岩波書店 3,343件 人気順 新着順 ロウソクの科学 ファラデー著/竹内敬人訳 一本のロウソクに火を点(とも)せば,深遠な科学の世界への扉が開く.製本工から夢を叶え,偉大な科学者になったファラデー(1791-1867)が,もっとも愛した聴衆――少年少女に語りかけ,実験をくりひろげる名講義.世界中で愛読されてきた本書は今なお科学の精神を生き生きと伝える.現代の読者のために詳細な訳注を付す.(新訳) 660円 若きウェルテルの悩み ゲーテ作/竹山道雄訳 親友のいいなずけロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いたこの書簡体小説には,若きゲーテが味わった青春の情感と陶酔,不安と絶望が類まれな抒情の言葉をもって吐露されている.晩年,詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら,その人は不幸だ」と語った. 594円 日本語雑記帳 田中章夫 父親の呼称が,おとっつぁんからおとうさんへ変ったのはいつごろか? 明治36年,最初の国定教科書が「おとうさん」を採用したのが,そのきっかけだった.しあさって・やのあさって等地域によって意味が異なる言葉,多彩な方言,遷り変る敬語,呼びかけのコトバ,昭和の言葉など,さまざまな話題を取り上げるヨモヤマ話集. 880円 英語で話すヒント 小松達也 「まず日本語で考える」「単語は全部聞き取れなくてよい」「発音よりリズム」「〈最寄り訳〉の発想で」「文学作品を楽しむべし」──.海外在住経験がないというあなたも諦めることはありません.日本語を生かす通訳者の英語術には,大人の学習者にこそ役立つヒントが満載.〈使える英語力〉を身につけるために,必読の一冊! 770円 語源でふやそう英単語 小池直己 英単語をおぼえるのは大変ですね.aではじまる語からおぼえようとしたけれど,aの最後までも進まなかった.そんな経験をした人も多いでしょう.そこで,語源という整理ボックスに入れて,まとめておぼえていこう――というのが本書の提案です.英文読解で新しい単語に出くわしても,語源から意味を連想できる力もつきます. 924円 政権交代とは何だったのか 山口二郎 政権交代直後の期待感は,すぐさま幻滅へと変わり,いまや政党政治に対する忌避感すら拡がっている.なぜ政治主導で「生活第一」への政策転換を進めることに失敗したのか.この二年間の軌跡をたどりながら,政策形成のあり方,政と官の関係,国会政治の形などから民主党政権の成否を検証.大震災後の民主政治の課題を考える. 880円 宇宙から学ぶ 毛利 衛 地球のこと,生命のこと,そして人類のこと.宇宙は私にさまざまなことを教えてくれた.二度の宇宙飛行を通して育んだ,著者独自の新しいものの見方・考え方.それが,ユニバソロジである.激変する地球環境の下,40億年におよぶ「生命のつながり」を絶やさぬために,地球生命として生きる道について語る. 770円 原発のコスト 大島堅一 原発の発電コストは他と比べて安いと言われてきたが,本当なのか.立地対策費や使用済み燃料の処分費用,それに事故時の莫大な賠償などを考えると,原子力が経済的に成り立たないのはもはや明らかだ.原発の社会的コストを考察し,節電と再生可能エネルギーの普及によって脱原発を進めることの合理性を説得的に訴える. 836円 震災と情報 徳田 雄洋 届かない警報,つながらない電話,公式発表を繰り返す大手メディア…….危険は迫っているのか,いないのか? 震災発生後,私たちはいくつかの情報空白に遭遇してきた.危機を生きるために必要な情報と知識は何か.有効な情報手段はどのようなものであったか.3月11日東日本大震災発生からの六ヶ月を検証する. 770円 原発訴訟 海渡雄一 原発の建設・運転を止めるため,国や電力会社を相手に闘ってきた原発訴訟.原告勝利のもんじゅ控訴審や,係争中の浜岡原発訴訟など,30年間にわたり訴訟を手がけている弁護士が,その全体像について解説.原発労災の実態や,福島原発事故後のADR(裁判外紛争解決手続き)についても説明する. 902円 四国遍路 辰濃和男 四国88カ所.金剛杖を手に,1400キロをひたすら歩く.土地の人から受ける「お接待」が心にしみる.-人はなぜ四国をめざすのだろうか.いま,ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ.人々と出会い,自然の厳しさに打たれつつ歩む巡礼行を,心に浮かぶ名句,名歌を散りばめて綴る連作エッセイ. 880円 重い障害を生きるということ 高谷 清 曲がった手足は意志とは無関係に緊張し,呼吸も思うにまかせない.はっきりした意識もないかに見える――こうした重い障害をもって生きる人がいる.彼らに世界はどう見えているのだろう.生きがいや喜びは何なのだろう.長年重症心身障害児施設に勤務する医師が,彼らの日常を細やかに捉え,人が生きるということ,その生を保障する社会について語る. 770円 日本のデザイン 原研哉 まさしく歴史的な転換点に立つ日本.大震災を経て,とりわけ経済・文化活動のあらゆる側面において根本的な変更をせまられる今,この国に必要な「資源」とは何か? マネーではなく,美を,幸福を,誇りを得るために,立ち戻るべきは「感受性」である──.つねに「ものづくり」の最先端をリードしてきた著者が,未来への構想を提示する. 880円 脱原子力社会へ 長谷川公一 90年代以降,すでに先進国は「非原子力化」のステージにある.「省エネ」を超えた効率利用,再生可能エネルギーの活用は常識.さらに電力の選択を主張する「グリーン電力」へ.この20年の各国の変化をふりかえり,市民風車やグリーン電力制度の実践を紹介,企業・NGO.消費者・行政の協働と成熟社会による選択を再提言する. 880円 今こそ,エネルギーシフト 飯田哲也/鎌仲ひとみ 世界最悪の事故の一つとなり,いまだ終息のめどが立たない原発災害.この大災厄は,明らかに人災だ.私たちの努力と世界中の英知を結集し,なんとかこの事態を収めよう.そして,自然エネルギーで地域を再生し,安全で公平なエネルギーによる未来をつくりだそう.電力と暮らしは直結している.決めるのは,私達.今こそ! 550円 原発と日本の未来 吉岡 斉 原子力発電は,「危険」なものから一転,温暖化対策の切り札として「クリーン」なものへとイメージチェンジを遂げた.14基の新設が見込まれ,インドへの輸出が決まり,プルサーマルがはじまる.再処理は,最終処分場は,そして環境負荷は.多くの課題を抱える日本の原発政策およびエネルギー政策を問う. 550円 知られざる原発被曝労働 藤田祐幸 働くことは被曝すること-浜岡原発で検査作業に従事していた嶋橋伸之さん(29歳)の白血病死が明らかにした恐るべき実態とは? 生命の危険を前提に成り立っている原子力産業の現場から現代の闇を暴く衝撃的記録. 550円 原発事故を問う チェルノブイリから,もんじゅへ 七沢 潔 史上最悪の大事故から25年.事故の影響も原因究明も-チェルノブイリは終わっていない.原発作業員からゴルバチョフまで100人以上の証言と内部資料をもとに,隠された真実を発掘.さらに,ソ連一国を越える巨大な「隠す側」の構図を追及.ソ連の原発政策と情報操作の結末は,まさしく「もんじゅ」の国への伝言である. 880円 日本の地震災害 伊藤和明 太古の昔から日本列島をたびたび襲ってきた大地震.近代の都市開発や環境改変によって築きあげられた脆弱な国土は,来るべき大震災に耐えられるだろうか.関東大震災から阪神・淡路大震災,新潟県中越地震まで,現代の日本を痛撃した主な大地震による災害の諸相を描き,将来の防災に役立つ知識をわかりやすく提供する. 770円 大地動乱の時代 地震学者は警告する 石橋克彦 幕末にはじまった首都圏の大地震活動期は,関東大震災(一九二三)をもって終わり,その後,東京圏は世界有数の超過密都市に変貌した.しかし,まもなく再び「大地動乱の時代」を迎えることは確実である.小田原地震が七十年ごとに発生することを明らかにした地震学者がその根拠を明快に説き,東京一極集中の大規模開発に警鐘を鳴らす. 880円 1 ... 165166167 168 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 167ページ目