辰巳出版/特選小説 796件 人気順 新着順 肉体操作 息子の嫁を… 河里一伸(著)/小玉英章(イラスト) 生島孝作は息子夫婦と2世帯住宅に住んでいる。病気になった妻を看病するために8年前会社を辞めたが、3年前に先立たれてしまった。今は寂しい毎日を過ごしている。そんな時、癒しになったのは息子の嫁である伊緒里の存在。現在25歳の彼女は、笑みを絶やさない柔和な美貌が印象的で、セミロングの黒髪が年齢以上に落ち着いた雰囲気を醸し出している。穏やかな性格で、結婚してから2年経っても息子に声を荒らげることもなく、孝作にも優しかった。ある日、孝作は見知らぬ老人から“肉体操作銃”を与えられる。「これは、お主の欲望を確実に叶えるための道具じゃ」と告げられた。試しに伊緒里に打ってみると、本当に命令のままに肉体を操作できるようだ。欲望が爆発した孝作は、嫌がる彼女をよそに次々と命令していく。貞淑な伊緒里にその巨乳を揉みしだくように命じると、要求はエスカレート。とうとう自分の寝室に連れ込み、大声を出せなくした。そして、陵辱を続け、「伊緒里の身体は、俺の愛撫ですごく敏感に感じるようになる」と告げると……。 110円 背徳のときめき 佳那伊織(著)/いしいのりえ(イラスト) 週末の夜、男は満員電車の中にいた。急ブレーキのせいで体勢を崩し、何とか持ち直すと、身体の前面で固定された右腕が何か柔らかいものに触れていた。目の前には、紺色のスーツを着た女性が立っている。ポニーテールの下から覗くワイシャツの襟からの雰囲気や、スーツの肩口の新しさから見ると、就活生か新入社員らしい。赤い縁のメガネで、真面目で大人しそうな顔立ちだった。男は腕を抜こうとするが、カーブに入ったところで咄嗟に彼女の尻を掴んでしまう。マズいことになったと思いながらも、ふいに高揚感に襲われた。そして、痴漢行為はエスカレート。生地越しに尻を撫で回し、ファスナーを下げると、下着に手を入れる。ここで次の駅のアナウンスが聞こえてきたので、慌ててファスナーを戻した。駅に着くと、彼女は先に電車を降りていく。ホッとした男も改札へ向かうが、そこで先ほど弄んだ彼女にシャツを掴まれた。「北原寛治先生ですよね。今でも古典と世界史の兼任なんですか?」。正体を言い当てられてしまった男は……。 110円 ピアノレッスン 櫻木充(著)/藤井祐二(イラスト) 44歳の仁科涼佳は一糸まとわぬ姿で、グラウンドピアノ鎮座した防音室に閉じこもっていた。家にいるのは涼佳だけ。しっとり脂が乗った裸身はまさしく完熟期のそれで、男の劣情を煽り立てる豊艶な色香を漂わせている。どれだけあえぎ声を上げても、留学中の娘のために作られたこの部屋からは音が漏れない。夫と別れてから5年が経つが、性欲は増すばかり。我慢できずに涼佳は漆黒のディルドーを使い、オナニーを繰り返していた。妄想の世界にいる「彼」を相手にし、犯されることを想像する涼佳。Gカップの巨乳を自ら揉みしだき、四つん這いになってディルドーをストロークさせ、オルガスムスに達する。それでも満足できなかった涼佳は、かつて娘にピアノを指導していた佐伯祐馬を呼び出した。28歳の彼からピアノを習い、そのレッスンを思い出しながら陵辱されるのを妄想する涼佳。しかし、現実に彼が突然部屋に入ってきて……。 110円 夢精人日記 文月芯(著)/熊田正男(イラスト) 年老いた加山陽三には忘れられない相手がいる。大学時代に一度も振り向いてくれなかった青田洋子だ。老い先短い陽三は強姦してでも身体を奪っておけばよかったと後悔していた。老人性インポテンツになった陽三は、淫夢を見ても最後まで思いを遂げることができない。夢に出てくる洋子はハツラツとした存在で、膝丈のスカートから伸びてくる白い素足や、丸みを帯びたふくらはぎ、柔らかそうな尻、ブラウスをほっこりと盛り上げている胸、採りたてのサクランボのようにキュートな唇……とすべてがジジイの情欲を激しく揺さぶった。仕方なく陽三は『義父と嫁』もののAVを見て何とか気持ちをやり過ごす。さらに洋子のオ○ンコを妄想し、その形をしたチョコレートまで作ってしまった。いつしか陽三の現実と妄想は境界線を無くし、夢の中で洋子は息子の嫁として現れる。悪戦苦闘の末、とうとう陽三は夢精を実現させるが……。 110円 なぐさめ温泉未亡人 神瀬知巳(著)/佐藤ヒロシ(イラスト) 佐々木弓子は34歳の営業社員。6年前に夫を亡くした未亡人だ。8つ年下の部下・飯田芳彦と箱根湯本に出張に来ている。芳彦は彼女とそのまま温泉旅館に泊まる予定だったが、突然フラれてしまい落ち込んでいた。放っておけなかった弓子は、その旅館に一緒に宿泊することにする。宿についても落ち込むばかりの芳彦。どうやら、彼女には弄ばれていて、キスを数回しただけなのに、バックなどを貢いでいたらしい。芳彦に好感を持っていた弓子は懸命に慰めた。そして、家族風呂に一緒に入ることを提案する。やっと重い腰を上げてくれた芳彦。タオルを身体に巻いていることをとがめられた弓子は、思い切って豊かな胸と白い肌があらわにした。食い入るように見つめてくる芳彦。冗談めかして弓子が「よかったら、これでも揉む?」と胸を見せると、彼は我慢できずに揉みしだいてきた。6年ぶりに乳首を攻められた弓子はそれだけでイッてしまい……。 110円 やさしいけもの 野尻あい(著)/田宮彩(イラスト) 年収1000万以上の男と結婚する。28歳の春にそう決めた下仁田りかは婚活パーティや合コンに積極的に参加してきたが、成果はなし。朝食を準備して、寝ている旦那を起こすイメトレも効果はなかった。時間ばかりが過ぎ、29歳なってから20回目の合コンも収穫ゼロだった。翌日、行きつけの美容院でりかは思わず愚痴ってしまう。その合コンに、身体が大きく赤ら顔で、まるでけもののような男がいたのだ。そこで偶然、そのけもののような男……墨田と再会する。彼は自分の悪口を聞いてもニコニコしたままだった。互いにラーメン好きなのを知り、りかと墨田は帰りに近くのお店に寄ることになった。冴えない外見の墨田から「お金持ちなら誰でもいいんですか?」と質問されるりか。無言で頷くと、彼は「じゃあ僕と結婚しませんか」と突然提案してきた。彼は小さい会社の代表取締役で、年収は1500万円あるらしい。最初は眼中にないと思っていたりかだったが、彼の優しさに触れ……。 110円 リターン性春! 第四回 睦月影郎(著)/とやまみーや(イラスト) 官能作家の月影吾郎は60歳。目を覚ますと、見覚えのある四畳半だった。ここは20代前半の頃に住んでいた高円寺のアパート。どうやらタイムスリップしたらしい。精神は60歳のままなのに、肉体は20代に変貌。吾郎はすぐに人生をやり直そうと意気込み、以前はものにできなかった女性たちと逢瀬を重ねていく。今回の相手は数年後に映画で大々的にデビューする女優の高瀬梨乃。まだこの時は大学を出たばかりで、垢抜けない20代前半だった。ボブカットの黒髪で、化粧気のない清らかな顔に清楚なブラウス。しかし艶めかしい巨乳が興奮をそそる。ヌードモデルを辞さない覚悟で、出版社を訪ねてきたところを呼び止め、喫茶店に誘った。吾郎は今後、彼女が大成功することを予言し、「僕を相手に厄落としをした方がいい」と話を転換。言葉巧みにラブホテルへ連れ込む。シャワーも浴びないまま、彼女の身体を舐め回した吾郎。梨乃のアソコからは悩ましい美女の匂いが立ちこめてきて……。 110円 リターン性春! 第五回 睦月影郎(著)/とやまみーや(イラスト) 官能作家の月影吾郎は60歳。目を覚ますと、見覚えのある四畳半だった。ここは20代前半の頃に住んでいた高円寺のアパート。どうやらタイムスリップしたらしい。精神は60歳のままなのに、肉体は20代に変貌。吾郎はすぐに人生をやり直そうと意気込み、以前はものにできなかった女性たちと逢瀬を重ねていく。今回の相手は最初の恋人・小西真理子。19歳の大学2年生。5歳年下の彼女とはバイト先のフライドチキンショップで出会い、付き合うようになった。キスやクンニ、口内発射まではやらせてもらったが、真理子は「セックスだけは結婚してから」と頑なに挿入させてくれなかった。吾郎は別の男に処女を奪われる前に行動に移そうと、彼女に会いに行った。喫茶店でしばらく話すと、彼女の家に行くことに。彼女を抱きしめた吾郎は、60歳の性技を駆使して全身を舐め回していく。余りの気持ちよさにあそこを濡らした真理子は、吾郎に言われるがまま、処女を差し出し、放尿まで……。 110円 恋する五七五 沢里裕二(著)/柳橋マンドレ(イラスト) 桜井翔子は33歳のコピーライター。下請け仕事ばかりでストレスは溜まる一方だ。同業の恋人・大野克秀と会っても周りの悪口を言い合うばかり。仕事のせいでセックスするタイミングを逃し、欲求不満になっていた。翔子は近所のたばこ屋が川柳を教えていることを思い出し、気分転換しようと思い切って訪問してみる。教えてくれたのは店主の相野一行。60代半ばとおぼしき独居老人だった。戸惑いながらも川柳について質問していく翔子。色事を元にした作品に触れ、何とも言えない興奮を覚えた翔子は、あそこをグッショリと濡らしてしまう。句を読み合い、まるでセックスしたような気分になったが、逃げるようにその場を後にした。後日、新しい仕事を任された翔子は改めて一行のもとに訪ねる。レモンイエローのワンピースを着て、ブルーのセーターを俗に言うプロデューサー巻で羽織る翔子。まるで恋人に会いにいくような気持ちになり、自分から一行に抱きつくと、上にまたがって……。 110円 三人の主婦 岩井志麻子(著) 綾花は女子大生の年齢ではあるけれど、すでに子供を産んでいる。身体もしっかり熟していて、柔らかみと丸みがあり、尻の形もいい。保育園から子供が帰ってくるのを気にしながらも、彼女はあまりの興奮からか、母乳を垂らしていた。美恵子は30代半ばでだらしない身体をしているが、妙に生々しさを感じさせる。見た目は金髪でギャル風の化粧をしていても、ベッドではとことん従順で、Mっ気に溢れていた。手錠やバイブまで使ってサービスすると、可愛らしいロリ声であえぎ始める。信恵はきつい顔立ちで男並みの体格だが、実は元風俗嬢。10代から風俗一筋で、淫靡な暗い雰囲気があった。夫は刑務所に入っていた期間が長く、夜の営みも機械的。そのため、優しく愛撫すると、本気で泣き始めた。同じ団地に住む3人の主婦には人に言えない秘密がある。それを調べるために、ライターのぼくは3人と身体を重ねるが……。 110円 三人のマキコ 岩井志麻子(著) 麻紀子は自分のことが普通だと思っている。今の彼氏は5歳年上で、合コンで知り合った。実は高校生の頃から結構遊んでいるけど、セックスを心から気持ちいいと思ったことはない。そんなある日、麻紀子は彼氏にストリップ劇場に連れていってもらう。その美しさに感動して……。伊井満喜子はその名前ゆえに、子供の頃は「まんきこ」とからからかわれていた。それでも真面目に過ごしてきて、中学から女子大付属に通い、彼氏もできなかった。親に言われるがまま見合い結婚するが、すぐに破綻し……。原真輝子は高校を2年で辞めて家出し、水商売を転々としてきた。今は「マッキー」の名前でギャル系AV女優をしている。NGはあるにせよ、ハードな撮影もこなし、仕事でセックスをする日々を過ごしていた。そんなある日、ファンからのプレゼントの中に思わぬものを発見し……。3人のマキコによる物語。 110円 三本の女の指 岩井志麻子(著) 私は3ヵ月前から芸能プロダクションでマネージャーをしている。所属しているのは、アダルト寄りの女の子ばかりだ。マネジメントするというより、実際は付き人のような感じ。身の回りの雑用をして、きつい仕事を嫌がったり泣いたりする子を慰める役目もある。女の私が側にいると、彼女たちも安心できるらしい。最初のうちは、大勢のスタッフの前で実際にセックスをしているのを目の当たりにして、めまいを覚えたものだ。今日は取材現場に初めて1人で立ち合うことになった。付くのは新人女優の石原ふみよ。本人の指名を受けて、私は彼女を担当するようになった。昨晩、ふみよのAVを見て、私は興奮して自慰をしてしまった。彼女は同世代の女から見てもイヤらしい裸をしていて、本人を目の前にすると、こっちが照れてしまう。彼女はなぜか私に興味津々。仕事が終わった後にお酒を飲むと、そのままマンションまで一緒に行くことになり……。 110円 鏡草 藍川京(著)/西村春海(イラスト) 女子高生・綾奈は29歳の国語教師・芦田滉一に憧れていた。彼が書道・水墨画の部活で顧問をしていると知ればすぐに入部。2年生、3年生では幸運にもクラス担任になった。修学旅行で京都を訪れた時は、友人たちを説き伏せ、滉一が好きな詩仙堂に行くことに。興味のない友人たちをよそに、滉一と2人きりの時間を過ごした。しゃがんでいた綾奈を立たせようと手を貸してくれた時、彼から好意を持たれている感覚になった。だが、父親の事業が行き詰まったことで、綾奈に見合いの話が浮上。家族の金銭的な苦境を救うために、綾奈は一回り上の男性と高校卒業直後に結婚することになった。綾奈はヴァージンだった。結婚前に本当に好きな男に抱かれておきたい。そんな綾奈の気持ちに一度は応えようとしてくれた滉一。しかし、挿入しようとして少し出血した時、踏みとどまって、それっきりになっていた。あれから2年。2人は再び詩仙堂で会って……。 110円 菊練り 小玉二三(著)/西村春海(イラスト) 35歳の主婦・重森清実は、現在失業中。火災にあった友人にお見舞いを送ろうと考えるが、金銭的に余裕はない。そんな時、近所に陶芸教室を発見し、そこで食器を作ることを思いつく。その教室の講師は60歳前後とおぼしき初老の艶木白保。むさ苦しい雰囲気で、今までに縁のなかったタイプだった。教室といいながら他に生徒はいなかったが、清実は器作りに熱中していく。通い続けているうちに、艶木を意識するようになる清実。同時に欲求不満を感じるようになり、粘土をいじる彼がオナニーしていると勘違いしてしまったこともあった。そして、ある日、艶木が粘土の練り方を教えると言って、尻に手を伸ばしてくると、清実は感じてしまい……。 110円 タンゴの秘蜜 葉月奏太(著)/東克美(イラスト) 39歳の船出啓介は、祥子と結婚して10年になる。仲むつまじい夫婦だと自認していた。しかし、妻のパート先のスーパーマーケットに買い物に行った時、彼女の浮気現場を目撃してしまう。妻は店の裏口で、店長にフェラチオをしていたのだ。思ってもいなかった裏切りに、啓介は茫然自失となる。そんなおり、啓介は町内の掲示板にポスターを貼っているキレイな女性から社交ダンスサークルに誘われる。その女性講師・岸沢朋恵は30歳前後で、スタイル抜群。黒髪をポニーテールでまとめていて、目元は涼しげで、肌ははっとするほど白かった。引き締まった身体が際立っていて、仕草も優雅に見えた。教え方も丁寧で、他の生徒が帰っても熱心に指導してくれた。甘い声で囁かれ、抱きつかれると、勃起してしまった啓介は我慢できず襲いかかった。すると「レッスンは、まだ終わってませんよ」と彼女は自ら上になって……。 110円 フィニッシュはあなたと一緒に 渡辺やよい(著)/藤井祐二(イラスト) 猪俣新吾は支店長代理として博多支店に単身赴任中。学生時代は陸上選手だったこともあり、今でも早朝のランニングが日課だった。ある日、派遣の事務員・藤波月子とバッタリ出くわした。彼女は30代半ばの人妻。会社での月子は化粧気がなく、黒縁メガネをかけていて、目立たない存在だった。しかし、走っている彼女は雰囲気が全然違っていた。黄色い派手なランニングウェア姿に、ポニーテールがまぶしく、豊かな胸とお尻は目を引く。プルプルと震える胸に見入ってしまい、新吾は女として意識してしまう。翌日も一緒に走ることになったが、月子はつまずき、足を捻挫してしまった。彼女をおんぶして家まで送る新吾。背中に触れた胸の感触が忘れられなくなり、その日の夜、再び家を訪問すると……。 110円 あふれあい 牧村僚(著)/中村成二(イラスト) 加藤智人は25歳。高校教師で国語を教えている。あまりレベルが高い高校ではないので、教師としてもそれほど期待は受けていない。学生時代から小説家を目指していて、今は特定の彼女を作らず、執筆に専念している。毎年、A文学賞に応募しているが、未だに一次選考すら通ったことがなかった。ある日、大学時代に世話になった助教授の清水真弓から、同じく助教授の早川レミがS文学新人賞を受賞したことを知らされる。真弓は智人にとって初体験の相手。そして、レミは未だに忘れられない憧れの存在だった。2人ともまだ30代前半。奔放でいろんな学生相手に楽しんでいる真弓に対し、レミは講義以外で学生とはほとんど付き合うことがなかった。ブラジル人と日本人のハーフで、エキゾチックな顔立ちと肉感的な身体が魅力的だったが、奥手でとても真面目。智人は当時、手を握ることさえできなかった。智人は真弓と久々に再会してセックスに興じるが、バックで突きながらもレミのことばかり想像してしまう。なぜなら、レミが書いた小説に出てくる登場人物が智人そっくりで……。 110円 出張ラブミッション 八神淳一(著)/妃耶八(イラスト) 40歳の高嶋義男は妻子持ちのサラリーマン。大阪出張に来ている。最近は日帰りが基本だったが、電気系統のトラブルで新幹線が動かなくなり、この地で一泊することに。昔のように女遊びが堪能できるとガッツポーズを作ったところで、同じく大阪で足止めされて、泣きそうな顔で駅員に相談している女性を見かける。どうやら彼女も日帰り出張組らしい。結婚指輪しているので人妻のようだが、上品で清楚な雰囲気で、困っている表情もたまらない。義男のタイプだった。思い切って声をかけ、その人妻・三上恵美と食事をすることになった。ホテルが取れず、歓楽街にあるラブホしか空いてないとため息をつく恵美。義男はラブホまで送ることにしたが、恵美から一緒に泊まってくれないかと提案があり、それを承諾。夫婦のセックスレスや夫の浮気を相談された義男は、部屋にあったマットとローションを使って性技の手ほどきをすることになり……。 110円 修羅の君 蛭田亜紗子(著)/佐藤ミホシ(イラスト) 寺沢は造園業者で働く24歳。親方と一緒に光風の丘というニュータウンに来ている。今日の依頼はチャドクガの駆除だ。依頼主は30代半ばのボンヤリとした人妻・大西美佐世。ノーブラで黒いワンピースを着ていて、化粧気がないのに妙に艶っぽい。「ねえ、チャドクガでかぶれたところ、見る?」と、まるで誘惑するように言ってきた。害虫の駆除だけでなく、軒下の棚の発注も受け、翌週美佐世の家を訪問することになった。帰りに親方から「案外ああいうタイプがセックスは激しいんだよ」と言われ、余計に彼女を意識してしまう寺沢。1週間後、再び家を訪れると、その日の美佐世はうっすらと化粧をしていた。彼女への興味は高まるばかり。ある雨の日、工具を忘れたと嘘をついて美佐世の家に上がり込むが……。 110円 ファーストキス―上京不倫― 常盤準(著)/佐藤ヒロシ(イラスト) 卒業してから27年。佐々木和巳は帰省に合わせて、初めて中学校の同窓会に参加した。そこで、中学3年の時に一時期だけ付き合っていた木村綾乃と再会する。それなりに歳を取っているが、可愛らしい顔立ちは当時のまま。あの頃にはなかった色気をまとって、イイ女になっていた。2人はプラトニックな関係で、キスまでしかしてなかった。今は互いに結婚して子供もいる。それでも和巳は自分の欲望を抑えきれなかった。3次会のカラオケボックスで、もう帰ろうとしていた綾乃を強引に空き部屋に連れ込む。少しだけ唇が触れたのを合図に、長い長いキスを交わした。激しく舌を絡ませて、唾液も混じり合った。強く抱き合い、愛撫を始める2人。もう綾乃のあそこはパンストの上までグショグショだった。あとは挿入するだけ。その時になって綾乃は我に返り、部屋を飛び出して帰っていく。しかし、燃え上がった気持ちはどちらも収まらず、今度は東京で会うことになり……。 110円 1 ... 373839 40 TOP 電子書籍(本・小説) 辰巳出版/特選小説 38ページ目