岸の花嫁 ヤンシィー・チュウ(著)/圷香織(訳) リーランは、富豪のリン家が彼女を亡き息子の花嫁に望んでいると父に言われる。年ごろの娘にとって幽霊の花嫁(ゴーストブライド)なんてあんまりな話だ。おまけに数日後リン家に招待された彼女は、そこで当主の甥である青年と恋に落ちる。彼が結婚相手ならよかったのに。やがてリーランは毎晩夢の中で、リン家の亡き息子に結婚を迫られるようになる。恐ろしさから病の床についた彼女だったが、霊媒からもらった薬のせいで幽体離脱してしまう。生霊となったリーランはどうにかして幽霊との結婚から逃れようとするが……。死者と生者の世界が交錯する幻想的な恋物語。 1,500円 【児童書版】妖怪の子預かります8 廣嶋玲子(著) 弥助があぶない! 牢から逃げだした妖怪のおどしに妖怪奉行所は大さわぎ。千弥はなんとか弥助を守ろうとするが・・・・・・。はらはらどきどきの、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者のシリーズ第8弾。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります2 廣嶋玲子(著) 弥助がはじめて好きになった女の子は、とんでもないうそつきだった。ちょっぴりこわくてどきどきの、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります5 廣嶋玲子(著) 「おれの恋人がさらわれた!」弥助のところに助けてくれと飛びこんできた、大家の息子久蔵。なんとさらわれた恋人は妖怪の姫だというのだ。ますますおもしろい、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ第5弾。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります10 廣嶋玲子(著) 千弥のようすがおかしい! 弥助のことをかまいすぎるし、物忘れもひどい。いったい、どうなるんだろう・・・・・・。〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の、〈妖怪の子預かります〉シリーズ最終巻。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります9 廣嶋玲子(著) 初音姫に赤ちゃんが産まれる! 妖怪たちはそれぞれ心のこもったお祝いを考える。みおや、玉雪や、うぶめや、久蔵が大活躍! 6つのお話が入った、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ、シリーズ第9弾。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります4 廣嶋玲子(著) 弥助が預かったのは、お面をかぶった女の子。どうやら深ーいわけがありそうだ。弥助と妖怪のにぎやかな日々。大人気シリーズ第4弾! 〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります3 廣嶋玲子(著) 春は妖怪の花見、夏は妖怪の夕涼み、秋は妖怪の栗ひろい! そして・・・・・・冬には千弥と月夜公の昔のお話。弥助と妖怪たちのにぎやかな春夏秋冬。シリーズ第3弾。〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ。/装画・挿絵=Minoru 950円 【児童書版】妖怪の子預かります1 廣嶋玲子(著) 「つぐないとして、子妖怪らを預かり、守ることを命じる!」妖怪の御奉行さまから、とんでもない裁きを下された弥助、その日から毎夜やってくる妖怪たちにふりまわされることに・・・・・・。トラブルだらけの、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ。/装画・挿絵=Minoru 950円 1 ... 272829 ... 91 TOP 電子書籍(本・小説) 東京創元社 28ページ目