岩波書店 3,382件 人気順 新着順 科学2023年8月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 動物の社会的情動 動物の社会的情動・・・・・・菊水健史 イヌの社会的情動とヒトとの共生・・・・・・永澤美保 ネコのまばたきの社会的な役割・・・・・・子安ひかり 豊かな情動をやりとりするウマ――仲間を思いやり,嫉妬もする・・・・・・瀧本(猪瀬)彩加 霊長類の共感性と社会的情動・・・・・・山本真也・クリステン リン ラット・マウスの社会的情動・・・・・・尾仲達史 空飛ぶ情動――カラスの社会における個体間の反発と親和・・・・・・伊澤栄一 ニワトリの社会的情動――攻撃性の消失の解明から家畜化の起源の探索へ・・・・・・新村 毅 [巻頭エッセイ] ファーブルの視点・・・・・・奥本大三郎 光ビームを用いる無線給電――小型端末からドローンや電気自動車への移動中給電を目指して・・・・・・宮本智之 あらゆるものを折りで実現する・・・・・・舘 知宏 ポスト・ムーア時代のスパコン2 演算性能の向上は限界に近づいているのか・・・・・・牧野淳一郎 [新連載] ナナメから見る物理学1 鏡の世界が左右反対なのはなぜか・・・・・・村田次郎 [連載] 3.11以後の科学リテラシー127・・・・・・牧野淳一郎 研究者,生活を語る7 「逆転」生活からみた世界・・・・・・佐田亜衣子 数学者の思案15 難しい試験・難しい授業・・・・・・河東泰之 リュウグウのささやきを聴く12 ジッコさんの記憶・・・・・・橘 省吾 これは「復興」ですか?77 防護服が示す「ふるさと」の実態・・・・・・豊田直巳 [科学通信] 台風を脅威の存在から恵に――タイフーンショット計画・・・・・・筆保弘徳 1,540円 軍事力で平和は守れるのか 歴史から考える 南塚信吾(著)/油井大三郎(著)/木畑洋一(著)/山田朗(著) 世界中で高まる防衛力強化への潮流は,本当に戦争の抑止につながるのだろうか.戦争・軍事,そして平和をめぐる人類の百余年の営みはどのようなものだったのか.近現代世界・日本の戦争から軍事力がもった意味を問い直し,平和への教訓を探る.これからの日本と東アジアについて,自分たちが考えていくための土台を提示する 2,530円 大泉黒石 わが故郷は世界文学 四方田犬彦(著) 「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家,大泉黒石.ロシア人を父に持ち,複数語に堪能なコスモポリタンだった.『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが,才能を妬まれ,虚言家だと罵られ文壇追放,忘れられた作家となる.国家も民族も飛び越え,人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が,今,蘇る. 2,750円 カラー版 名画を見る眼 印象派からピカソまで II 高階秀爾(著) 本書は,西洋美術鑑賞の懇切な手引きとして好評の『名画を見る眼』のカラー版である.モネに始まる近代の名画14点,そして同時に鑑賞したい絵画を多数収載.題材や技術だけでなく歴史的・思想的背景,くわえて画家の個性が感じられるエピソードを交えながら解説した.刊行より半世紀を超え,著者監修の決定版をお届けする. 1,364円 源氏物語 (一) 桐壺―末摘花 柳井滋(校注)/室伏信助(校注)/大朝雄二(校注)/鈴木日出男(校注)/藤井貞和(校注)/今西祐一郎(校注)/今井久代(編集協力)/陣野英則(編集協力)/松岡智之(編集協力)/田村隆(編集協力) 皇子に生まれ,幼くして母を亡くし,位人臣を極めた光源氏.その数多の恋愛を軸に,平安貴族の華やかで翳りある世界を描き尽くした,世界最古の長編物語の一つ.新日本古典文学大系版の厳密な考証に基づく全五四帖の原文に,最新の学術成果を盛り込んだ注解・補訳を付す.本冊には,桐壺から末摘花までの六帖を収録.(全九冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,584円 源氏物語 (三) 澪標-少女 柳井滋(校注)/室伏信助(校注)/大朝雄二(校注)/鈴木日出男(校注)/藤井貞和(校注)/今西祐一郎(校注)/今井久代(編集協力)/陣野英則(編集協力)/松岡智之(編集協力)/田村隆(編集協力) みをつくし恋ふるしるしに──.明石から帰京した源氏は,公私ともに充実の時を迎える.内大臣に昇進,明石君には待望の女児誕生,広壮な私邸を造営し,末摘花や花散里を迎える.その栄華に唯一影を落とすのが藤壺とのかつての恋….精密な原文に,最新の学術成果を盛り込んだ注解,原文でも読みやすいと好評の源氏物語.(全九冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,452円 源氏物語 (二) 紅葉賀-明石 柳井滋(校注)/室伏信助(校注)/大朝雄二(校注)/鈴木日出男(校注)/藤井貞和(校注)/今西祐一郎(校注)/今井久代(編集協力)/陣野英則(編集協力)/松岡智之(編集協力)/田村隆(編集協力) 朧月夜に似るものぞなき--政敵の娘との密会が発覚し,須磨・明石へと流れてゆく光源氏・・・・・・.六条御息所の生き霊に命を奪われる葵上,新枕を交わす紫上など,優美な女君との恋愛模様が織りなされる紅葉賀から明石までの七帖.新日本古典文学大系版による精密な原文に,最新の成果を盛り込む注解と補訳. (全9冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,452円 史上最悪の介護保険改定?! 上野千鶴子(編)/樋口恵子(編) 自己負担が原則2割に? 要介護1・2を介護保険から外す? ケアプランが有料化? 福祉用具が買い取りに? 「史上最悪」とも言える介護保険改定案をケアの専門家たちが徹底批判.深刻化する人手不足や低賃金といった現場の実情,コロナ禍での苦闘を含め,2000年の制度開始以来切り崩され続けてきた介護保険の現実を伝える. 858円 10代の悩みに効くマンガ,あります! トミヤマユキコ(著) 10代は楽しいことも多い一方で,友達や親との関係にモヤモヤしたり,進路や将来をあれこれ考えたり,見た目やSNSに神経を使ったりとけっこう大変! そんな悩み多き10代を,多種多様なマンガを通してお助けします.読めばすべて解決!とまではいかなくても,萎縮したこころとからだがふわっと軽くなること間違いなしの一冊. 1,056円 新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く! 島野智之(編著)/脇司(編著) 発見の裏には,たくさんのドラマがある! 子どもの頃から追い求めて,偶然見かけて――ちょっとした疑問が,深い探究へとつながっていく.舞台は身近な環境から遠く危険な未踏の地まで.虫,魚,貝,鳥,植物,菌など未知の生物との出会いにワクワクしながら,研究者たちの歩みを追体験.分類学の基礎も楽しく身につく,濃厚な入門書. 1,232円 世界史とは何か 「歴史実践」のために 小川幸司(著) 教員七年目,松本サリン事件の現場から近い県下屈指の名門高に転勤した著者が生徒たちと模索した教育実践,歴史総合の授業を充実させるための作戦(方法)を経て,学習指導要領の内容とはかなり異なる授業プラン,「世界史の学び方一〇のテーゼ」まで.国民国家とは何かを掘り下げ,世界史とは何かを探究し,自分を磨く特別授業. 1,100円 哲学がわかる 懐疑論 パラドクスから生き方へ ダンカン・プリチャード(著)/横路佳幸(訳) 真理と正しさへの関心が失われると,懐疑はたちまち過激となり,相対主義へと姿を変える.フェイクニュース,陰謀論・・・・・・,危機の時代と言われる今だからこそ,正しく疑う実践の技を身につけよう.「これぞ!哲学」と唸らせるような説得力ある議論とともに,一人ひとりが懐疑の本質を心得たうえで自信を持って生きること,謙虚に生きていくことの大切さを伝える. 2,200円 東京が燃えた日 戦争と中学生 早乙女勝元(著) 四十余年前,東京はアメリカ軍の爆撃で全市街の半分以上が焼け,十何万人もの人命が失われました.他の主だった都市も同様に爆撃を受けました.当時,中学生だった早乙女さんは,恐ろしかった空襲の夜を想い起こし,克明に資料を集め,生き残った人々の話を聴きなどして,東京が燃えた日々をくわしく再現しました. 946円 ドキュメント 平成政治史 1 崩壊する55年体制 後藤謙次(著) 昭和から平成へと変わった1989(平成元)年は,消費税の導入とリクルート事件で幕を開けた.それを契機に高まった政治不信のうねりは,やがて自民党長期一党支配を終焉させ,小選挙区制の導入を柱とする“政治改革”をもたらすに至るが・・・・・・.竹下登内閣から橋本龍太郎内閣までを描く. 2,530円 ドキュメント 平成政治史 3 幻滅の政権交代 後藤謙次(著) 迷走する自民党政権を倒し,ついに政権交代を果たした民主党.だが,政権に就いて間もなく党内対立が激化する.東日本大震災で日本が危機的状況を迎えるなか,小沢一郎対菅直人,野田佳彦に,自民党も介入して繰り広げられた権力闘争の結末は・・・・・・.政界ノンフィクションの金字塔がここに完成. 3,080円 ドキュメント 平成政治史 2 小泉劇場の時代 後藤謙次(著) 「自民党をぶっ壊す」――.急逝により終焉を迎えた小渕内閣,不人気で退陣に追い込まれた森内閣に代わって登場した小泉政権はこれまでの日本の政治・社会のあり方を大きく変えた.橋本派を標的にした政敵つぶしの手法,格差を生んだ規制改革,ワンフレーズ・ポリティクスなど,その軌跡と功罪をつぶさに検証する. 2,530円 脳がゾクゾクする不思議 ASMRを科学する 仲谷正史(著)/山田真司(著)/近藤洋史(著) 耳元である音がするとゾクゾク,ゾワゾワ,ウズウズしてしまう・・・・・・.ASMRとよばれるこの感覚・反応は,ハマる人が続出して人気を博す一方,そのメカニズムや効果は科学的に不明で,実在を疑う声すらある.そんなASMRを真面目に科学しようと,3人の研究者がそれぞれの専門領域からこの不可思議な生理現象を掘り下げる. 1,540円 柳宗悦 「複合の美」の思想 中見真理(著) 民芸運動の創始者として知られる柳宗悦.その生涯は,政治経済的弱者やマイノリティに対する温かい眼差しで一貫している.それはどのような考えからきたのだろうか? それは,「世界は単色ではありえない」という確信に由来するのではないか.文化の多様性と互いの学び,非暴力を重視し続けた平和思想家としての柳を浮彫りにする. 1,056円 読み書きの日本史 八鍬友広(著) 私たちが日々実践している文字による言語活動は,長い時をへて形づくられてきたものだ.古代における漢字の受容から,往来物による学びの時代へ.近世の文字文化の多様な展開から,近代学校の成立へ.──世界の事例にも目くばりしながら,識字の社会的意味を広くとらえ,今も揺らぎのなかにあるリテラシーの歩みを描く. 1,166円 ラ・カテドラルでの対話 (下) バルガス=リョサ(作)/旦敬介(訳) 独裁者の大統領,将軍,公安のトップ,利権をむさぼる政商――.権力の中枢にいる人物から社会の最底辺で苦しむ人びとまで,多彩な登場人物を通して,軍事独裁政権下ペルーの陰鬱な政治的・社会的歴史を再現する.ノーベル賞作家が実験的手法を縦横無尽に駆使して物語性豊かに描く,現代ラテンアメリカ文学の傑作.(全二冊完結) 1,386円 1 ... 373839 ... 170 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 38ページ目