寿郎社 60件 人気順 新着順 芦別 炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史 嶋崎尚子/西城戸誠/長谷山隆博 芦別最後の坑内掘炭鉱の閉山(三井芦別炭鉱1992閉山)から30年をへて明らかにされた〈炭鉱内部の仕事〉〈賃金〉〈労働者の移入・移出〉〈事故の発生状況〉、そして〈住まい〉や〈子どもの学校〉〈女性たちの活動〉……。炭都・芦別に移住し、働き、暮らし、そして去って行った膨大な人たちの足跡を追った、気鋭の研究者たちによる〈炭鉱研究〉〈地域史研究〉の比類なき一冊。 4,400円 海のアイヌの丸木舟 ラポロアイヌネイションの闘い 青柳絵梨子 アイヌにとって川で捕るサケは、神の魚(カムイチェプ)であり主食(シエペ=本当の食べ物)であった。その川サケ漁を明治政府は一方的に禁じ、今日に至っている。先住権としての川サケ漁の権限を求めて丸木舟を作り、明治以来の日本の不正義に立ち向かうアイヌ民族団体の激動の日々と、先住権問題の核心を追った渾身のルポルタージュ! 2,640円 〈聞き書き〉新しい家族のカタチ 子どもを迎える/育てる女性カップルたち 遠藤あかり/大島寿美子 政治家秘書によるLGBT差別発言、形ばかりで中身が伴わないパートナーシップ制度、出生数80万人割れの少子化……そのすべてに関わる子育てするレズビアンカップルの〈表〉には出てこなかった〈生の声〉を伝える本。 1,210円 国際養子縁組法制をめぐる現状分析と課題 国際比較の視点から 外国法制研究会 日本は1940年代後半から現在にいたるまで国際養子縁組の送出国であり続けたにもかかわらず、その全貌が明らかにされていません。 また、「ハーグ国際養子縁組条約」の締結国にもなっておらず、関連する国内法の整備もまったく進んでいません。 本書はそうした背景から行われた国際シンポジウムの記録であり、国際養子縁組法制に関する数少ない資料の一つです 1,210円 〈戦争法制〉を許さない北の声 安保法制違憲北海道訴訟の記録 高崎暢 戦争への道をひた走る政府与党と司法を止めるために―。安保法制違憲北海道訴訟を戦った平和を願う人々による、歴史に残る、そしてこれからの歴史を作るための〈論拠〉を集成。 4,950円 《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える 移住・CSA・ローカルベンチャー―〈ウェルビーイングな暮らし〉の実践 林美香子 コロナ禍で地方での活動が見直される今、農村への移住事例やCSA(地域で支える農業)の実際、田舎で稼ぐローカルベンチャーの成功事例などを紹介し、都市生活者がどのように農業・農村と関われば〈農村と都市の共生〉ができるのかを指し示す――。〈心身共に快適な新しい暮らし方〉と〈持続可能な農村と都市のあり方〉をさまざまな角度から探った本。 2,420円 北海道大学発展の歴史とSDGs 横田篤 国連SDGsに対する大学の社会貢献度が「国内第1位」「 世界第10位」(THEインパクトランキング2022)となった北大の〈力〉の源泉とそのさまざまな取り組みを解説 1,210円 ミャンマーの民主化を求めて 立ち上がる在日ミャンマー人と日本の市民社会 玄武岩/藤野陽平/下郷沙季 悪夢のような軍事クーデターから2年―― ミャンマーの歴史や現状を豊富な写真や図表でわかりやすくまとめ、全国各地の在日ミャンマー人や日本の支援者の奮闘ぶりを記録した、類書のない貴重な一冊 1,210円 利尻島から流れ流れて本屋になった 工藤志昇 祖父が採ってきたウニの殻割りの手伝い、利尻の夏、父の軽トラ…。利尻島で生まれ育ち、今は札幌で書店員として多忙な毎日を送る著者が、ふとした瞬間に頭に浮かんでくる故郷の記憶を綴る。note掲載を書籍化。 1,870円 孤立無援の〈医療訴訟〉 十和田みどり 警察も弁護士も裁判官も避けて通る立証が難しい「医療訴訟」――看護師による〈低血糖〉患者の殺人未遂事件――に元看護師が自力で挑み、あと一歩のところまで札幌の総合病院を追い詰めた迫真のドキュメント。 2,310円 小さな労働組合 勝つためのコツ 鈴木一 札幌地域労組の専従オルグ(指導者)として手がけた労働組合結成の数は日本一、労働運動に貢献した人に与えられる「山田精吾賞」(第1回)を現役で唯一受賞した《日本三大オルグ》の一人である著者が書いた、チョー分かりやすい〈労働組合の勝てる戦い方〉! 1,980円 ビーツ! ビーツ! ビーツ! 山崎志保 免疫力を高め、疲労回復・アンチエイジングの効果もある寒冷地の根菜ビーツ。「食べる血液」とも言われ、今、国内外のアスリート達にも人気のスーパー健康野菜の本格的なレシピ集(和・洋・中・スイーツなど68品)です。 1,650円 文政四年の激震〈相馬大作事件〉 下斗米哲明 岩手県では「忠臣」、青森県(津軽地方)では「大悪人」と言われる相馬大作は、なぜ大砲による津軽藩主暗殺を企てたのか? その思想と事件の全容に迫るカギはロシアと蝦夷地にあった――。戦後埋もれた〈近世の大事件〉を〈激動の令和〉に呼び覚ます歴史ファン待望の書。 2,530円 終わりなきタルコフスキー 忍澤 勉 「僕の村は戦場だった」「惑星ソラリス」「ノスタルジア」…。映画監督タルコフスキーの8つの作品を取り上げ、映画の根底にある彼の意図を探り、作品に顕著な家族との関係性を読み解くとともに、表現技法等にも迫る。 2,860円 「銀河鉄道の夜」の謎を解く 三浦幸司 いじめられているジョバンニをカムパネルラはなぜ助けない?国民的名作童話は、実は究極のミステリー。歴史を紐解き、賢治の遺した“ことば”を深掘りし、その“謎解き”に挑んだ快著! 1,980円 中皮腫とともに生きる 大島寿美子 2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代。 本書は5年生存率が一割程度という希少・難治性のがんになった人々の体験的知識を伝達する本です。 26人の患者・家族の「ものがたり」が、いま、困難に直面している人に《前に進む力》をもたらします。 2,200円 ふぞろいなキューリと地上の卵 駒井一慶 れがみんな喜ぶSDGsな農業だ! 北海道豊浦町で始まった、安全・安心でウマイ野菜と有精卵の農家による共同宅配サービス。そのノウハウとそれができるまでを綴った、涙と笑いのノンフィクション 1,650円 アイヌモシリ【静かな大地=北海道】に生きて 大脇徳芳 〈屯田兵〉の孫として生まれ、多くのアイヌの人々が暮らす村で育ち、やがて「アイヌ民族共有財産裁判」などのアイヌ民族の権利回復運動に取り組んだ元高校英語教師の「昭和(戦前・戦後)」「平成」「令和」の記録。 2,860円 がんの「語り」 大島寿美子/米田純子/宇佐美暢子/木村恵美子 がん体験をナラティブ(物語)としてまとめ、人前で話す。するとマイナスに思えた体験が語り手・聞き手双方にプラスの効果をもたらす――。そんな「病いの語り」のメカニズムと教育・啓発活用に用いる際の注意点などを記す。がん患者支援を行うNPO法人が札幌市の「がんの語り手養成事業」の成果をまとめた本。 2,420円 朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす 木村嘉代子 日米の公文書を渉猟し精査して見えてきた戦時下の労働政策の失敗と未払い金の総額。今につながる外国人労働者問題が80年前から起きていたことがわかる本。 2,090円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 寿郎社