CGWORLD 2023年12月号 vol.304 (特集:限界に挑む! 最新モバイルゲームグラフィックス)
CGWORLD編集部
今回の特集は「限界に挑む! 最新モバイルゲームグラフィックス」。ハードウェアやゲームエンジンの進化により驚異的な速度で表現の幅を広げているモバイル向け3Dアプリのグラフィックスをフィーチャー。本特集では、メイキングや各社TAの座談会などを通し、モバイル向け3Dアプリのグラフィックスにおける最新技術トレンドと各社の挑戦を追う。
1作目は、アカツキゲームスの技術の粋と未来への展望を形にしたオリジナル作品『プロジェクト暁』。「忍」と「和」というテーマをサイバーフューチャーの世界観とセル調のルックで仕上げた本作について、現在公開されている2本のPVをベースにその開発プロセスを紹介する。2作目は、アプリボットが開発した『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』。26年にわたって連綿と積み上げられてきたシリーズの世界観をモバイルに翻訳する試みとは? 3作目は『ヘブンバーンズレッド』。第四章前編のシネマティクスから始まったライトフライヤースタジオとグラフィニカの協業による挑戦の道のりを紐解く。4作目は『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』。3Dキャラクターによるバンド演奏をリズムゲームの背景でリアルタイムに再生するための様々な工夫を、Craft Eggとexsaの開発チームに聞く。5作目は『C.A.T. Club』。1億3,000万人以上のユーザー数を誇るココネの、世界市場参入に伴う挑戦とは?
そのほか、新機能が盛りだくさんのHoudini 20.0レビュー、カプコンの戦国サバイバルアクションゲーム初のアニメ化となるNetflixシリーズ「鬼武者」、岡田麿里が脚本・監督を務めMAPPAが制作した映画『アリスとテレスのまぼろし工場』、山崎 貴監督率いる白組調布スタジオが手がけたゴジラ70周年記念映画『ゴジラ-1.0』など、メイキング、TIPS、連載陣も大充実! 1,540円