文藝春秋 6,399件 人気順 新着順 ムラサキ いろがさね裏源氏 柏木いづみ 『ヒカル いろがさね裏源氏』に続く、裏源氏シリーズ第2弾。容姿、財力、性技、すべてを兼ね備えた若きエリート・原田ヒカルは、父・大壺魁太の死によりすべてを失うが、新天地の札幌で新事業を立ち上げ再起を果たす。夜のすすきので繰り広げられる性の饗宴、SPR48なる少女売春組織の謎、16歳の美少女・紫沙との運命的な出会い……。現代によみがえった光源氏の活躍にご期待ください。 733円 名妓の夜咄 岩下尚史 バラエティ番組に引っ張りだこの「ハコちゃん」こと岩下さん。学生時代から新橋花街に出入りしていた彼が、昭和前期から一流地・新橋で活躍し続けた芸者にインタビュー。政財界の接待の場として、また伝統芸能の継承の場としてあったその実態とは? 大人の夜の世界、そして本物の日本文化に触れられる、貴重な証言の詰まった一作です。 785円 名著講義 藤原正彦 受講者は毎週一冊の文庫を読む根性があること。受講者は毎週一冊の文庫を買う財力があること。そしてレポートを出し、ディスカッションすること。そんな受講条件で集った、女子大生との、時に激論、時に人生相談? 時に脱線&爆笑の平成版「人生劇場(青春篇)」。『武士道』『学問のすゝめ』『きけわだつみのこえ』等を巡る、女子大生との丁々発止の「読書ゼミ」全公開! 649円 名刀虎徹 小笠原信夫 日本刀の名工として正宗と並び称される、長曽祢虎徹。越前の甲冑師から50歳で江戸の刀鍛冶に転じたといわれる謎に満ちた生涯。美にこだわった正宗に対し、太平の世にありながら、あくまで斬れ味にこだわったその作風。井伊直弼、近藤勇、勝海舟、犬養木堂らに愛された独特の魅力。豊富な図版とともに、人と作品の核心に迫ります 838円 燃える地の果てに(上) 逢坂剛 最後の核爆弾一基が見つからない! スペイン上空で核を搭載中の米軍機が炎上、墜落した。事実をひた隠して懸命の捜索を行う米軍。放射能汚染におびえる村人。ギタリスト古城邦秋を待ちうける虎口の数々……。跳梁するスパイの狙いは? 過去と現在、二つの物語が衝撃的に融合する! 現代ミステリの奇跡と謳われた名品の登場。 641円 燃える地の果てに(下) 逢坂剛 こいつが全ヨーロッパを破滅させるキーなのか。核起爆装置の電子パーツをスペイン人名工から託されたギタリスト古城邦秋は天を仰いだ。謎あり。たぎる恋あり。壮絶な陰謀あり。フルコースの饗宴のあとに茫然自失の大終局と驚天動地のカタストロフィが待っている。虚実とりまぜた、これぞミステリ。 641円 桃色東京塔 柴田よしき 警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。 785円 森のはずれで 小野正嗣 「九年前の祈り」で152回芥川賞を受賞した小野正嗣の原点。 異国の森のはずれに、幼い息子と住む「ぼく」。妻は第二子を出産するため実家へと旅立った。やがて森から不思議な物音が響き、次々に異形の者が現われる。妻は帰ってこない……。 在るべきものの不在、あり得べからざるものの出現、行くべき場所はなく、帰る家もない者の不安と焦燥、ささやかな慰藉。連作形式で描出される「奇妙な時間と空間の裂け目の中に生きる」父子は、私たちとどこか似てはいないか。新芥川賞作家、渾身の意欲作です。 1,527円 森は海の恋人 畠山重篤 森は漁民の命。森と海の真のつながりを知る感動の書。 宮城県気仙沼で長年にわたり牡蠣養殖業を営んできた畠山さんは、エッセイストとして、そしてNPO法人「森は海の恋人」の活動でも知られています。2012年には国連森林フォーラムの「フォレストヒーローズ」にも選出されました。 豊かな汽水域の恵みは、森があってこそ生まれる。ダム開発と森林破壊で沿岸の海の荒廃が急速に進んだ1980年代、おいしい牡蠣を育てるため、気仙沼湾に注ぐ大川の上流に木を植え始めた――それが畠山さんの活動の出発点でした。漁師だからこそ見出し得た、森と海の真のつながりとは? 「森は海の恋人」運動の火付け役となったみずみずしい一作がついに電子書籍化。森に、水に、海の恵みに関心のある人すべての必読書です。 702円 野菜畑で見る夢は 小手鞠るい 「日経ヘルス」誌で、健康誌史上初の連載恋愛小説として話題騒然! 耕し、種を蒔き、慈しむ。野菜たちが教えてくれる恋の育て方とは?――同窓会に参加するため帰郷したまゆみは、別れた彼と再会する。プロポーズを退けて東京で働くことを選んだ彼女と、故郷で教師をしながら野菜畑を育てる彼。終わったはずの恋が10年の時を経てふたたび芽吹く……。恋愛小説の名手が描きだす、野菜のようにみずみずしく、栄養と幸せ満点の、3組の恋の物語。「空豆のコロッケ」「イタリアのおっかさん風、アラビアータ」「おばけかぼちゃパイ」など、おいしいレシピも満載! 586円 やさしさグルグル 行正り香 まず自分が手放すからこそ、優しくまわりはじめるものがある。センス良い料理で人気の著者が贈る、人とつながるアイデア、気持ちよく暮らす整理整頓術、考えるインテリア、自分を生かしてくれた家族、留学、仕事。周囲を笑顔にしながら美味しく美しく生きるためのヒントが満載。自慢のレシピも付いた贅沢エッセイ集。 639円 山霧 毛利元就の妻 上 永井路子 上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 小領主から名将へ駆け上がる元就を支えた妻――。 16世紀初めの戦国時代。土豪たちがひしめく中国山地の小領主だった毛利元就のもとに、<鬼>といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは支え合いながら否応なく戦国の夫婦として生きていく。やがて元就は頭角をあらわしはじめるが……。NHK大河ドラマの原作となった長編歴史小説の傑作。 754円 山霧 毛利元就の妻 下 永井路子 上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 政略結婚から生まれた、たぐいまれな愛――。 大内氏と尼子氏の2大勢力のはざまで翻弄され続ける元就。たび重なる危機的な戦い、身内の裏切りなど苦境を乗り越えて、戦国時代屈指の名将への階段を上っていくが、隣にはいつも、愚痴っぽい元就を支えた妻の天性の明るさがあった。3人の息子たちとともに乱世を生きぬく武将とその妻を描いた長編小説。 806円 闇の奥 辻原 登 太平洋戦争末期、北ボルネオで気鋭の民族学者・三上隆が忽然と姿を消した。彼はジャングルの奥地に隠れ住む矮人族(ネグリト)を追っていたという。三上の生存を信じる捜索隊は、彼の足跡を辿るうち、ジャングルの奥地で妖しい世界に迷い込む──。ジョセフ・コンラッド『闇の奥』に着想を得、その思想を更に発展させた意欲的な一大冒険ロマン。2011年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。 691円 闇の傀儡(かいらい)師 上 藤沢周平 鶴見源次郎は無眼流の剣の達人だが、御家人の身分を捨て、いまは内職で生計を立てる長屋住まい。ある日、ひょんなことから瀕死の公儀隠密に密書を託される。そこには「八は田に会す ご用心」とあった。田とは今をときめく老中の田沼意次。八は“八嶽党”。徳川将軍家が代がわりする度に、暗躍してきた正体不明の徒党である。「老中、まつだいら、さまに」と託された密書だが、しかし、松平姓の老中は三人いる。藤沢周平が愛読した立川文庫に想を得た、伝奇時代小説の傑作。 649円 闇の梯子 藤沢周平 立派な板木師になろうと、裏長屋でつましく暮らす清次とおたみ。道を踏み外した兄や先輩のように自分はならないと心に誓って…それでも奈落の底に墜ちてゆく、厳しい宿命を描いた表題作。十四年に及んだ隠密探索を終えて江戸にもどった男が、己の探索の内容にふと疑いを持つ「相模守は無害」。呑気な青年が、思いもかけぬ運命で許嫁を失ったとき…「紅の記憶」。そのほか「入墨」「父(ちゃん)と呼べ」の全五篇。四十代半ばの藤沢周平が描く、味わい深い短篇集。 607円 やりにくい女房 エッセイベストセレクション2 田辺聖子 これぞエッセイの真髄! まだ読んでいない貴方は幸せ者! 「昔の女房というものは、いつでも男のいうたときに寝てくれとった」「といいますと」「男とオナゴはいつもいがみ合い、ケンカしてる方がええのです」「どうしてですか」――。おせいさんとカモカのおっちゃんが、今宵も酒を片手に語り合う、旦那と女房のオツな関係、ブスと美人の人生収支。1971年から16年の長きにわたり週刊文春に連載された「女の長風呂」シリーズから選び抜いた、ベスト・オブ・田辺エッセイ第2弾! 641円 やれやれ徳右衛門 幕府役人事情 稲葉 稔 “マイホーム侍”が活躍する書き下ろしシリーズ第3弾 色香に溺れワケありの女を匿ってしまった部下の窮地を救えるか? 役人として男として答えを要求される“マイホーム侍”、いかに!? 662円 やんちゃな時代 林 真理子 ずっと昔、パリのレストランで見た光景を思い出す。若い男が中年の美しい女性の手を、ずっと握り続け、しきりに話しかけていたっけ。あんなことはフランスだけでのことと思っていたら、身近でもっとすごいことが起こっていた。(「コイ、ヨ、コイ」より)仕事は立派なのに、なぜか中途半端な女に熱をあげる愚かな男たちに腹を立て、往年のアイドル同士が手を取り合う姿に人生の妙味を感じ、世間を騒がせる歌舞伎界プリンスの大事件を鋭く考察する。イケメンと美女・究極の美味――抜群のセンスと好奇心で時代の最先端シーンをまるごと味わう作家・林真理子の「週刊文春」連載傑作人気エッセイ! 523円 夕暮れをすぎて スティーヴン・キング/白石 朗・他・訳 巨匠キングが贈る不思議と感動の物語 ごく普通の人々の人生に訪れる不思議。切ない悲しみの待つ結末、あるいは血の凍るような恐怖。巨匠の才能を堪能できる最新短篇集 693円 1 ... 297298299 ... 320 TOP 電子書籍(本・小説) 文藝春秋 298ページ目