朝日新聞出版 3,710件 人気順 新着順 現代の肖像 桑山紀彦 歌代幸子/岡原功祐 自意識の強さに苦しんだ思春期。違う自分になりたくて医者になったが、周囲と折り合えなかった。国際貢献に邁進し、その様子を子どもたちに伝えるNPO活動をすることで、ようやく自分の居場所を見つけた。東日本大震災に遭い、囚われていたものに気づいた。医者だって泣いていい――。被災者に寄り添い、新しい心療内科医像を模索する、一人の医師の記録。 110円 現代の肖像 小出裕章 今井一/会田法行 京都大学原子炉実験所助教(助手)として、原発をなくすための研究と活動に半生を捧げてきた。かつては原子力の平和利用を夢見て原子核工学を学び、反原発の論客として知る人ぞ知る存在だったが、3.11以降、講演と著書が急激に増え、一躍ブームに。穏やかな表情をたたえながら、安全神話や原発依存社会と戦い続けてきた男の実像に迫る。 110円 現代の肖像 小島慶子 北原みのり/戸澤裕司 2010年、冠番組「小島慶子 キラ☆キラ」が好調のなかTBSを退社、“女子アナ”の看板を捨てて“ラジオパーソナリティー”を名乗った。心の中には、ラジオに救われた一人の少女が、いまもすんでいる。 110円 現代の肖像 佐々木常夫 山田清機/鈴木心 この人の著書を、効率重視型のビジネスハウツー本と思って手にとると、面食らうかもしれない。「根回し」を説き、「家族的絆」を説く――むしろ一見、古風なサラリーマン心得に思える。だがその根底にあるものは、「多様な個性を肯定する」という現代社会に必要なメッセージだった。 110円 現代の肖像 澤田秀雄 山田厚史/今祥雄 旅の魅力に取りつかれた一人の若者は、格安航空券を斡旋して夢と好奇心に溢れる人たちを送りだした。海外旅行がまだ金持ちの特権だった時代に趣味から生まれたビジネスは、次々と壁にぶちあたる。それでもジェット機を飛ばし、経営危機のリゾートを引き受けてきた。その、果てなく続く旅をたどって。 110円 現代の肖像 澤野由明 大鹿靖明/今村拓馬 大阪・通天閣のそばにある履物店主の、趣味が高じて始めたジャズレーベル。店主の「気持ちのいい音ならええやん」のポリシーのもと、品のいいピアノサウンドは、愛好家ばかりでなくジャズ初心者にも受け入れられている。下駄を売り、ジャズのCDを作る――。老舗の旦那の道楽には、家業の商人道がしっかりと息づいていた。 110円 現代の肖像 春風亭一之輔 守田梢路/キッチンミノル 大抜擢である。落語協会が2年ぶりに満を持して送り出す新真打は、21人抜きの単独披露となった。「パーパー喋るのはできない」クールな逸材は、「ホームなのにアウェー」な寄席で、淡々飄々と客を魅了してきた。寄席が放つ不敵な新星。その根っこにあるのは、温かい家庭での真っ当な暮らしである。「師匠」と呼ばれる日を迎えても、それは変わることがない。 110円 現代の肖像 鈴木孝夫 神山典士/門間新弥 虹は七色ではない、太陽は赤くない――鈴木孝夫の著作に外国語を知る面白さを教わった人も多いだろう。一般論にとらわれず、言語体系すらも飛び越えて、そこに生きる人間と文化を知る。言語を知ることは、人間を知ること。だが、オリジナルの学問を求める道は、決して平坦なものではなかった。 110円 現代の肖像 園子温 速水由紀子/遠崎智宏 鬼気迫る作品性ゆえに、国内ばかりか世界中に熱狂的なファンを持つ「園ワールド」。「紀子の食卓」の吉高由里子、「愛のむきだし」の満島ひかり、「冷たい熱帯魚」のでんでんと、出演した俳優の才能を引き出し、大化けさせる監督としても有名だ。映画愛むき出しの、禁断の映像詩人の素顔に肉薄した。 110円 現代の肖像 宋美玄 藤井誠二/馬場磨貴 著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』がアマゾンの和書総合ランキング第1位となり、一躍その名が知れ渡った。現役の産婦人科医によるアドバイスは、女性の性を誤解していた男性、言われるままに男性を受け入れていた女性の双方に響く。 医師としての問題意識と性愛の理想形を探る日々がベストセラーに結実した今。あらためて知りたい、彼女は何者なのかを。 110円 現代の肖像 高島宏平 清野由美/中村治 世の中にインパクトを与えたい――。食品のインターネット通販会社「オイシックス」は、安全・安心の情報を詳細に公開するポリシーで、とりわけ3・11以降、子育て中の母親層を掘り起こして成長している。食の流通インフラ革命を起こすという野望はどこまで果たされたのか。若きリーダーが垣間見せる、容易ならぬ現実がそこにはあった。 110円 現代の肖像 張栩 佐野真/白谷達也 史上初の五冠王にして、史上2人目の七大タイトル制覇の達成者。現代囲碁の「形」に風穴を開けた、「悪い碁」でも勝ちきる戦法と精神力の裏には、異国の地で一度は盤上から去ろうとした過去がある。台湾出身の「王者」が見せる、その反発力の秘密に迫った。 110円 現代の肖像 戸恒浩人 松瀬学/鈴木愛子/会田法行 天空にそびえ立つ634メートル。世界一高いタワー、東京スカイツリーは夜の景色を変えた。繊細な照明表現を可能にしたLEDを味方につけ、闇夜に版画絵のような江戸の美意識を浮かび上がらせる。それを実現させたのは、クールな野心と熱っぽい知性を持つ新進気鋭の照明デザイナーである。 110円 現代の肖像 中澤圭二 一志治夫/門間新弥 30歳で東京・四谷に「すし匠」をオープンした。40代にしてこの道30年のキャリアで、すでに何人もの弟子が独り立ちしていった。その弟子たちと今もしょっちゅう食べ歩きに出かける。“孤高の頑固親父”とはまたちがう、独自に築き上げた鮨屋の大将像とは。 110円 現代の肖像 中野剛志 森健/國森康弘 「平成の開国」との触れ込みで、当時の菅直人首相が突如としてぶちあげたTPPへの参加検討の表明。当初、大手メディアもこぞって賛成した風潮に危機感を抱き、時には煽情的にメディアに登場した。TPPに真っ向から反対しながら、出自はTPPを推進する経済産業省にある。この向こう見ずな論客の行く末は。 110円 現代の肖像 西田敏行 高瀬毅/鈴木心 福島県の中通りで育った。中学卒業後、役者を志して故郷を離れ、日本を代表する名優となる。福島を離れて50年近くが経ったとき、大好きな故郷を東京電力福島第一原発の事故という「人災」が襲った。親しみやすいルックスの底に秘めていた、原発は「NO」という一貫した信念。表現者として、怒りは隠さない。隠せない。 110円 現代の肖像 根津八紘 山岡淳一郎/白谷達也 妊娠、出産をめぐるニュースには、必ずといっていいほど、この医師の姿がある。代理出産に減胎手術。そのたびに倫理観を問われ、非難を浴びてきた。誰のための生殖医療なのか、と。常に目の前の患者のために奮闘してきた。法の整備が間に合わない生殖医療の現場で、もがき、苦しみ続けている。 110円 現代の肖像 蓮田太二 大久保真紀/今岡昌子 赤ちゃんを運んでくる幸せの鳥――。西洋に伝わる童話にちなみ、それは「こうのとりのゆりかご」と名づけられた。親がどうしても育てられない赤ちゃんを救いたいと、匿名で赤ちゃんを預かる「ゆりかご」を設置してから5年。バッシングにさらされても、命を救う医療と対峙し続けてきた産婦人科医には、揺るぎのない信念がある。 110円 現代の肖像 春名風花 北原みのり/今村拓馬 0歳から芸能界で仕事を始め、3歳でケータイをあやつり、9歳のときにツイッターを始めた。そのつぶやきを待つ人は十数万人。小学6年生にして容赦のない罵りにさらされながらも、毅然と立ち向かい、それゆえに尊敬される――。ねえ、あなたは、どんな子どもなの? 110円 現代の肖像 古田新太 神山典士/今井一詞 「劇団☆新感線」の、押しも押されもせぬ看板役者である。役者生活は四半世紀を超えた。主な出演作品は・・・、と続けようとして、はたと困った。ありすぎるのだ。舞台はもちろん、テレビにラジオに映画――仕事中毒ぶりは、とどまるところを知らない。 110円 1 ... 183184185 186 TOP 電子書籍(本・小説) 朝日新聞出版 184ページ目