岩波書店 3,382件 人気順 新着順 科学2023年4月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 植物にときめく! [体のしくみを緻密にさぐる] オジギソウのすばやい運動の謎・・・・・・真野弘明 寄生して生きる術──寄生植物の寄生メカニズム・・・・・・吉田聡子 虫こぶ形成メカニズムの謎は解かれつつある・・・・・・平野朋子 果樹からひもとく「植物の性」・・・・・・赤木剛士 どうやって「塩」を克服した?──海辺に生えるアズキの仲間たち・・・・・・内藤 健 食虫植物フクロユキノシタの「不良品」は何を語るか・・・・・・福島健児 [生きかたの妙にせまる] 朽ち木を食べる植物「腐生植物」の進化の道のり・・・・・・末次健司 チャルメルソウ・カンアオイ・マムシグサ──「ハエ」を操り繁栄した日本の固有植物たち・・・・・・奥山雄大 受精を遅らせる植物──2年成どんぐりの謎に迫る・・・・・・社川武徳・佐竹暁子 田んぼのイネの気持ちを知りたい──野外環境応答を遺伝子発現から網羅的にとらえる・・・・・・永野 惇 足元で起きる進化──都市と農地の雑草を比較する・・・・・・深野祐也 [巻頭エッセイ] 牧野富太郎と植物・・・・・・長谷部光泰 両手運動における非利き手に隠された能力・・・・・・野崎大地 嗅覚研究から見える脳のしくみ――個の命と種の命・・・・・・森 憲作・坂野 仁 [連載] 数学者の思案11 飛び級・・・・・・河東泰之 「アリス」から,さらに先へ1 ロボットに意識は宿るのか?・・・・・・土谷尚嗣・谷口忠大 3.11以後の科学リテラシー123・・・・・・牧野淳一郎 リュウグウのささやきを聴く8 生命の材料はどこから・・・・・・橘 省吾 これは「復興」ですか?73 「汚染水を海に流すな」・声をあげる漁師・・・・・・豊田直巳 オープンサイエンス事始め――科学データは誰のものか5 個人ゲノム解析がもたらすオープンサイエンス・・・・・・有田正規 [科学通信] 〈本の虫だより〉ハーマン・ポンツァー『運動しても痩せないのはなぜか』・・・・・・白石直人 次号予告 1,540円 あつまる細胞 体づくりの謎 竹市雅俊(著) 細胞は,自発的に「あつまって」私たちの体をつくる.いったんバラバラにしても,また集まる.でも条件を変えると,集まらない.なぜ・・・・・・!?素朴な疑問にはじまって,著者はついに細胞間接着分子「カドヘリン」を突き止め,体づくりのさらなる深みへ.絶え間ない謎解きのプロセスを緻密に追い,発生の妙へと読者をいざなう. 1,870円 石垣りん詩集 伊藤比呂美(編) 14歳で銀行に事務見習として就職し,定年まで家族の生活を一人で支えつづけた詩人,石垣りん.家と職場,生活と仕事の描写のうちに根源的な雄々しい力を潜ませた詩を書きつづけ,戦後の女性詩をリードした詩人のすべての詩業から,手書き原稿としてのみ遺された未発表詩や単行詩集未収録作品を含む,120篇を精選. 814円 ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作(著) ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年.核兵器の使用も懸念される非道で残酷な戦争を終結させる方法はあるのか.周辺国や大国をはじめとする国際社会,そして日本が果たすべき役割とは何か.隣国での現地調査を踏まえ,ベトナム,アフガニスタン,イラクなど第二次世界大戦後の各地の戦争・内戦を振り返りつつ模索する. 1,012円 映画は子どもをどう描いてきたか 佐藤忠男(著) 故・佐藤忠男が新聞や雑誌に書いた映画についての批評や論文のなかから,子どもや若者の描き方についてとくに興味を持って論じているものを著者自身が選び編んだものである.世界の子どもたちをとりまく環境や社会を考え,大人自身が自らをも顧みるような,映画から世界を丸ごと愛するために遺した一冊. 2,970円 オーウェルの薔薇 レベッカ・ソルニット(著)/川端康雄(訳)/ハーン小路恭子(訳) ジョージ・オーウェルが一九三六年に植えた薔薇の生き残りとの出会いから,見過ごされてきた彼の庭への情熱に光をあて,精神の源を探るソルニット.豊かな思索の旅は,オーウェルの人生とその時代から,化石燃料としての石炭,帝国主義や社会主義と自然,花と抵抗をめぐる考察,薔薇産業のルポ等を経て,未来への問いへと続く. 3,630円 夫と妻 永六輔(著) 西暦2000年を期して,六輔ワールド第2幕がいよいよ開幕! 〈もっと粋に生きなくちゃ〉-語録や対談〔中山千夏・辛淑玉〕,講演録のなかに,世の中の夫婦関係,男女関係の不思議さ,おもしろさが浮かび上がる.淡谷のり子さんの追悼講演には,著者だけが知るエピソードがふんだんに.〔『親と子』同時発売〕 858円 親と子 永六輔(著) 親が人生のなかで得た知恵を子どもに伝えるには? 〈お互い,本気で勝負しなければダメ〉-ラジオでリスナーと交流し,全国を訪ね歩いて考えてきたことを,おなじみ,紙上バラエティで.亡くなった母のこと,また,娘との対談など,著者の素顔もそこかしこに.同時発売の『夫と妻』とあわせ,人間関係のタテヨコを語る. 836円 「音楽の都」ウィーンの誕生 ジェラルド・グローマー(著) ウィーンはいかにして「音楽の都」になったのか.十八世紀後半のウィーンでは,宮廷や教会などによる支援,劇場の発展,音楽教育の普及と聴衆の拡大,演奏会や舞踏会の展開など,多彩な要素が相互に作用しながら,音楽文化が重層的かつ豊かに形成されていった.膨大な同時代の史資料を駆使して描かれる「音楽の都」の実像. 1,100円 拡散モデル データ生成技術の数理 岡野原大輔(著) テキストに対応する画像を生成する――従来は困難であった高次元のデータを創り出す生成モデルの技術が注目されている.現在,最高の性能を発揮し,画像・動画・音声・化合物の生成など,多様な応用が期待されているのが拡散モデルである.その数理の心から課題までを世界に先駆けて解説し,理論のさらなる発展を追究する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,520円 仰臥漫録 正岡子規(著) 「子規は死ぬ時に糸瓜の句を詠んで死んだ男である」.畏友の死について漱石はそう書いた.病の床から見える糸瓜棚.子規はその風情に己を重ね,昵懇の想いを寄せる.子規が死の直前まで折々に書きとめた日録.喜怒哀楽を筆に込め,命旦夕に迫る心境が誇張も虚飾もなく綴られる.直筆の素描画を天然色で掲載する改版/カラー版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 880円 原爆の子 広島の少年少女のうったえ 上 長田新(編) 一九四五年八月,広島・長崎に投下された原爆による災害は,史上かつてない惨事として,四十五年たった今日もなお深い爪あとをのこしている.自らも広島で被爆した編者が平和教育のために編集した広島の少年少女達の真率な原爆体験記は,エスペラントをはじめ十数カ国語に翻訳され,全世界に感銘をよんだ.希有の記録. 990円 シェフチェンコ詩集 藤井悦子(編訳) 「静けさにみちた世界 愛するふるさと/わたしのウクライナよ./母よ,あなたはなぜ/破壊され,滅びゆくのか.」理不尽な民族的抑圧への怒りと嘆きをうたい,ウクライナの国民的詩人と呼ばれるタラス・シェフチェンコ(1814-61).帝国ロシアに対する痛烈な批判,同郷人への訴え,弱者に寄せる限りない慈しみが胸に迫る一〇篇. 858円 重力と恩寵 シモーヌ・ヴェイユ(著)/冨原眞弓(訳) たとえこの身が汚泥となりはてようと,なにひとつ穢さずにいたい──絶え間なく人間を襲う不幸=重力と,重力によって自らの魂を低めざるをえない人間.善・美・意味から引きはがされた真空状態で,恩寵のみが穢れを免れる道を示す.戦火の中でも,究極の純粋さを志向したヴェイユの深い内省の書.その生の声を伝える雑記帳(カイエ)からの新校訂版. 1,243円 西洋書物史への扉 高宮利行(著) 中世の写字生,グーテンベルクをはじめとする印刷術の立役者,あるいは蒐集家,偽作者,伝統を守ろうとした改革者たち・・・・・・.いつの時代にも,書物を愛し,あたかも書物に愛されて生きているような人々がいた.巻物から冊子へ,音読から朗読へ,書物と人が織りなす世界を楽しみながら,壮大な迷宮を旅する.カラー口絵四ページ. 1,100円 占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色 佐藤洋一(著)/衣川太一(著) 七〇年以上前,占領下の日本において,アメリカ人によって無数のカラー写真が撮影され,いま,それらが続々と世に出てきている.「敗者」を撮ったそれらには,当時の人々,日常,風景が,驚くほどあざやかな色とともに焼き付けられている.目を奪われてはならない.そこから何が分かるのか? 資料として活用するには? 1,254円 伝言 永六輔(著) 「戦争は嫌でございます.親孝行ができませんし,何しろ散らかしますから」―これは新内の岡本文弥さんの言葉.伝えなければいけない言葉がある.そして言葉には伝え方がある.言葉の職人たる著者が,3年ぶりに紡ぎ出す六輔ワールド,いよいよパワーアップして,真摯にそして楽しく,智慧の言葉の数々を繰り広げる. 836円 読解力をきたえる英語名文30 行方昭夫(著) 英語力の基本は「読む力」.上達のコツは良い例題にくり返し取り組んで,日本語に訳してみることです.新聞コラムや心に響くエッセイ,あの小説の名シーンまで,この一冊で英語を読む力が身につく,とっておきの例文30題.和訳にチャレンジする生徒と先生の対話形式で,英文読解の基礎から応用までじっくり学べます. 880円 日本近・現代史研究入門 松沢裕作(編)/高嶋修一(編) 日本近代史・現代史の論文を書く,すべての初学者のために――.テーマの決めかた,史料について,調査の方法,目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を,論文執筆の作業フローに即して基本から解説.第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が,研究史と向き合うあなたを助けてくれる.必要なことは,この一冊で分かる! 3,960円 パサージュ論 五 ヴァルター・ベンヤミン(著)/今村仁司(訳)/三島憲一(訳)/大貫敦子(訳)/高橋順一(訳)/塚原史(訳)/細見和之(訳)/村岡晋一(訳)/山本尤(訳)/横張誠(訳)/與謝野文子(訳)/吉村和明(訳) 事物や歴史の中に眠り込んでいた夢の巨大な力を解放すること――それがベンヤミンのパサージュ・プロジェクトだった.「文学史,ユゴー」「無為」などの断章や,初期の草稿「土星の輪あるいは鉄骨建築」, 『パサージュ論』をめぐる書簡を収録.引用文献一覧,人名総索引を付す.全5巻完結. 1,177円 1 ... 424344 ... 170 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 43ページ目