月刊Gun Professionals2022年11月号
Gun Professionals編集部
・TTI サンドヴァイパー&コンバットマスターアルファYasunari Akita
現在注目を浴びているTTI 2022年の新製品がサンドヴァイパーだ。コンバットマスターの発展型だが、敵に襲い掛かる獰猛な毒蛇を連想するデザインからこの名が付けられている。小型コンペンセイターを組み込んで5インチサイズにまとめたこのサンドヴァイパーはパーパスビルトガンであると同時に、実戦でも最高のパフォーマンスを発揮するであろう傑作だ。
・S&Wモデル 642 パフォーマンスセンター
Toshi
モデル642だ!1990年の642ではない。シリンダースタッド一体型フレームを持つ、現代の642がここにある。昔のS&Wは良かった…と思う。バレルピンがある時代のJフレームは味わいがあった。だが時代は変化している。オート全盛の現代、その中でなんとか生き残ろうと頑張る現代のリボルバーともしっかりと向き合うべきだろう。
・キンバー1911サファイアウルトラII
華やかなブルーとサテンシルバーに輝くコンシールドキャリーガン。それがサファイアウルトラIIだ。エレガントな美しさだけを目指したものではなく、3インチバレルのサブコンパクト1911として高い実用性を併せ持っている。
・コルトジュニア .25ACP
Hiro Soga
威力不足がゆえに“消えゆく口径”となりつつある.25ACP。これを使用するヴェストポケットピストルの中でも “スパニッシュ コルト”として知られる“コルトジュニア”を用意した。これに、同口径の“ベレッタ21A ボブキャット”をフューチャーして、その実力を確認してみたい。
・コルトシングルアクションアーミー
Turk Takano
コルトSAAは現在でも製造が続く傑作であると同時に、米国銃砲史におけるトップアイコンモデルでもある。11年目となったGun ProfessionalsでコルトSAAそのものの海外レポートは今回が初めてだ。決して避けてきたわけではないが、どういうわけかその機会がなかった。
・SIG MPX PCC
MPX PCCはUSPSA PCCディビジョンに対応してSIG SAUERがアップグレードを施したコンペティションレディのピストルキャリバーカービンだ。これをベースに好みのパーツを組み込めば、さらに使いやすい次世代ウエポンが完成する。
・IWA Outdoor Classics 2022 Part 3
IWA 2022リポートの3回目をお届けする。今年3月に開催されたイベントなので、もう半年も時間が経過してしまった。今回は他ではなかなか見られないヨーロッパのロングガンについて解説する。AR系も少なくないが、かなりバラエティに富んだ製品がヨーロッパでは生産供給されている。その一端をご覧頂きたい。
・CANiK SFx ライバル
CANiK TP9 SFxのコンペティションモデル、その名も“ライバル”。マッチに参加する一流シューターの手に握られたハイエンドモデルに対抗できる“好敵手”だという。それならワルサーのQ5 Match SFと比べてみよう。存在感を増す一方のトルコ製ハンドガンは、どこまで本家に迫ることができるのだろうか。
その他 1,760円