岩波書店 3,343件 人気順 新着順 「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで 田中ゆかり(著) 近代以降の日本語社会で,「方言」と「共通語」の関係はどう変わって来たのか.言語意識を映す装置として,テレビドラマやマンガなどの大衆的創作物が「ヴァーチャル方言」を生み出し,広めていった過程を明らかにした,画期的な研究の待望の文庫化.NHKのドラマ制作の現場を知る関係者との解説鼎談を新たに収録した. 1,650円 ゆきのもりのおくりもの リンデ・ファース(文・絵)/西村由美(訳) あしたはクリスマスです.でもパパは仕事で大いそがしで,ソフィーはひとりぼっち.翌朝,すてきなことを探しにでかけると,吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い,大きな森へたどりつきます.青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ,小さなもみの木を見つけたソフィーは,いいことを思いつきます.オーロラきらめく北欧の心温まるお話.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 2,090円 ルポ 学校がつまらない 公立小学校の崩壊 小林美希(著) 小学生の不登校の数が増え続けている.型にはめ込む管理型の教育現場では,少しでも「普通」から外れると「公立に合わない」「普通の学級に合わない」と「烙印」が押される・・・.教員たちも過酷な労働環境のもとで疲弊していく・・・.格差の再生産のような全国の公立小学校の実態を明らかにし,あるべき教育の原点を問う. 2,640円 当事者主権 増補新版 中西正司(著)/上野千鶴子(著) 初版刊行から二〇年余.当事者主権という概念は本書をもって普及・定着した.障害者,女性,高齢者,子ども,性的少数者など社会的弱者が声をあげて社会をつくりかえてきた感動の軌跡.その後の変化を紹介し,増補新版として刊行.自立の意味を転換し,専門性を問い直し,社会を組みかえる. 1,364円 教員不足 誰が子どもを支えるのか 佐久間亜紀(著) 新学期に担任の先生がいない,病休の先生の代理が見つからない・・・・・・.そんな悲鳴が全国の学校で絶えない.少子化にもかかわらず,事態が深刻化するのはなぜか.過密化する業務,増大する非正規,軽視される専門性など,問題の本質を独自調査で追究.教育格差の広がるアメリカの実態も交え,教育をどう立て直すかを提言する. 1,056円 反逆罪 近代国家成立の裏面史 将基面貴巳(著) 首吊りや斬首,内臓抉りに四つ裂き・・・・・・国家は反逆者を残忍極まりない仕方で殺し続けてきた.その恐怖と悲惨さに彩られた歴史は,支配権力が神聖不可侵性を獲得していく物語でもあった.聖性と裏切りをめぐる西洋近代の血塗られた経験を読み解き,現代を生きる私たちが直視すべき国家の本質を描き出す. 1,100円 ベートーヴェン《第九》の世界 小宮正安(著) 型破りなスケールと斬新な構成によって,西洋音楽史を塗り替えてしまった「第九」.ベートーヴェンの音楽とシラーのテキストが創り上げる強烈なメッセージ性ゆえに,音楽を超え社会に様々な影響を与えると共に時代の流れに翻弄され,数奇な運命を辿った.初演から二〇〇年,今なお人々の心を捉える「とてつもない曲」に迫る. 1,056円 世界2024年12月号 岩波書店『世界』編集部(編) 特集1 視えない中国 海洋進出など周辺国への強硬姿勢と同時に、国内では監視・統制を強める習近平政権。 日中の交流は減少し、拘束のおそれからビジネスマンや研究者が渡航をためらう現状さえもある。 他方、目覚ましかった近年の経済成長は鈍化。不動産バブルは崩壊し、人々は先行きの不透明さにあえいでいる。 そのなか起きた、日本人学校児童らの殺傷事件。SNSに行きかう「反日」「仇日」の言論の一方、事件を悲しみ、政府の対応を批判する人々も少なくない。 隣国として率直に対話し、交流を続けるために、何が必要なのか。複雑化する中国、そして日中関係の現在地をみつめる。 特集2 わたしたちのエネルギー 猛暑、台風、豪雨・・・・・・毎年、異常気象が列島を襲う。日本の温室効果ガス排出量の8割以上が、発電などのエネルギー由来。 その脱炭素化は、生き延びるための急務だ。だが、国内では石炭火力温存という「既定路線」が敷かれている。 「GX」の名のもとに、原発活用の動きも根強い。高コストな原子力・石炭火力にかわり、再エネの経済性は急激に上がっている。 今後数十年の日本のありようをも規定するエネルギー基本計画の改定が進んでいる。 いま、どのエネルギーを選ぶのか――将来世代が安心して暮らせる環境を守れるか、わたしたちの決断にかかっている。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 1,045円 「キャリアデザイン」って、どういうこと? 過去は変えられる、正解は自分の中に 武石恵美子(著) 昨今「キャリア教育」は小学生から始まる.しかし,キャリアが何かは難しい問題で,就活生や一旦就職した社会人の迷いは混迷を極めている.「キャリア」構想に安易な方法論はない.人生デザインの鍵は自分の中だけにあるからだ.就活生や迷いを抱く社会人に贈る!「個性を人生にする」知恵とアイディアの詰まった一冊! 693円 科学2024年11月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】かたちの数理生物学 体の多様な対称性はどのように生まれるのか?――動物と植物に共通する理解を求めて・・・・・・サフィエ エスラ サルペル コウソカベ・北沢美帆・藤本仰一 葉の配列様式の数理生物学――非標準パターンから抑制場モデルを再検討する・・・・・・杉山宗隆・米倉崇晃 昆虫の飛翔メカニズムと流れの遷移・・・・・・飯間信 [巻頭エッセイ] マンデルブロは好々爺,それとも偏屈爺?――フラクタルの創始者生誕100年に想う・・・・・・服部久美子 脳がこわれるとどうなるか・・・・・・七田崇 寄生蜂ニホンアソバラコマユバチの宿主飼い殺し戦略の極意・・・・・・島田裕子・丹羽隆介 [チューリング賞2023] アヴィ・ヴィグダーソン氏インタビュー・・・・・・聞き手=渡辺治 ランダム性とは何か?・・・・・・渡辺治 [連載] 日常身辺の確率的諸問題9 シャーロック・ホームズは論理的か?・・・・・・原啓介 ナナメから見る物理学7 時間は流れているのだろうか?・・・・・・村田次郎 言語研究者,ユーラシアを彷徨う風に吹かれ波に揺られて――ネギダール語・・・・・・風間伸次郎 3.11以後の科学リテラシー142・・・・・・牧野淳一郎 人間の言語能力とは何か――生成文法からの問い7(最終回) 興味深い「刺激の貧困」論が大舞台で成功を収める・・・・・・ノバート・ホーンスティン/折田奈甫,藤井友比呂,小野創〈編訳〉 〈指定討論1〉「刺激の貧困」議論の新たな可能性・・・・・・郷路拓也 〈指定討論2〉説明できない,を楽しむ・・・・・・巽智子 [科学通信] 流行する性格検査MBTI・・・・・・小塩真司 原発立地自治体を狙ったスウェーデンの最終処分場選定・・・・・・尾松亮 地震後に書き加えられた能登半島北岸沖の海底活断層――反射断面による活断層認定の問題・・・・・・後藤秀昭・鈴木康弘 次号予告 表紙デザイン=佐藤篤司 1,760円 抱え込まない子育て 発達行動学からみる親子の葛藤 根ヶ山光一(著) 子どもは未熟で弱く,親が常に愛情を注ぎ育て上げなければいけない――.しかしそれだけでは,親は追い詰められてしまう.動物とヒトの行動を比較すると,親の資源を奪いながら自ら育つ,ヒトの子どもの強さがみえてくる.対立や衝突を繰り返しつつ,親も子も共に育つ調和した関係をどう築くか.発達行動学の知見から探る. 1,034円 昭和問答 田中優子(著)/松岡正剛(著) 昭和は,今この瞬間の私たちの立っている時空につながる.なぜ競争から降りられないのか,国にとっての独立・自立とは何か,人間にとっての自立とは何か.これらの難問に答えるべく,明治・大正から平成までを縦横に語りつつ,各々が昭和を知るための本も紹介する.好評『日本問答』『江戸問答』に続く第三弾. 1,232円 芦部憲法学 軌跡と今日的課題 高橋和之(編)/長谷部恭男(編) 芦部信喜の憲法研究とは何であったか.それは,戦禍の末生まれた憲法によって導入された違憲審査制を日本に根付かせる営みであり,平和主義・法の支配・自由主義等の価値を,政治,司法,国民に伝える不断の努力であった.生誕100年記念,芦部の研究の功績を評価し残された課題を共有する,憲法学者29名渾身の書き下ろし決定版! 10,560円 井上ひさしの憲法指南 井上ひさし(著) 「日本国憲法は世界史からの贈物,最高の傑作」と語る井上ひさし.常に憲法を軸に社会を見つめ,小説,戯曲,エッセイなどの作品を書き続けました.本書には,憲法の成り立ち,三原則,九条の精神などについて分かりやすく説いたエッセイ,講演録を収録.「日本国憲法って何だろう?」その答えがここにあります.解説=小森陽一 1,210円 岩波講座 世界歴史 第1巻 世界史とは何か 荒川正晴(編集委員)/大黒俊二(編集委員)/小川幸司(編集委員)/木畑洋一(編集委員)/冨谷至(編集委員)/中野聡(編集委員)/永原陽子(編集委員)/林佳世子(編集委員)/弘末雅士(編集委員)/安村直己(編集委員)/吉澤誠一郎(編集委員) 人類の過去の営みを叙述することが,どのように生まれ,変容し,人々にとって政治的・教育的にどのような意味をもってきたのかを概観する.とりわけ日本社会における「世界史」の展開を,専門家だけでない一般市民の歴史実践という観点から分析する.グローバル・ヒストリーやビッグ・ヒストリーの知見も取り入れた新しい「世界史」研究の全貌.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,520円 岩波講座 世界歴史 第3巻 ローマ帝国と西アジア 前3~7世紀 荒川正晴(編集委員)/大黒俊二(編集委員)/小川幸司(編集委員)/木畑洋一(編集委員)/冨谷至(編集委員)/中野聡(編集委員)/永原陽子(編集委員)/林佳世子(編集委員)/弘末雅士(編集委員)/安村直己(編集委員)/吉澤誠一郎(編集委員) ローマ帝国を「古典古代」「地中海世界」の視角から解き放ち,西アジアとの共時性やつながりを重視しつつ「帝国」としての実像を探究.両地域の双方向的な政治史はもちろん,都市や生活のあり方,被支配者やマイノリティの主体性,文化・世界観の多彩で選択的な「翻訳」,ユーラシア規模での経済活動の実態など,最新の知見で活写する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,520円 岩波講座 世界歴史 第2巻 古代西アジアとギリシア ~前1世紀 荒川正晴(編集委員)/大黒俊二(編集委員)/小川幸司(編集委員)/木畑洋一(編集委員)/冨谷至(編集委員)/中野聡(編集委員)/永原陽子(編集委員)/林佳世子(編集委員)/弘末雅士(編集委員)/安村直己(編集委員)/吉澤誠一郎(編集委員) 人間は狩猟採集や農耕牧畜,遊牧を通じてどのように社会経済活動を始め,そこから都市・国家・帝国の原型はいかに形成されていったのか.考古学の最新知見に基づき先史時代の実態を解明するとともに,西アジア・エジプト・ギリシアの諸地域を相互の影響関係に着目しつつ論じ,地中海から中近東にいたる古代世界の新たな像を提供する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,520円 岩波講座 世界歴史 第4巻 南アジアと東南アジア ~15世紀 荒川正晴(編集委員)/大黒俊二(編集委員)/小川幸司(編集委員)/木畑洋一(編集委員)/冨谷至(編集委員)/中野聡(編集委員)/永原陽子(編集委員)/林佳世子(編集委員)/弘末雅士(編集委員)/安村直己(編集委員)/吉澤誠一郎(編集委員) 山脈によって内陸アジアと隔てられ,陸では東アジア及び西アジアと,海洋では西方とつながる南アジア世界と東南アジア世界.初期国家の形成と諸帝国の盛衰,サンスクリット語・文化の伝播,インド化とマンダラ政体,ヴァルナ(カースト)制などを軸に,両者が緊密に交流しつつ独自の地域社会を形成する過程を包括的に提示する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,520円 インディアスの破壊をめぐる賠償義務論 十二の疑問に答える ラス・カサス(著)/染田秀藤(訳) スペインによる新世界の征服/支配の正当性を否定し,先住民インディオの自由と人権を訴えつづけたラス・カサス(1484-1566)最晩年の論策.新大陸で略奪行為を働いたすべてのスペイン人たちを糾弾し,先住民にたいする賠償義務の履行方法を具体的に提示する.当時のスペイン人植民地社会を震撼させた警世の書. 1,155円 オーロラ! 片岡龍峰(著) 人を虜にする神秘の光,オーロラ.その真の姿に迫る旅路に果てはない.あの光のエネルギーの源はどこか?悠然と動いているようで,実は目にも止まらぬ速さで瞬いている!?――ユニークな機材とともに極地に乗り込んだ気鋭の研究者が,現地での奮闘とともに最新の知見を熱く伝える,新機軸のオーロラ入門.[カラー8頁] 1,430円 1 ... 456 ... 168 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 5ページ目