ハーレクイン 7,005件 人気順 新着順 音色に秘めた思い ダイアナ・パーマー/加川千津子 ピアニストのアラベラは事故にあい、病院に運ばれた。慈善演奏会を終えて、父の車でテキサス州ジェイコブズビルに向かう途中のことだ。「脳震盪、手首の複雑骨折……。すぐにオペが必要だ」医師の冷たい声がアラベラのもうろうとした頭のなかにこだまする。「どうなんですか?」せきこむような別の声がした。彼女のことを心配する聞き覚えのある男の声……。 まさか、イーサン? でも、どうして彼がここに?アラベラの心に、懐かしさと四年前の屈辱感がわきあがってきた。 550円 秘書の告白 ビバリー・バートン/山田沙羅 秘書のベニーは社長のホルト・ジャクソンに恋をしていた。五年前に雇われたその日からずっと。だがホルトは、あくまでも彼女を部下として扱う。耐えきれなくなったベニーは、ホルトを振り向かせるため、最後の手段に打って出たが……。 330円 ひと夏の恋ならば サラ・モーガン/高橋庸子 スコットランドの片隅に浮かぶ小島、グレンモア。 診療所の看護師カイラは朗らかで、島民たちに慕われている。島の医師がカイラの兄一人である今、欠員を補う代診医としてロンドンの大病院からエリート医師イーサンが赴任してきた。埠頭でイーサンを出迎えたカイラは胸をときめかせた。想像していた堅苦しい学者タイプとはまるで違い、ハンサムでスポーツ選手のような体をした彼から目をそらせない。ただ、彼の心の奥に何か秘められた思いがあるのも感じられる。そもそもイーサンのように優秀な医師がこの島へ来たのはなぜ?その答えを知りたいと彼女は思った。何よりも彼を知りたい、と。 660円 プディングの中は・・・ ペニー・ジョーダン/緒川さら 腕のいい料理人のヘブンは、雇主の陰謀によって、彼の不倫相手だという醜聞を流され、仕事も信用もなくしてしまう。そこで、ヘブンは名前を偽り、出張料理人として、元雇主が主催するパーティで仕返しすることにする。だが、そこには心引かれていた元雇主の義理の弟、ジョンも来ていた。彼を復讐劇に巻き込むことになったヘブンは・・・。 330円 マッケンジーの娘 リンダ・ハワード/扇田モナ 激しい頭の痛みでメアリスが目を覚ますと、男がじっと見つめていた。初めて見るモーテルの部屋に、見知らぬ男。思い出そうとしても、ここ数時間の記憶が抜け落ちている。なぜこんな場所に来たのだろう。そして、マッケンジーの兄たちに似て、どこか危険な匂いがするこの男はいったい誰……? 超人気ロマンス作家リンダ・ハワードの伝説的な傑作短編。 440円 南十字星に抱かれて バーバラ・ハネイ/木内重子 映画会社で働くグレースは、新社長のミッチに即座に反感を抱いた。お金にものを言わせてこの会社を乗っ取るなんて、ひどすぎる。だから彼といっしょにロケ地を探しに行くときも、けっして気を許したりしないと決めていた。だが大自然を探索するうちに、彼の意外な面が見えてくる。一見傲慢そうだけれど、本当はやさしい人なのかしら?そう思った矢先、車が思わぬ事故で燃えてしまった。あたりには夜空と荒野が広がるばかり。命さえあやうい今、互いの力を合わせるしかない。銀色に輝く星を見上げたとき、ふたりの心に橋がかかった。 550円 雪舞う夜に ダイアナ・パーマー/中原聡美 今をときめくロマンス作家のケイティは、クリスマスの休暇を前に重い気分になっていた。ルームメイトのエイダの兄で、ワイオミングで牧場を営むイーガンをふたりのアパートメントに招待したのだが、荒削りで男らしい顔立ちのイーガンはとても魅力的なのに、なぜか会うたび、ケイティに何かと言いがかりをつけてくるのだ。今回も到着早々、彼はケイティを小説のヒロインさながらの奔放で自堕落な女と決めつけ、力ずくで抱きすくめようとした。驚いたケイトにイーガンは、傲慢にも言い放った。「反発し合うのはお互いに惹かれているからだ」 550円 赤毛のアデレイド ベティ・ニールズ/小林節子 イギリスとオランダの病院の間で人事交流の話が進められ、イギリス側の病院理事会では、一も二もなく、アデレイド・ピーターズを推薦した。彼女は子供を扱いのとてもうまい、小児科担当の人気者看護婦。候補者を見にオランダからやって来たファン・エッセン教授も、アデレイドの働きぶりを見て、ぜひ来てほしいと声をかける。感激した彼女は、即座にオランダ行きを承諾してしまった。“教授に喜んでもらいたい”アデレイドは、どういうわけか突然そんな気持になっていた。 550円 熱いハプニング シャロン・サラ/宮崎真紀 ある朝、ハーレーは目覚めて愕然とした。ベッドの隣に見知らぬ男性が寝ている!ここはラスベガスのホテル。昨夜は親友の結婚式で、相当酔っていたせいか、何も思い出せない。起きた男性が笑顔で言った。「ぼくは君の夫だ」 550円 あの日のあなたへ ビバリー・バートン/南 亜希子 妊娠したとたん最愛の男性に捨てられたときも、世間体のため家族に嫌いな相手との結婚を強制されたときも、そして義父殺害の汚名を着せられた今でさえも、ベサニーは必死で耐えつづけていた。つらいことの連続だったけれど、愛する娘のためならどんな苦難も乗り越えられる。でも、この拷問だけは耐えられそうにない……。ベサニーは真犯人捜しのため雇われた男性を呆然と見つめた。うぶだったわたしを天国から地獄へと突き落とした張本人。モーガン・ケイン、あなたを決して許しはしないわ! 660円 甘い記憶 ダイアナ・パーマー/松下佑子 存在すら知らなかった幼い娘を引き取ることになったとき、穏やかだったブレークの暮らしはとつぜん大混乱に陥った。その娘とは、先日死んだ元妻が5年前の離婚時に宿していた子で、育児などしたこともない彼はかつてない不安にさいなまれていた。そんな折、ブレークは地元紙の一面記事に目を留めた。〈人気小説家メレディス・キャルホーンが故郷の書店でサイン会〉はるか昔、ある出来事を機に町を去り、成功を手にした彼女。あのとき自分がした仕打ちは、今も苦い記憶として刻まれている。彼女に会いたい――目下の悩みをひととき忘れ、彼はそう願った。 550円 悲しい約束 ダイアナ・パーマー/山田沙羅 母親を事故で亡くし、失意のどん底にいた看護師のデイナ。新しい生活で悲しみを癒やそうと、勤務先の病院を辞めた彼女は、一時的に失明した富豪ギャノンの看護を住みこみで引き受けた。ギャノンは獅子のように気高く傲慢で、でもどこか憎めない男。扱いづらさに手こずりつつも、気づけばデイナは彼に恋していた。そんなある日、主治医からギャノンに非情な判断が下される。彼の視力が戻る見込みは、ゼロに近いというのだ!打ちひしがれたギャノンは、自暴自棄ぎみにデイナにすがった。僕と結婚してくれ――愛は誓えないがそばにいてほしい、と。 550円 悲しきロック ダイアナ・パーマー/三谷ゆか サビナは私生児として育ち、貧しい日々を生き抜いてきた。そんな彼女をずっと支え続けてくれた親友が、ようやく片思いを成就できそうだと聞いて、サビナは喜んだ。ところが二人の恋路を相手の兄が邪魔しているという。冷酷と噂の石油会社社長ソーン──政略結婚させるため、 弟を恋人と引き離そうとするなんて、ひどすぎるわ!ある日、親友のホームパーティに出かけたサビナは、尊大な男に強引に誘惑をしかけられ、体に電流が走るのを感じた。サビナは夢にも思わなかった……彼が親友の敵、ソーンだとは。 550円 究極のプロポーズ サンドラ・マートン/小砂 恵 ランドン・エンタープライズの社長、チャールズ・ランドンが死んだ。この大企業を支配していた帝王の莫大な遺産は、遺言により、会社は三人の息子に、土地と屋敷は末の娘に遺された。だが三人兄弟は、誰ひとりとして父親の跡を継ぎたがらない。会社は売り払い、自分たちは好きな生き方をするのだと揃って言う。ところが、チャールズが生前に買収したダラスの石油会社が、経営状態が悪くて、どうやら破産寸前らしい。へたをすると、ランドン・エンタープライズまで巻き添えを食う。そこで三男ケイドが調査することになったが、意外にも、出てきたのはアンジェリカというまだ若い女性だった。石油商売のなんたるかも知らない素人に、経営など任せてはおけない。しかし退陣を迫るケイドに、アンジェリカは頑として譲らなかった。 550円 銀色のスポットライト ダイアナ・パーマー/横田 緑 アマンダは深い失意のなか、ワイオミングにあるコテージに向かって車を走らせていた。人気ロックバンドのボーカリストである彼女は、ある日突然ステージで声が出なくなり、叔母のすすめで静養にやってきたのだ。目的地の近くで出くわしたのは、牛の世話をする長身の男。 アマンダは男にコテージへの道をたずねたが、その瞬間、彼は体をこわばらせ、冷たい目でこちらを見た。底知れぬ敵意のようなものを感じ、アマンダは当惑する。 550円 天使のはつ恋 上 ティファニー・ライス/藤峰みちか ★『セイレーンの涙』から1年。ノーラはいま、愛する独裁者ソルンのベッドから逆さまにぶら下げられていた――。 ザックを妻のもとへ返し、ウェスの無垢な愛も手放してしまったノーラ。けれどソルンの腕の中に戻ったいま、彼女はふたたび “所有”される歓びに酔いしれていた。彼女を15歳のときからこんなふうに“支配”してきたソルンは、表向きは人望厚い聖心教会の司祭だが、その素顔はNY地下世界に君臨する倒錯と享楽の神。杖で打たれ、鞭でなぶれ、痛みを感じるまで突き上げられても、ノーラはその嗜虐的な愛が何より幸せだった。一通の密告が、ある野心的な女性記者のもとに寄せられるまでは。ソルンは身辺を嗅ぎまわる記者の動向に警戒を強め、ノーラにひと夏のあいだ身を隠すよう命じる。そしてなぜか、教会の信徒マイケル・ディミア――ノーラが“エンジェル”と呼ぶ美しい17歳の少年――を連れていくように言い、彼を徹底的に“調教”するように、と告げた。マゾヒストという自らの性に罪悪感を抱き苦しむ少年が、“痛み”という歓びによって羽ばたけるように。 220円 天使のはつ恋 中 ティファニー・ライス/藤峰みちか ★これはグリフィンとマイケルの物語――倒錯の髄を極めても、愛は知らない美しい男たちの。 ノーラとマイケルの潜伏先は、SM界のバッドボーイ・プリンス、グリフィン・フィスクの屋敷だった。美貌とたくましい肉体に加え、NY随一の資産家のひとり息子であるグリフィンは、内気な少年マイケルにとってあまりにも恐れ多く、眩しい存在だった。グリフィンと目が合うたび、苦しくなるほど胸は高鳴り、股間は熱く硬くなる。連夜のノーラの調教はマイケルを花開かせたが、翌朝あざの手当てをしてくれるグリフィンの手指の動きは、次第にマイケルを苦悶に陥れるようになっていた。グリフィンとマイケル、激しく惹かれ合う二人の美しい男たちを静かに見守るノーラの脳裏に浮かぶのは、ウェスリーの、あの大きな茶色の瞳だった。彼の一途な愛には応えきれず、その手を振り払ってソルンの元へ戻ったはずなのに、今も心は、どんな鞭で打たれるより強い痛みに疼いているのだった。 330円 天使のはつ恋 下 ティファニー・ライス/藤峰みちか ★ソルン、キングズリー、グリフィン、マイケル、そしてノーラ。すべてが終わったとき、彼らは〈第八圏〉に集う――ある儀式のために。そこに“彼”もいることを、ノーラはまだ知らない。 ソルンの身辺を嗅ぎまわる女性記者、スーザンは深い霧の中にいた。「あなたは聖職者でありながら、エロティカ作家ノーラ・サザリンの愛人なのか? そればかりか、まだ未成年だった彼女に罪深い手ほどきをした犯罪者ではないのか?」と、ソルンの司祭館を訪ね、直談判しようとさえしたのだ。だが追及をたたみかけるより先に、彼女はソルンの世にも怜悧で美しいルックスと、その圧倒的なまでの威圧感に言葉を失った。そして認めざるを得なかった。わたしはこの司祭に欲情している、と。当然ながら彼に拒まれ、スーザンはいっそう執拗になった。記者としてのプライドか女としての執着か、ソルンとノーラの過去にまつわる調査にのめり込んでいったのだった。そんな彼女の前に、NY地下世界の帝王キングズリー・エッジが現れる。この退廃的な魅力を放つフランス人は、スーザンを妖しく誘惑しながら、自らとソルン、そしてノーラの、悲しみと背徳に満ちた過去へと案内するのだった……。 330円 マスカレードの告白 ルーシー・ゴードン/麦田あかり ■なぜ彼は私の前から消えたの? あんなに愛し合っていたはずなのに。■嵐の夜、ルースは雨に打たれて呆然とバグネリ邸の前に立っていた。一年前、ある事件に巻き込まれたショックで彼女は記憶を失い、婚約者のジーノがなぜ自分の前から消えたのか思い出せずにいる。 彼がバグネリ家の一員だということを頼りにベネチアまで来たけれど。 稲妻が一瞬ルースを照らし出す。 その姿を窓から見たピエトロ・バグネリ伯爵は、ずぶぬれの見知らぬ女性をほうってはおけず、屋敷の中に入れた。ルースは記憶を取り戻して暗闇から抜け出したい一心だったが、そこにいたのは会いたかったジーノではなく、彼女と同じように心に闇をかかえた孤独な伯爵だった。 440円 あなただけ知らない エリカ・スピンドラー/平江まゆみ あの事件から1年。警察を辞めたステイシーをいざなうのは、あまりにも残酷な“不思議の国” ダラス市警で活躍していた女性刑事ステイシーは、あるとき妹をめぐる事件に巻きこまれ、信じていた男性に裏切られた。人生をやり直そう。そう心に決めた彼女は警察を辞め、ニューオーリンズへ転居する。しかし二カ月とたたないうちに、友人のキャシーが殺された。手がかりはキャシーが夢中になっていた『ホワイトラビット』というゲームだけ。溺れる鼠、引き裂かれたトランプ、チェシャ猫の首……。『不思議の国のアリス』を模した不吉なゲームをプレイしているのは、いったい誰なのか? ステイシーは独自の調査に乗りだした。 770円 1 ... 327328329 ... 351 TOP 電子書籍(本・小説) ハーレクイン 328ページ目