岩波書店 3,382件 人気順 新着順 「定常経済」は可能だ! ハーマン・デイリー(著)/枝廣淳子(聞き手) いま私たちは,持続可能な「経済のあるべき姿」の再考を迫られている.なぜ現在の「成長経済」ではダメなのか,「定常経済」とは何か,どのように移行していけばよいのか――.2014年の「ブループラネット賞」受賞者である環境経済学の大家が,日本の環境ジャーナリストの問いに平易に答える,第一級の「定常経済」入門. 627円 定本 日本近代文学の起源 柄谷行人(著) 明治20年代文学における「近代」「文学」「作家」「自己」「表現」という近代文学の装置それ自体を豊かな構想力で再吟味した論考.文学が成立して思考の枠組みになる過程を精神史として描いた.「西洋の文学批評に根源的な衝撃を与えるだろう」(F.ジェイムソン)と評価された古典的名著を全面的に改稿した決定版. 1,672円 [電子書籍オリジナル版]自選谷川俊太郎詩集 英訳・朗読付き 谷川俊太郎(作者)/W.I.エリオット(訳者)/川村和夫(訳者)/西原克政(訳者)/H.ライト(訳者) ★朗読は、外部リンク先URLで再生されますので、ブラウザを備えた端末をご利用ください。 詩とは目で読むと同時に、耳で聴くもの???? 谷川俊太郎本人による朗読と、英詩としても鑑賞したい英語訳を収録 国民詩人、谷川俊太郎の幾千におよぶ全詩から、詩人自身が精選した199篇を収録。わらべうたや言葉あそびの詩、実存の不安や人生のよろこびをうたう詩、現実にない風景を幻視的なまなざしで描く長篇詩、教科書で読んだ馴染みのある詩、あるいは日本語芸術の極北を見つめる実験的な詩など、〈詩〉を多面体として鮮やかに切り出す、現代詩の巨人のエッセンス。 (1)日本語の原詩、(2)詩人本人による朗読、(3)英詩としても鑑賞したい英語訳で、オリジナルの日本語の詩を奥深くまで鑑賞できます。 [収録作] かなしみ 二十億光年の孤独 ネロ 愛 生きる ポエムアイ ごあいさつ 美しい夏の朝に 鳥羽1 これが私の優しさです 平和 かっぱ 父親は 芝生 一本胴 わかんない あなた 木綿私記 母を売りに さようなら 三つのイメージ ごちそうさま 理想的な詩の初歩的な説明 人を愛することの出来ぬ者も 誰にもせかされずに シャガールと木の葉 おばあちゃんとひろこ 自己紹介 さよならは仮のことば 少年12 ありがとう 臨死船 闇は光の母 ありがとうの深度 すきになると 等、合計199篇 4,180円 動物がくれる力 教育,福祉,そして人生 大塚敦子(著) 犬への読み聞かせは子どもを読書へ誘い,生きづらさを抱える子どもは傷ついた動物をケアする中で学ぶ.保護犬を育て直して若者は生き直し,補助犬は障害のある人の人生を切り拓く.高齢者は犬や猫と共に充実した最期の日々を過ごす.人間にとっての動物の存在を国内外で30年近く取材した著者が,未来に向けて綴る. 1,166円 トランスクリティーク カントとマルクス 柄谷行人(著) カントによってマルクスを読み,マルクスによってカントを読む.社会主義の倫理的根源を明らかにし,来るべき社会への実践を構想する本書は,絶えざる「移動」による視差の獲得とそこからなされる批評作業(トランスクリティーク)の見事な実践であり,各界に大きな衝撃を与えた.2003年英語版に基づき改訂. 1,870円 21世紀はどんな世界になるのか 国際情勢,科学技術,社会の「未来」を予測する 眞淳平(著) 科学技術の進歩や国際関係の変化によって,いま社会が大きく変わろうとしている.ロボットや再生医療,外国語を瞬時に翻訳する技術など身近な生活に直結する技術から,米中に続く経済大国はどこか,大規模戦争の可能性,温暖化の四つのシナリオなどグローバルな社会の変化まで,激変する近未来社会の姿を詳細なデータをもとに探ります. 968円 認知症のわたしから,10代のあなたへ さとうみき(著) 43歳の時に若年性認知症の診断を受け,いったん家に閉じこもったが,認知症当事者や支援者に出会い,変わっていく.障害のある息子の子育て経験からも培った「ひとりでは抱え込まない」を大切に,当事者・家族の相談,学校での講演など全国各地で活躍中.「いまの自分が一番好き」という著者の言葉に耳を傾けてみませんか.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,595円 根をもつこと 下 シモーヌ・ヴェイユ(著)/冨原眞弓(訳) 敗戦で根こぎとなったフランス,ヴェイユはそこに歴史の失敗と世界の変革の可能性を見た.不幸のどん底にある今こそ,国をかたどる真の霊感を鍛えるとき.一切の力の崇拝を拒み,美と正義と真理が一致する唯一無二の善を選ばねばならない.まったき従順のうちに世界は燦然と輝く――〈弱さの聖性〉という逆説に立脚する世界の構想.(全二冊完結) 1,067円 まちがえる脳 櫻井芳雄(著) 人はまちがえる.それは,どんなにがんばっても,脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから.しかし脳がまちがえるからこそ,わたしたちは新たなアイデアを創造し,高次機能を実現し,損傷から回復する.そのような脳の実態と特性を,最新の研究成果をふまえて解説.心とは何か,人間とは何かに迫る. 1,034円 真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球 玉木正之(編)/小林信也(編) 真夏の風物詩,国民的行事として親しまれる夏の甲子園大会.だが,甲子園に出ることだけが野球の全てだろうか? 野球をする喜びを球児から奪ってしまう高校野球の現状と,その打開策について,野球をこよなく愛する二人が敢えて直言する.高校生による,高校生のための野球を実現するために,私たちにできることとは? 748円 優しいコミュニケーション 「思いやり」の言語学 村田和代(著) ビジネス会議ではなぜ雑談が大事? 会話での相づちにはどんな意味が? 大勢での話し合いをまとめる秘訣は?ーー日常の会話やビジネス会議,リスクコミュニケーションといった話し合いを,社会言語学の観点から具体的に分析してみると,「人に優しい話し方・聞き方」がどんなものか見えてくる! 1,034円 沖縄ノート 大江健三郎 米軍の核兵器をふくむ前進基地として、朝鮮戦争からベトナム戦争にいたる持続した戦争の現場に、日本および日本人から放置されつづけてきた沖縄。そこで人びとが進めてきた苦渋にみちたたたかい。沖縄をくり返し訪れることによって、著者は、本土とは何か、日本人とは何かを見つめ、われわれにとっての戦後民主主義を根本的に問いなおす。 902円 科学2023年5月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 匂いとフェロモンの科学 フェロモン遺伝子の進化――血と毒から異性を誘惑するフェロモンができた!?・・・・・・新村芳人 あらゆる脊椎動物が共有するフェロモン受容体・・・・・・二階堂雅人 匂いの感じ方に個人差が生まれる要因――受容体遺伝子の多型と分子拮抗作用・・・・・・福谷洋介・松波宏明 匂いをデジタル化する・・・・・・伊地知千織・井原悠介 ネコのマタタビ行動・・・・・・宮崎雅雄・上野山怜子・西川俊夫 植物の匂いが担う生物間コミュニケーション・・・・・・有村源一郎 新型コロナウィルス感染症による嗅覚障害・・・・・・近藤健二 昆虫の嗅覚受容体を利用した匂いセンサ・・・・・・櫻井健志・祐川侑司・光野秀文 昆虫触角を搭載したバイオハイブリッドドローンによる匂い源探索・・・・・・照月大悟 人のニオイの好みはどのように形成されるのか・・・・・・小川 緑 [巻頭エッセイ] 複雑化する社会的課題の解決に向けて・・・・・・大島まり ChatGPTは何をもたらすか?・・・・・・東中竜一郎 深海のトップ・プレデターを探る――ヨコヅナイワシの発見・・・・・・藤原義弘 精子のバトンを手渡す風変わりな交尾――イカ・タコの繁殖とそのバリエーション・・・・・・佐藤成祥 [連載] 数学者の思案12 数学研究と年齢・・・・・・河東泰之 研究者,生活を語る4 仕事も暮らしも楽しくまわす・・・・・・丸山美帆子 これは「復興」ですか?74 「土壌貯蔵施設等」と「除去土壌一時保管場所」・・・・・・豊田直巳 リュウグウのささやきを聴く9 星のゆりかごから地球まで・・・・・・橘 省吾 3.11以後の科学リテラシー124・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] ステルスオミクロン:PCR検査で検出できない新型コロナウイルス変異株の解析・・・・・・川上浩一・白木知也・森 秀治・森 秀夫・吉多仁子 ITサステナビリティに与える宇宙の影響・・・・・・小林大輔 次号予告 1,540円 ヒロシマ・ノート 大江健三郎 広島の悲劇は過去のものではない。一九六三年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。 946円 アジアに共に歩む人がいる ヒ素汚染にいどむ 川原一之(著) 1970年代はじめ,宮崎県土呂久の慢性ヒ素中毒症の責任追及と患者救済運動のために新聞記者をやめた著者は,ヒ素汚染に苦しむアジア各地からの要請に応えて海を渡る.そして,タイ,インド,バングラデシュ等でのNGO活動は,研究者,技術者をまきこみ,現地の人びとと手を携えて,貧困と環境問題に取り組んでいく. 1,034円 アリストテレスの哲学 中畑正志(著) 思想界では近年一段と脚光を浴びる一方で,一般には時代遅れのイメージが付きまとうアリストテレス.本書はこの懸隔に架橋すべく,彼が創出した<探究と知の方法>を示したうえで,人間,社会,自然を貫く議論の全体像と核心を明らかにする.現代人の疑問や違和感に向き合いながら,「いまを生きる哲学者」としての姿を描き出す入門書. 1,166円 生きもの地図をつくろう 浜口哲一(著) 地球環境問題に関心があって自分でも何かしてみたい.そんな人にぴったりなのが生きもの地図づくりです.誰でも気軽に取り組めて,春はタンポポ,夏はカエル,秋は虫,冬は鳥と,一年中できるのも魅力.何より自分の街の自然に親しめるようになります.身近な生きものの様子から,環境の変化を読み取る方法を身につけよう. 814円 宇宙の化学 プリズムで読み解く物質進化 羽馬哲也(著) 太古から人々は,水滴や水晶のプリズムを通った太陽光が波長によって分かれる様子を虹という現象を介して目撃していた.この古くから知られる「分光」が,太陽そして太陽系全体が何でできているのか,宇宙全体がどのようにしてできたかを教えてくれる.さまざまな分野と結びついて発展してきた宇宙の化学が解き明かす物質進化の物語. 1,760円 ウンベルト・エーコ 小説の森散策 和田忠彦(訳) 作家であり記号論学者である著者が,読者は小説をいかに読むべきか,作者は読者にどうよんでほしいと願っているのかを,記号論の概念を駆使してユーモアをまじえつつ解説する,ハーヴァード大学ノートン詩学講義(1992─93)の記録.フィクションとは一体何なのか? 虚構の森(=小説)を散策する楽しみはどこにあるのか? 1,012円 開高健短篇選 大岡玲(編) ノンフィクションや釣魚紀行など様々な分野に多芸多才ぶりを発揮した作家,開高健(1930―89).その創作の原点である短篇を,文庫としてはこれまでにない規模で精選・収録.デビュー作,芥川賞受賞作から,ヴェトナムでの戦場体験や阿片吸引をモチーフにした中期の傑作をへて,死の直前に書き遺された絶筆まで,作家の生涯を一望する全十一篇. 1,166円 1 ... 404142 ... 170 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 41ページ目