ハーレクイン 7,027件 人気順 新着順 さまよえる砂漠の王 キャロル・マリネッリ/片山真紀 ハイダル王国の若き女王ライラは、複雑な思いを抱えながら婚礼の準備に取りかかっていた。自らを犠牲にしてでも国民を幸せにすること――それが女王としてのつとめだと理解はしている。クセイ王国の国王ザヴィアンとの政略結婚は、十年も前から決められていたことだし、不満はない。でも……。婚礼が済み、ハネムーンでザヴィアンの人柄に触れ、ライラは思いがけず彼に強く惹かれている自分に驚いた。だが、彼の手首にある謎の傷跡を目にしたとたん、妙な胸騒ぎを覚えた。やはり彼には何か秘密があるのかしら?■こちらは昨年好評をいただいた〈ダイヤモンドの迷宮〉の続編です。今作はハーレクインコミックスでも今月同時発売となりますので、是非あわせてお楽しみください! 660円 さよならは甘く パトリシア・ローズムーア/駒月雅子 デモ行進を先導するヘレンの胸は高揚感でいっぱいだった。大型コーヒーショップが進出したら、界隈の雰囲気が壊れてしまう。それに、ダブリーズとかいう名前のオーナーは金の亡者に違いない。彼が店を出す場所では、必ずライバル店がおかしな災難に遭うから。私の小さなカフェなんか、あっという間につぶされてしまうわ。負けるものですか。通りすがりの人々も応援してくれているようだ。たとえば今、隣に来て看板を持ってくれたすてきな男性も。「僕が喜んで助けになるよ。よかったら夕食をどう?」まあ! 彼が興味を持ったのは、デモじゃなくて私だったのね。「よろしく、ヘレン。僕はルーク。ルーク・ダブリーズだ」★ロマンティック・サスペンスを得意とする作者らしい、揺れる女心と危険な謎が絡んだストーリーです。★ 660円 さよならは言わないで サンドラ・マートン/松尾当子 大学院生のシエンナは、モンタナ州の渓谷で夏至を観察していた。そこはかつてジェシー・ブラックウルフという男のものだったという。だが彼の記録はほとんどなく、数少ない記録を調べるうち、シエンナはこの謎めいた男性にいつか夢中になっていた。渓谷にやってきた本当の理由は、彼のことを少しでも知りたいからだ。いったいどんな男性だったのかしら? しばらくそんな物思いにふけり、はっと気づくと、驚いたことに上半身裸の男に抱きかかえられていた。精悍な顔に厳しい表情を浮かべた、なんてセクシーな人なのだろう。しかしふと我に返り、彼の名を尋ねたシエンナは言葉を失った。ジェシー・ブラックウルフ? もう亡くなったはずの彼がなぜここに?■今月から、時空を超えてめぐり合った恋人たちの運命的な恋を描くミニシリーズ『恋という名の奇跡』が始まります。現代の男性にはないジェシーの傲慢さと逞しさにどんどん惹かれながらも、別れを覚悟するヒロインの切ないラブストーリーです。 660円 3回目のキスは… ケイト・ハーディ/土屋 恵 親友の娘を預かることになり、その子の伯父でイケメンの堅物弁護士レオと顔を合わせた。彼はなにかにつけ親友のことを非難する傲慢な男。彼のほうも、わたしのことを信頼できない自由人と思いこんで嫌っている。なのに、住む世界が違うと思っていた彼のことを知るうち、イメージとはギャップのある内面に惹かれてしまい……。先入観を乗り越えて動きだした恋には、まさかのどんでん返しが待っていた!? 自分とは違うタイプの相手が気になったことがある女子に読んでほしい、目からウロコの恋愛小説。■本書は、2009年4月に小社より刊行された『三度目のキスは…』を改題・再編集したものです。 550円 三カ月だけフィアンセ ナンシー・ウォレン/八坂よしみ ★婚約者のふりをするだけなのだから、キスは禁止、もちろんその先も……。★パリの有名料理学校への留学から戻ってきたチェルシーは、親友からすばらしいキッチンのある住居を提供された。ただし、交換条件がひとつ。初恋の相手だった、親友の兄デイビッドの婚約者役をつとめること。ホテルの入口で、デイビッドは婚約者役の到着を待っていた。ぼくこそが副社長にふさわしい器だと印象づけるのに必要なのは、取締役の面々とその伴侶たちの厳しいチェックに耐えうる婚約者。まじめな優等生然とした彼女なら完璧だ。だが現れたのは、グラビアモデル並みにセクシーな赤いドレス姿の女性。これがあのチェルシー? デイビッドは仰天した。 660円 残酷な求婚 エミリー・ローズ/土屋 恵 宿の経営者である老人に土地の売却依頼の交渉に行ったギャビンは、交換条件として孫娘と結婚してほしいと言われ、仰天する。彼の孫娘サブリナは、魅力に欠けるどころか男なら誰でも彼女を抱きたいと思うほど、美しくセクシー。ただ、つらい恋を経験したのか、心を閉ざしていた。家庭を顧みなかった父を持ったせいで、ギャビンには結婚への憧れはない。老人の言葉をいぶかりながらも、サブリナを誘惑したギャビンはさらに驚いた。ふたりのベッドでの相性は完璧だったのだ。ギャビンはサブリナに結婚を申し込むことにした。彼女への興味はただの欲望だ――そう自分に言い聞かせて。 660円 残酷な初恋 アン・メイザー/中村美穂 二度目の結婚にも失敗し、失意のうちに帰国したオリビアは、空港の到着ロビーで立ちすくんだ。最初の夫、ジョエルが出迎えていたのだ。なぜ彼がここに?恐れていた再会に混乱しつつも、オリビアは十数年ぶりに見る彼から目を離せなかった。大人の魅力にあふれ、少年時代の面影はすっかり消えている。幼いがゆえに、貧しいがゆえに、傷ついた二人。今ならわかり合えるかもしれない。だが、二人の間には互いに決して許せない過去が横たわっていた。★若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人の愛をベテラン作家アン・メイザーが激しく切なく描き上げます。★ 660円 サンタはだれ? ジュディ・クリスンベリ/山本みと サリーは、小さな町で両親が経営していた雑貨店を引き継いだ。事故で突然両親を亡くした悲しみは癒えないが、クリスマス前で忙しい店をなんとか切りまわさなければならない。そんなとき、田舎町には似つかわしくない都会的な男性が店を訪れた。大手スーパーチェーンのオーナーの孫、ハンターだ。彼はサリーの父がハンターの祖父と交わしていた約束に従って、繁盛している店を手伝いながらその経営法を学ぶために来たという。まさか私の店を乗っ取るつもりでは?サリーは警戒するが、献身的に働くハンターと過ごすうちに、彼を頼りにしている自分に気づいた。 660円 三度目のキスは… ケイト・ハーディ/土屋 恵 古着屋を営むローズは、親友のサラに頼まれて彼女の子供を預かり、しばらく世話をすることになった。ところが突然ローズのもとに、サラの兄であり弁護士のレオが訪ねてきた。何を誤解しているのかひどく険悪な様子で、今にも姪を連れ帰りそうな勢いだ。私に姪を預けるのがそんなに不安なのかしら?どうやら名門バランタイン一族にとって、個性的な生き方を貫いているローズは、妹家族に悪影響を及ぼす存在と見なされ疎まれているらしい。レオに気圧されまいとにらみ返した彼女は、彼の冷たい目の奥に欲望の炎が燃えていることに気づいた。 660円 三人のメリークリスマス エマ・ダーシー/吉田洋子 メレディスはある小包を待ちわびて、不安を募らせていた。13年前に手放さざるを得なかった娘の成長を知るすべは、養母が送ってくれる写真しかないが、それが今年は届かないのだ。最悪の事態を考え始めたころ、突然玄関のチャイムが鳴り響いた。扉の前には、片時も忘れなかったニック──娘の父親の姿がある。もしかして、ようやく私に会いに来てくれたのだろうか……?たちまち封印したはずの愛がよみがえり、期待に胸が高鳴る。だが彼の瞳を見つめたとたん、メレディスは気づいた。二人が愛し合った記憶を、彼が失っていることに。 550円 三年目の償い クリスティ・ゴールド/木内 重子 ★黙ってわたしの前から消えた恋人。なぜ今になって戻ってきたの?★ルネ・マルシャンは故郷のニューオリンズに戻ってきた。仕事のパートナーで、恋人でもあったピート・トレイナーが、突然プロジェクトを降り、行方をくらましてしまったからだ。彼女は責任を問われて仕事を辞め、愛も失った。いったいなぜ、彼はいなくなってしまったの?二人で過ごした幸せな日々の思い出を忘れられないまま、家族で経営する〈ホテル・マルシャン〉の仕事に没頭するルネの前に、突然ピートが現れたのはただの偶然だろうか。仕事で来たという彼は、しばらくホテルに滞在することになった。ルネの心は開いた古傷に疼くが、胸のざわめきはやまず……。 550円 幸せが住む場所 ステラ・バグウェル/松村和紀子 コロラドからモンタナへ、マイアは逃げるようにしてやってきた。やっと見つけた生みの母には、捜さないでと書き置きだけ残して。あれからひと月。この山間のリゾートでは彼女の名前はマイア・スミス。マイア・ハノーヴァーという本名を、決して知られてはならない。なのに、山歩きをしていて、あのドクターに出会ってから、ここは、これからの人生を静かに考えられる場所ではなくなった。マーシャル・ケイツはもはや、単なる診療所のドクターではなく、温かい愛情で包んでくれる、大きな心の支えとなりつつあった。でも、マーシャルはマイアの素性を知ったら、きっと軽蔑するだろう。貧しい養母に背を向け、裕福な実母に走ったうえに、ひと月前、その養母を死に追いやった女など、愛してくれるはずがないから。★8月刊行の「独身貴族にさよならを」(HTP-31)に続き、『ホワイトホーン・マーヴェリック』の新たなミニシリーズ第二作をお届けします。傷心のマイアを優しく包み込む西部の力強い男の愛を、全編をおおうモンタナの美しい自然とともにお楽しみください。★ 660円 幸せという名の契約 キャサリン・スペンサー/吉本ミキ 夫を亡くし、働きながら一人で息子を育てているコリンは、亡き親友の夫ラファエロから突然呼び出しの手紙を受け取った。用件がわからないまま指定されたホテルに出向くと、親友が彼女宛に遺した手紙を渡される。驚いたことにそこには片親になった両家の子供たちに温かい家庭を与えるためラファエロと結婚してほしいと書かれていた。たった今、初めて会った男性と結婚する?いくら彼がくらくらするほど魅力的でも、愛のない結婚はできない。ところが、ラファエロは平然と便宜結婚を提案した。感情は抜きで、この結婚を一種の契約と考えればいいと。 660円 幸せという名の罠 メラニー・ミルバーン/飛川あゆみ 孤児だったマヤにとって大富豪のジョルジオとの結婚は、まさにおとぎ話が現実になったようなものだった。豪華な屋敷、ブランド物のドレス、贅沢な休暇。しかし、跡継ぎを産めない妻に周囲は冷たく、5年後、マヤは家を出た。ジョルジオは引きとめもしなかった。苦しみをくみ取ってくれないジョルジオにマヤは失望したが、彼の弟の結婚式で久しぶりに顔を合わせたとき、抑えていた感情が燃えあがり、その夜二人はベッドをともにした。そして、奇跡とも言うべき思いがけない事態が起こる。これで私たちはまたやり直せるのかしら? それとも……。■先月に引き続きイタリアの名家サバティーニ家の息子たちのラブストーリーをお届けします。本当は愛し合っていながら、結婚の現実に押しつぶされそうな二人。愛は復活するのでしょうか? 660円 幸せになるためのリスト マーナ・マッケンジー/麻生りえ 一年前メグは〈フィールドマンズ〉の社長の息子で婚約者だったアランに突然解雇された。それも、新しい恋人にメグの仕事を任せメグを追い払うというひどいやり口で。その〈フィールドマンズ〉が今、倒産寸前の危機にあるという。会社を買い取ったフランス人実業家エティエンヌは再建のため力を貸してほしいと、メグを訪ねてきた。彼は名門の出身で、セクシーな凄腕ビジネスマンとして名高い。あんな屈辱はもう二度と味わいたくない!メグは迷ったすえ依頼を受け、ある交換条件をつけた。 660円 幸せの青い蝶 リンダ・グッドナイト/山野紗織 ケルシーが六歳の少女マライアの家庭教師兼乳母になったのはダラスきっての実業家でマライアの父親であるライアンが高校時代のクラスメートだった偶然からだ。かつてひそかな憧れの的だったライアン。妻を亡くした彼に身近に接すれば、昔の思いがよみがえる。だが、彼女にはためらいがあった。結婚生活ははるか前に破綻していたとはいえ、夫を亡くしてまもない身なのだ。だいいち彼は娘のために私を必要としているだけ。私自身を求めているわけではない。 660円 しあわせの面影 エミリー・ローズ/土屋 恵 大手広告会社の副社長フリン・マドックスは、ある日、とんでもないニュースを聞かされる。どうやら手違いで届けが提出されていなかったらしく、七年前に離婚したはずのルネと、いまだ婚姻関係にあるというのだ。しばし言葉を失ったのち、フリンは胸に芽生えた希望をかみしめた。仕事にかまけてばかりでルネに去られて以来、ずっと後悔してきた。これは僕に与えられた最後のチャンスかもしれない。すぐさまルネのもとへ向かったフリンは、そこで妻が子供を欲しがっていると知り、ある提案を持ちかけた――一度は離れていった、妻の心を取り戻すために。■愛と仕事に生きる人々を描いた〈ラブ&ビジネス〉。二話目は〈マドックス・コミュニケーションズ〉の副社長フリンの物語です。妻が精子バンクを使って子供を作ろうとしていると知ったフリンは……。 660円 幸せの記憶 アン・アシュリー/大谷真理子 エミリーは十六歳のとき、セバスチャン・ホークリッジ卿と婚約した。幼いころから憧れていたハンサムなセバスチャンとの婚約――エミリーは幸せの絶頂にいるはずだった。ところが、ある日彼が従妹のキャロラインと話しているのをもれ聞き、その内容を知ったエミリーは愕然とした。彼が本当に愛しているのは、私ではなくキャロラインなのね……。それから五年がたち、エミリーの周囲で起きた盗難事件をきっかけに、再会したセバスチャンはすっかり道楽者の雰囲気を漂わせていた。今さら、こんな遊び人になど興味はないわ。だが、冷淡にあしらおうとしたエミリーに、彼は意外な提案をした。 770円 幸せのジングルベル スーザン・メイアー/八坂よしみ クリスマスを一カ月後に控えた感謝祭の週末、ウェンディは幼いハリーと、冷たい雨の中を車で会社に向かった。休暇中の上司に代わってやってきた社長自らの呼び出しだった。社長の名はカレン・バーリントン。一、二度見かけたことがある。でも、亡くなった隣人の息子のハリーを引き取り、二人で初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに。あまりにも身勝手な要求に、ウェンディの怒りは収まらなかった。ところが駐車場を出て役員専用の入口までたどり着いたところで、ウェンディは足を滑らせ、迎えに来たカレンの胸に倒れ込んでしまう。そのとたん、彼女は非情なプレイボーイと噂される彼の腕の中で、久しく感じたことのなかった激しい反応に大きく心を乱されていた。 660円 幸せのブーケ シャーリー・ジャンプ/永幡みちこ 美しく奔放な自由人、キャリー・フィリップス。〈ウエディングベルズ〉のフラワーデザイナーとして、幸せいっぱいの花嫁たちのために、結婚式を溢れる花々で飾る。……皮肉なものね。キャリーはときどき自分に苦笑いしたくなる。さすらいのオートバイ乗りだった夫との駆け落ちに破れたあと、キャリー自身はもう、永遠の愛も、結婚も、信じてはいなかった。ほの暗いバーで、大学時代の友人ジャレッドと再会するまでは。勉強ができて、まじめで、めがねがいつもずり落ちていた彼。パーティの熱に浮かされて、一夜だけ共に過ごしたことがあった……まさか彼が、わたしを思い続け、再挑戦を仕掛けてくるなんて!★結婚式プランニング会社〈ウエディングベルズ〉で花嫁の夢をかなえ理想の夫と出会い、自らウエディングベルを鳴らす日までを描きます。★ 660円 1 ... 717273 ... 352 TOP 電子書籍(本・小説) ハーレクイン 72ページ目