岩波書店 3,345件 人気順 新着順 人間晩年図巻 1995-99年 関川夏央(著) 山田風太郎『人間臨終図巻』の衣鉢を継ぐ新たな「図巻」が誕生.一九九〇年代を舞台に,世界的スターから市井の人まで,悲喜こもごもの晩年を匠の筆で描き出す.あの人はどんな晩年を送ったのか? 彼らが世を去った90年代とはいかなる時代だったのか? 本書には渥美清,ダイアナ元妃,司馬遼太郎,伊丹十三,城達也らを収録. 2,420円 人間晩年図巻 2000―03年 関川夏央(著) 同時代人への哀惜をこめ,感傷に流れず過去を検証する.著者畢生の「晩年図巻」シリーズ待望の続編は,〈ミレニアム〉に湧き立った二〇〇〇年から,誰もが言葉を失った二〇一一年三月一一日まで,平成中期に世を去った八〇人の晩年を描き出す.本巻には元祖『人間臨終図巻』の山田風太郎,古今亭志ん朝,張学良,ナンシー関らを収録. 2,090円 人間晩年図巻 2008―11年3月11日 関川夏央(著) 「ままへ いきてるといいね おげんきですか」.東日本大震災を生き延びた少女は,母親への手紙にそう記した――.未曽有の災害がもたらした別れの哀切と生の尊さが滲む「昆愛海ちゃんのママ」を掉尾に,“晩年四十五年”を生きたサリンジャー,“デイ・ドリーム・ビリーバー”忌野清志郎,“旅先の人”佐野洋子ら二十八人を収録. 2,090円 人間晩年図巻 2004―07年 関川夏央(著) 「二〇〇〇年代編」中巻にあたる本書には,吉村昭,杉浦日向子,フランソワーズ・サガン,仰木彬,岡田史子ら二十六人を収録.「いつが“晩年″なのか本人にはわからない.死んだらわかる.それまでは他人の“晩年″を読んで,たのしくお過ごしになられるのがよい」(著者より). 2,090円 パースの宇宙論 伊藤邦武(著) パースの知られざる宇宙生成の哲学.機械論的世界観を超え,現代の宇宙論に接近するその宇宙の描像を,論理学的・数学的探究と詩的・宗教的想像力の両面から立体的に再構成する.進化論的で多宇宙論的なヴィジョンに結晶した最も美しい算術のシステムへの憧れ──「早すぎた」知性の夢を追う. 3,080円 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る アフガンとの約束 中村哲(著)/澤地久枝(聞き手) 一九八四年に医療援助活動を開始してから二〇一九年に凶弾に倒れるまで,戦乱と劣悪な自然環境に苦しむアフガンの地で,人々の命を救うべく身命を賭して活動を続けた中村哲医師.良き聞き手を得て,自らの個人史的背景とともに,熱い思いを語った肉声の記録,待望の文庫化.遺志を受け継ぐ現地スタッフのメッセージを収録. 1,078円 ヘーゲルにおける理性・国家・歴史 権左武志(著) 1970年代以降,従来未公刊であったヘーゲルの草稿や講義録が続々と出版され,ヘーゲル哲学の研究は画期的な進展を見せている.著者はそれらドイツでの研究動向を踏まえつつ,とくに歴史哲学と法哲学(国家論)に焦点を絞って緻密な発展史的読解を展開,従来のヘーゲル政治思想像を大胆に書き換えるにいたった.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 8,800円 ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版 梨木香歩(著) 非常時というかけ声のもと,同調圧力が強まるなかで,この社会の「育む力」は失われつつあるのかもしれません.自分自身で考え,行動しようとする若い人たちと,かれらを取り巻く大人たち.誰もが自分のなかの埋もれた「リーダー」を掘り起こし,「育む力」を育むには・・・・・・.村ぐるみの選挙不正を告発した一人の少女をめぐるエッセイを新たに増補.(解説=若松英輔) 880円 満蒙開拓団 国策の虜囚 加藤聖文(著) 満洲事変を契機として計画された日本各地からの農業移民は,日中戦争の本格化に伴い,陸軍主導の強力な国策となり,青少年までもが満蒙開拓青少年義勇軍として送り込まれた.開拓先で中国人農民の反発を受けながらの厳しい生活,そして敗戦がもたらした悲劇は今なお終わっていない.移民の計画から終局までの全歴史を辿る初の通史. 1,672円 万葉集(五) 佐竹昭広(校注)/山田英雄(校注)/工藤力男(校注)/大谷雅夫(校注)/山崎福之(校注) うらうらに照れる春日(はるひ)にひばり上がり心悲(がな)しもひとりし思へば――雄略天皇の素朴な求婚の歌に始まった万葉集は,大伴家持のこの春愁の歌に到達し,やがて家持の元日賀歌「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」で幕を閉じる.他に越中布施湖遊覧の歌,防人歌など,巻十八~二十の485首.全歌,訳・注付.[全5冊完結]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,386円 万葉集(四) 佐竹昭広(校注)/山田英雄(校注)/工藤力男(校注)/大谷雅夫(校注)/山崎福之(校注) 多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだかなしき──いつの世も変わらぬ人の心を伝える万葉の歌群.本冊には,東国の素朴な恋の歌,遣新羅使の旅の歌,引き離された男女の激情,昔の恋の物語と戯笑の歌,越中に赴任した大伴家持の歌など,巻十三─十七の多彩な約七四〇首を掲載.全歌,現代語訳・注釈付.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,276円 ミケランジェロの手紙 杉浦明平(訳) 巨匠ミケランジェロは筆忠実だった.現存の528通には,親族間の争い,権力との確執,休む間もない創造の闘いが語られ,ルネサンス人の複雑な内面を余すところなく伝える.この全書簡集の翻訳に杉浦明平は60年をかけた.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 16,500円 民族とナショナリズム アーネスト・ゲルナー(著)/加藤節(監訳) 近代世界の形成に大きな役割を果たしながら,これまで十分理解されてこなかった民族問題.「ナショナリズムとは何か」という難問に,英国哲学界の巨人ゲルナーが,政治社会学,社会人類学などの該博な知識を駆使して解明を試みる.「第1級のナショナリズム研究書」と高く評価されてきた名著,待望の全訳.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 2,970円 モーロク俳句ますます盛ん 俳句百年の遊び 坪内稔典(著) 俳句は平易に愉しむもの.身近なことばを広げるもの.お金をかけずにつくるもの.仲間といっしょに笑うもの.不真面目に遊んですますもの.気軽なモーロク程度がちょうどいい! 俳句作法,俳句の歴史,今日的俳句まで,ネンテン先生が,俳句について来し方を振りかえり,行く末を喝破する,軽妙ナルホド評論・エッセー集. 2,420円 木簡・竹簡の語る中国古代 増補新版 書記の文化史 冨谷至(著) 古代の人びとは文字をどのように使いこなしたのか.文書行政は漢帝国の支配システムにいかに組み込まれていたのか.甲骨文・金文・石刻などの媒体も視野に入れながら,竹簡・木簡から紙の時代へ,中国古代の書記文化の多様な展開を提示する.文字の文化史,書物の文化史を学ぶうえで必読の書.好評の旧著に新稿2篇を増補.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 3,300円 歴史学入門 新版 福井憲彦(著) 歴史を学ぼうとするすべての人のための「史学概論」.社会史がきりひらいた問題意識をふまえつつ,史料論,地域とネットワーク,身体性と心性,家族とソシアビリテ,記憶と表象など,現代歴史学の考え方を明快かつ綜合的に読み解く.読みつがれてきた旧版に「宗教」と「ジェンダー」の二章を加え一四章構成とした全面改訂版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 2,200円 ローラ・ディーンにふりまわされてる マリコ・タマキ(作)/ローズマリー・ヴァレロ・オコーネル(画)/三辺律子(訳) フレディは17歳.人気者だけど軽薄な同性の恋人ローラ・ディーンから別れを告げられたのは,今回で3度目.そのたびに大泣きして騒いで,でもいつも,気づけばヨリを戻してる・・・・・・.ハードな恋の痛みを切実に描き,自尊心と依存の問題に切りこんだパワフルなグラフィック・ノベル.米国で数多の賞に輝いた傑作,待望の邦訳.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 2,750円 高校入試に英語スピーキングテスト? 東京都の先行事例を徹底検証 大津由紀雄(編)/南風原朝和(編) 2022年11月に実施され,都立高校の入学者選抜の資料として利用された「ESAT-J」(東京都の英語スピーキングテスト)にはさまざまな問題点が指摘されている.今後の改善レベルにとどまらないこのテストとその入試への利用が孕む深刻な欠陥を検証し,全国で同種のテストが導入されることの危うさを訴える. 748円 科学2023年11月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 新しい恐竜学 脳から迫る恐竜の進化・・・・・・河部壮一郎 骨の内部構造を読み解く・・・・・・千葉謙太郎 歯のマイクロウェア解析で恐竜の食性を読み解く・・・・・・久保 泰・久保麦野・ダニエラ ウィンクラー 恐竜の“誕生”・・・・・・小林快次・田中康平 胚発生を読み解く・・・・・・平沢達矢 恐竜の初期進化を読み解く──分岐パターンをめぐる新たな議論・・・・・・對比地孝亘 大量絶滅を読み解く・・・・・・真鍋 真 [巻頭エッセイ] 「学問の自由」を守る喧噪──学術会議問題のこれから・・・・・・隠岐さや香 花を「デザイン」することは可能か──イメージをかたちづくる・・・・・・切江志龍 [チューリング賞2022] イーサネットの発明・標準化・商用化・・・・・・相田 仁 [連載] 数学者の思案18 プレプリントサーバー・・・・・・河東泰之 「アリス」から,さらに先へ2 言葉と心のはじまり・・・・・・岡ノ谷一夫・谷口忠大 3.11以後の科学リテラシー130・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 〈リレーエッセイ〉生成AI,どうですか?1 得意・不得意と生成AI・・・・・・トム・ガリー 宇宙の謎に新たに挑むユークリッド衛星・・・・・・大栗真宗 みんなで翻刻──歴史災害史料のシチズンサイエンス・・・・・・橋本雄太・加納靖之 〈本の虫だより〉ジューディア・パール,ダナ・マッケンジー『因果推論の科学』・・・・・・白石直人 『岩波 数学公式I, II, III』の生い立ち・・・・・・一松 信 次号予告/お知らせ 1,540円 岩波書店創業110年 単行本110点配信目録 8~10月配信分 株式会社岩波書店(著) 今年8月、岩波書店は創業110年を迎えました。これを機に、主として21世紀に刊行された単行本から、読売文学賞、大佛次郎賞、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞などの受賞作や、読者から多くの支持を受けた話題作110点を精選し、電子書籍化いたします。本目録には8~9月配信の書目を掲載いたしました。いずれも末永く読み継がれてほしい名著です。ぜひ、ご注目ください。 無料 1 ... 272829 ... 168 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 28ページ目