辰巳出版/特選小説 796件 人気順 新着順 アイノイトナミ 蛭田亜紗子(著)/田宮彩(イラスト) 堀江美佳は32歳。結婚して4年目だが、子供はいない。夫婦の間にはすきま風が吹きつつあって、夫の健一に求められても、まったく性欲が湧かない。あれは付き合いだして半年ぐらいの頃だっただろうか。まだ若かった美佳は健一と浴衣を着て、花火を観に行った。しかし、性欲が旺盛だった当時の美佳はすぐにやりたくなってしまった。そのまま公園のベンチで野外セックス。オジサンに覗き見されても、余計に興奮してイキまくった。かつてはそんなこともあったのだ。気持ちは落ち込むばかり。しかし、近所のラブホテルから顔見知りの女性が出てくるのを見かけたことで、美佳の気持ちが動き始める。彼女は美佳の働く会社に出入りしている女性配達員の佐田だった。佐田は赤の他人じゃなければその気にならないらしい。いつも別の相手と逢瀬を重ねている佐田の誘いを一旦は拒絶した美佳。だが、夫とケンカしてしまい、自暴自棄になると、勢いに任せて佐田の誘いに乗ることにする。そして、見知らぬ男2人と佐田とラブホテルへ。佐田とのレズプレイでその気になった美佳は……。 110円 雨降る日には若妻と 真島雄二(著)/柳橋マンドレ(イラスト) 45歳の河野正彦はバツイチのWEBデザイナーだ。離婚してからも一軒家でひとり暮らしをしている。最近気になるのは隣家の人妻・市川里美。今日も2階で洗濯物を干している。清楚な雰囲気を漂わせた美しい女性で、スレンダーな体つきをしている。パステルカラーのセーターに、デニムのミニスカートというラフな恰好でウエストはくびれているが、バストやヒップのラインには人妻らしい色気が感じられた。夫は九州に長期出張中で、子供はいないらしい。正彦は普段コインランドリーを利用しているが、今日は珍しく自宅の洗濯機を使い、服や下着を庭先に干してみた。その後、打ち合わせに出かけたが、帰り道の途中で雨が降ってくる。慌てて家に戻ると、庭の洗濯物がなくなっていた。どうやら里美が代わりに取り込んでくれたらしい。彼女は勝手口のひさしの下で服をたたんでいた。しかし、なんと里美は正彦のシャツの匂いをコッソリとかいでいた! どうやら正彦の体臭に秘密があるようで、匂いだけであそこをグッショリと濡らし……。 110円 恋と嫉妬と美魔女と 雨宮慶(著)/西村春海(イラスト) 稲葉舜一郎は46歳。美大を卒業した後はプロの画家としてやってきた。30代までは厳しい状況が続いたが、歯科医師の妻に助けられた。子供は2人いて、今は安定した家庭生活を送っている。そんな舜一郎に、2ヵ月前、尾道の大学から講師の依頼があった。来年の春から単身赴任で働くことを決め、今は現地に打ち合わせに来ている。依頼を受ける決め手になったのは妹尾凪子の存在。美大時代に好きだった彼女は、尾道の老舗割烹旅館の女将になっていた。今日の宿も凪子の旅館を指定。2人は密かに旧交を温める。「色っぽい女将」と評判になっていた凪子は、5年前に離婚して、今は独身だという。学生時代、凪子は親友と付き合っていて、舜一郎は自分の気持ちを伝えられなかった。しかし、実は凪子も舜一郎のことが好きだったことを知る。白いモヘアのセーターに黒いタイトスカートという格好の凪子。後ろ姿でまろやかに張ったヒップを見た途端、舜一郎の欲望が弾けた。後ろから抱きしめると、そのままバックから……。 110円 泥酔した義姉を 河里一伸(著)/小玉英章(イラスト) 新倉栄樹は25歳。引きこもり生活をしている。ある日、5歳年上の義姉・亜耶が酔っ払って帰ってきた。父の再婚相手の実娘で、10代の頃から一緒に暮らしている。仕事のプロジェクトがうまくいかず、酒を痛飲してしまったようだ。海外旅行中で両親はおらず、家では2人きり。酔いつぶれた亜耶はリビングのソファで寝てしまっていた。義姉はややウェーブのかかった髪は肩甲骨まで伸びており、端整な顔立ちしている。スーツの上着は脱いでいたが、脚が開いているため、タイトスカートがめくり上がり、黒いレースのショーツが丸見えになっていた。ブラウス一枚になったことで、バストがよく目立っている。ここまで無防備な義姉の姿を見たのは、初めてのことだった。今でこそ関係は良くないが、学生時代は優しく勉強を教えてくれて、栄樹は姉以上の感情を抱いていた。欲望には勝てず、起きる気配のない亜耶と唇を重ねる。それでも目を覚まさないとみるや、行動は大胆になった。下着姿を携帯電話で撮影。直にオッパイを撫で回す。気づいて抵抗する義姉を力ずくで押さえつけ……。 110円 眠れる友の美母 高杉圭(著)/東克美(イラスト) 高校生の佐々木昴は夏休みの宿題を片付けるべく、親友の家で合宿している。しかし、親友は彼女の家に遊びに行って今日は不在。父親も長期海外出張中で、今夜はその母・周防亜紀子と2人きりだ。彼女は36歳。艶やかな黒髪は肩にかかるふんわりミディアムヘアー。顔立ちは整っており、やさしげな垂れ目、色気を漂わす厚い唇が印象的だ。目立つ皺はなく、血色のよい肌は瑞々しい。昴は前から亜紀子に憧れていた。欲望が抑えられなくなり、昴は彼女の寝室に忍び込む。昔から亜紀子は眠りが深く、一度寝たらなかなか起きないという。昴はネグリジェから覗く黒い下着を視姦しながらオナニーを始める。興奮が高まるにつれて行動もエスカレート。柔らかな巨乳に手を伸ばし、乳首を指で転がすと、とうとう吸いついてしまった。昴に責められた亜紀子はどうやら夫との淫夢を見ている様子。あそこから愛液を垂らしていた。我慢できなくなった昴は、その愛液と亜紀子の太ももを使って果ててしまう。亜紀子は大量のザーメンを浴びて眠りから覚め……。 110円 人妻シンデレラ 櫻木充(著)/中村成二(イラスト) 西原清香は35歳の元グラビアアイドル。夫が借金を作って失踪し、人妻のまま親元の四国に戻った。父はすでに他界しており、地元の名士・久嶋家で家政婦をしていた母は倒れてしまってリハビリ中。清香は母の代わりに家政婦として働くことになった。ある日、久嶋家の娘・美夕がタクシーで家を出て行った。どうやら代議士・藤沢明成が開催するパーティに出席するらしい。明成の次男・誠治の結婚相手を探すために行われるという噂だ。家に誰もいないのをいいことに、清香は美夕のドレスを拝借。遊び半分に着飾ってみた。ドレスはきつくて入らなかったが、体型を整えるボディスーツを下に着込むと、ちょうどピッタリだった。ボディスーツを着たまま夫とセックスした思い出が蘇り、清香はあそこをグッショリと濡らす。そんな淫靡な妄想に浸っていると、思わぬ来訪者が。藤沢家からの使いが来たのだ。着飾った清香は、美夕と勘違いされ、パーティ会場に連れて行かれる。そこで誠治と対面。彼はどうやらアイドル時代の清香のファンだったらしく、強引に誘ってきて……。 110円 ベッドに泳ぐ人魚 子母澤類(著)/槻城ゆう子(イラスト) 33歳の人妻・佳乃子は職場の後輩・由実とともに故郷である能登の海にやってきた。そこで、溺れている男性を発見。助けようとTシャツを脱ぎ捨て、そのまま海へ飛び込む。その最中でブラジャーが脱げてしまい、苦しむ男性に胸を触られてしまった佳乃子。そしてその男性の顔を見て初めての感覚に襲われる。本能的にこの男の肉体が、自分の一部であるかのように近しく感じたのだ。彼を浜辺まで連れ戻し、人工呼吸を施すと意識を取り戻した。たるんだ自分の身体に自信のない佳乃子は、救助したのは由実だとウソを付く。しかし、その男性……村瀬智也と由実がいい感じになり、宿の部屋でセックスしているのを目撃してしまうと、言いようのない嫉妬心に駆られた。結婚後に体重が10kgも増えてしまい、夫とはセックスレス。ずっと欲求不満だった佳乃子は一念発起。ダイエットをして人魚のような女となり、智也を由実から奪い取ろうと決意したが……。 110円 レオの性癖 南綾子(著)/佐藤ミホシ(イラスト) 小太りの女性・青山は29歳。地方都市のさえないデパートにあるネイルサロンで働いている。お客の赤裸々な話を聞きながら仕事をしていると、不思議とエッチな気持ちになる。そんな時に妄想するのは、架空の存在であるケイ君。19歳ぐらいのキレイな青年だ。青山はとにかく肌がキレイな男性に執着していた。その理由は7年前に遡る。最後にセックスをした相手が出会い系で知り合った毛むくじゃらの男で、体臭もきつかったのだ。フェラした瞬間、吐いてしまった青山は、それ以降、男臭い男が苦手になってしまった。そんな青山に異常な興味を示す男性が現れる。彼の名はレオ。同じデパートの帽子屋で働くイケメンだ。わき毛も生えておらず、女の子みたいなキレイな手をしている。レオはその美しい手で、青山と2人きりになるたびに尻を揉んでくるのだ。乳房を指で突かれて、乳首の位置を当てられたこともある。その後、突然無視されるようになって落ち込む青山だった、ある日、彼にいきなり打ち合わせ室に連れ込まれて……。 110円 寝台列車の女 芳川葵(著)/柳橋マンドレ(イラスト) 細貝里志は男子高の2年生。テレビで見たのをキッカケに、上野発札幌行きの寝台列車に興味を持った。そして、バイトで資金を貯め、夏休みに念願の1人旅に出ることに。待望の寝台列車で、人妻・柿谷史織と出会う。年齢は20代半ばから後半ぐらい。白い麻のワンピースを着た目鼻立ちの整った黒髪の美女だった。札幌に帰省するところで、一緒に来る予定だった夫は仕事でキャンセルとなってしまったらしい。すっかり打ち解けると、1人だと心細いという彼女のために、シャワーブースの見張りを買って出る。彼女が湯上がりの艶っぽさを漂わせながら去っていくと、そこにはピンク色のパンティが残されていた。その香りをかぎながら、史織の裸体を想像して思わずオナニーしてしまう里志。しかし、それが史織にバレてしまう。部屋を訪ねてきた彼女に対し、里志は決死の覚悟で憧れの思いを伝えた。「ねえ、私とエッチなこと、したい?」そうつぶやいた史織は、まだ童貞の里志をリードするように唇を重ねてきて……。 110円 覆面ソープの怪 上 草凪優(著) 41歳の窪田史郎は荒んでいた。家族のために必死に働いてきたのに、妻は離婚届だけを残し、予告もなく家を出て行った。憂さを晴らすべく、史郎は人生で初めて風俗に行くことを思いつく。ネットで店の情報を集めても、多種多様で決まらない。考えるのが面倒臭くなった史郎は王道のソープに狙いを定め、Y原を訪ねた。喫茶店のマスターに声をかけられ、嬢の写真を見せてもらう。金銭的な条件が合わず、立ち去ろうとすると、マスターはとっておきだという店を紹介してくれた。そのソープは嬢が覆面をしているという変わった店。訳ありの女が多く、金額も安いという。史郎は熟女でグラマーな女性を指名。こってりとしたサービスを希望した。初めての風俗に興奮を覚えた史郎だったが、白いマスクで顔を隠した嬢が姿を見せると、さすがにあ然としてしまう。それでも黒いドレスを着た巨乳のソープ嬢とのプレイに熱中。自分から襲いかかって久々の快感を味わう。しかし、同時に史郎の心には嬢の正体にある疑念が浮かんできて……。 110円 覆面ソープの怪 中 草凪優(著) 41歳の窪田史郎は荒んでいた。家族のために必死に働いてきたのに、妻は離婚届だけを残して家を出て行った。憂さを晴らすべく、史郎は人生で初めて風俗に行くことを思いつく。最終的に史郎が辿り着いたのは、嬢が覆面をしているという奇妙なソープだった。そして、自分に付いた嬢を激しく抱いた時に違和感を覚える。この女を過去に抱いたことがあると感じたのだ。史郎の女性経験は全部で5人。離婚した妻などを除くと、2人の名前が思い浮かぶ。20代後半に付き合っていたのは美緒。黒髪のボブカットが似合う日本人形のような可愛い女だった。恥ずかしがり屋で部屋が暗くないとセックスに応じてくれない。仕方なく押し入れの中で汗まみれで身体を求め合った。30代に同棲していたのがバーテンダーの樹里。Fカップの巨乳で、とにかく淫乱だった。抱けば抱くほど馴染んでいき、一晩で10回以上もオルガスムスを感じさせるほどになっていた。どちらかがソープ嬢として身を崩していたらと、責任を感じた史郎は……。 110円 覆面ソープの怪 下 草凪優(著) 41歳の窪田史郎は荒んでいた。家族のために必死に働いてきたのに、妻は離婚届だけを残して家を出て行った。憂さを晴らすべく、史郎は人生で初めて風俗に行くことを思いつく。最終的に史郎が辿り着いたのは、嬢が覆面をしているという奇妙なソープだった。そして、嬢を激しく責めながら「過去にこの女を抱いたことがある」と感じる。その相手として思い浮かんだのは、20代後半の時に付き合っていた美緒と、30代の時に同棲していた樹里だった。史郎は2人の消息を辿ってみるが、今の彼女たちは、明らかにあの嬢とは別人だった。試しにもっと前に付き合っていた女性たちも調べてみたが、今は東京に住んでいないことが発覚する。他に思い当たる節がない。しかし、あの女と恍惚を分かち合ったことがあると全身の細胞が訴えてきている。史郎は1つの結論を出す。あの嬢は元妻・也実だと。そして、再び指名するが……。 110円 赤ずきんちゃん、食べて 渡辺やよい(著)/星恵美子(イラスト) 40歳になったばかりの人妻・赤頭黄菜は、自動車メーカーに勤めている。ある日、協同プロジェクトの打ち合わせでマネージメント会社の社長・狼吾朗と出会った。50歳手前ぐらいで、決してハンサムとは言えないが、人好きする笑顔が魅力的。夫から罵詈雑言を浴びて、女扱いされていない黄菜は、吾朗に心惹かれた。会議終了後、黄菜はショッピングモールのエスカレーターでスカートの中を盗撮されてしまう。偶然居合わせた吾朗が犯人を捕まえてくれたが、撮影された動画には、太腿の狭間にくい込む白いパンティがクッキリと写っていた。「誰が、そ、そんな汚いパンツ穿いたオバさんの盗撮なんか、するかよっ」犯人から屈辱的な言葉を浴びて、立ち尽くす黄菜。吾朗は警察に行こうと言うが、あんな動画を他の人には見られたくない。彼女はその場から逃げ出し、嗚咽しながら公衆トイレに逃げ込む。しかし、涙とは裏腹に、味わったことのない興奮で身体が熱くなってきた。トイレの中で乳房を揉みしだき、クリトリスを転がすと……。 110円 性獣 葉月奏太(著)/中村成二(イラスト) 「どうしようもなく奥さんに惹かれてしまったんです」そうして、宮島龍介は上司の妻・小串恵里菜を寝取った。龍介は42歳のバツイチ。リストラも経験し、何とか今の会社に入社した。しかし、年下の上司・小串からは理不尽な叱責ばかり受けている。怒りが募った龍介は、小串が出張中に自宅を訪問。強引に恵里菜に迫った。36歳の彼女は、小串とは正反対の淑やかな女性で、何より憂いを帯びた瞳が目を惹く。嫌がるそぶりを見せながらも、すくに龍介を受け入れた。シルクのような柔肌、ミルキーピンクの乳首、愛液が溢れ出た花弁。その全てを堪能し、龍介はこれまで味わったことのないような快感と高揚感に襲われる。その後もことある毎に密会を続ける2人。初々しかった恵里菜は徐々に激しく龍介を求めるようになってきた。龍介はそれに応えようと、小串が酔いつぶれる隣の部屋で、恵里菜のアナルに……。 110円 高山の夜 霧原一輝(著)/小嶋保(イラスト) 南原一徳は68歳の官能小説家。飛騨高山で開催される秋の高山祭を見るため、1人でバスツアーに参加している。隣の席に座っているのは20代後半に見える美人だった。髪はミディアムレングスで丸顔。車窓から外を眺めている横顔はどこか涼しげだ。女にしては長身で手足も長い。その長い足を強調するようにピッタリとしたパンツを穿いている。上はニットの白いセーターで、たわわな胸の盛り上がりに目を奪われてしまう。性欲が減退してスランプに陥っている一徳も、さすがに目を惹かれた。話してみると、彼女……小鳥遊典子はなんと39歳で中学生の娘がいるという。官能小説家だと告白すると、距離ができてしまったが、旅の過程でそれが少しずつ埋まっていく。「ふふっ、旅の恥はかき捨てと言うでしょ?」積極的になった彼女と、ホテルの部屋で飲むことになった。酔いが回り、バスローブから覗く典子の胸元が淡いピンクに染まっている。ここ何年もないぐらいイチモツが大きくなると、彼女はそこに手を伸ばしてきて……。 110円 人妻クリーニング~白衣の堕天使~ 蒼井凜花(著)/藤井祐二(イラスト) 荒井谷健二は23歳。実家のクリーニング屋で働いている。内気な青年で、趣味はAV観賞とオナニー。特に人妻ものに目が無い。そんな健二だったが、どうやら風邪を引いたらしく、くしゃみが止まらない。しかたなく近所の古めかしい野田医院に行くことに。老医師しかいない医院に嫌々入ると、なんと美しい人妻ナース・沙織が応対してくれた。年齢は30過ぎだろうか。小柄で色白、ややふくよかな体型で胸も大きい。髪型はボブヘア。タレ目がちな大きい瞳は涙袋が盛り上がり、弓形の眉、形のいい唇、慈愛に満ちた笑みは白衣の天使そのものだった。しかも、この病院のナース服は昔ながらのワンピース型。ナースキャップ、白いストッキング、ナースサンダルと完璧な出で立ちだった。その姿に興奮し過ぎたのか、熱を計ってみると38度を超えていた。沙織に座薬を入れてもらうことになった健二。アナルに指を入れられて、悶えてしまう。そして、翌日。今度は沙織のアナルを……。 110円 あさきゆめみし 早瀬真人(著)/西村春海(イラスト) 60代の三島謙作は大学で文学部教授をしている。見合い結婚して子供もできたが、今や妻も50代。波風のない平穏な日々が続いていた。しかし、最近の謙作は美女講師の田澤史奈に心を奪われている。彼女が入学してからはや14年。他の助手が辞めていき、彼女と2人で過ごす時間が増え、女を感じるようになったのだ。もうペニスは硬くならず、自信を喪失していた謙作だったが、事件は起きる。その日、彼女は襟元にレースのフリルをあしらった白いブラウスに、チャコールグレーの膝丈スカートという出で立ちだった。清潔感溢れるセミショートボブ、涼しげな目元、すっと通った鼻筋に桜桃のような唇。知的な印象を抱かせる一方で、その熟れた肉体は官能的だった。資料を探しに来た彼女は脚立を使って探し始める。そこでバランスを崩しそうになり、慌てて謙作は助けるが、偶然にも深紅の下着を見てしまった。ペニスが膨張し、性欲が甦りそうな自分に驚く謙作。さらに、倒れた彼女の胸を触ってしまい……。 110円 義姉を孕ませて 桜井真琴(著)/東克美(イラスト) 塚本蒼太は未亡人になった義姉の麻理子が気になって仕方なかった。歳は8つ上の32歳。兄とは仲むつまじく、そろそろ子供がほしいと言っていた矢先に、交通事故で死んでしまった。彼女は清楚で奥ゆかしく、それでいて時には凜とした強さも見せて、周囲を明るくしてくれる人だ。控え目に言ってもかなりの美人。形の良い鼻梁と大きめの唇がバランス良く配置され、ハッキリとした顔立ちだ。蒼太にとっては理想の女性だった。その後、父親から現在の状況を聞いた。旧家の跡取りの急死は物議を醸し、分家からの突き上げも強くて、蒼太も麻理子も立場が危うくなっているらしい。子供さえいればという父親は、失礼なことだと言いながら、蒼太も麻理子に子作りをするように提案する。意外にも麻理子は乗る気になったが、蒼太は童貞でうまくセックスできなかった。どうやら彼女はMらしい。蒼太は一計を案じ、麻理子を拘束して強引に犯そうとすると、あそこはビショビショになっていて……。 110円 三回忌抱擁―母娘と― 常盤準(著)/石川吾郎(イラスト) 柴田太一が高3の時のこと。同じ高校に通う幼馴染みの阿部彩音の父親が急逝した。建築士をやっていたが、工事現場の視察中に事故に巻きこまれたらしい。通夜の席で、彩音はもちろん母親の由紀恵も憔悴しきっていた。立ち去ろうとした太一に声をかけてきた由紀恵。「ちょっとだけ胸を貸して」と言い、太一に体を寄せて泣き始める。由紀恵は母親たちの中でも飛び抜けて若くキレイだった。自分の無力さに駆られた太一は、喪服姿の未亡人を抱きしめる。その柔らかさに太一の股間が反応してしまうと、由紀恵がそこに手を伸ばしてきた。「もう……こんなに、立派なのね」しかし、斎場係員に呼ばれて、彼女は去っていった。そして、2年後。彩音の父親の三回忌法要があった。大学生2年生になった太一は、再び由紀恵に外へ連れ出される。喪服姿の彼女は「ぜんぜん前に進めない」とこぼし、あの時の続きを始める。太一は肉棒をしごかれ、フェラされると思わず口の中に射精してしまう。由紀恵はまだ物足りないようで、3日後に呼び出されると……。 110円 センチメンタル・ウィドウ 青橋由高(著)/東克美(イラスト) 安部武雄は28歳。革製品の専門店を経営しており、宝石の修理にも対応していた。ある日、黒服を着た美女が宝石の修理にやってきた。どうやら亡き夫から受け取ったものらしい。女性の名前は原田優衣。年齢は武雄と同じかちょっと上ぐらいだ。ほっそりとした美女で、短めに切り揃えた髪やワンピースの黒と、白い肌のコントラストに目を奪われた。その後も足繁く店に通ってくれた優衣。その時にかわす他愛もない会話が、武雄の一番の楽しみだった。ある日、武雄は彼女に思いきって告白する。「ダメ」と言いながらも、優衣はキスを嫌がらない。武雄は意を決して、彼女を抱きかかえて自分の部屋に連れ込み、強引に押し倒す。力強い武雄の愛撫に優衣は興奮しているようだ。だが、夫を亡くしてからむだ毛の処理を怠っていて、ワキを見られるのを嫌がる。武雄は気にせず、産毛の生えたワキを舐め回すと、優衣は未知の快感に悶えだし……。 110円 1 ... 343536 ... 40 TOP 電子書籍(本・小説) 辰巳出版/特選小説 35ページ目