徳間書店 2,874件 人気順 新着順 出雲 神々への愛と恐れ 西村京太郎 K美を殺してやりたい──呪いの絵馬を出雲大社に掲げた堀井恵が殺された。ジョギング中に轢き逃げされたのだ。十津川警部らの捜査によって、K美とは、モデルあがりのデザイナー井崎清美と判明。当初、エリートサラリーマン栗田信彦をめぐる三角関係のもつれかと思われたが、栗田が、岡山から出雲へ向う特急「やくも」の車中で毒殺され、事件は予想外の展開を……!? 傑作長篇ミステリー。 682円 隠蔽指令 江上 剛 「僕はひときわ君を信頼している。うまくやってくれ」メガバンクの頭取の言葉に行員天野の胸は熱くなった。かつてのトップが愛人に行った七億円もの不正融資。「信頼」に応えるべく、天野はその隠蔽に奔走する。やがて介入する闇社会、起こる血の惨劇。家庭さえ崩壊させながら悪戦苦闘した天野が得た、残酷な報いとは? サラリーマンの絶望と再生。みずほ元幹部だからこそ描けた迫真の「銀行」告発小説! 733円 圓朝謎語り 稲葉 稔 時は幕末。若くして人気絶頂となった噺家圓朝(えんちょう)は、自らの芸に疑問を抱きはじめていた。そんな折、なじみの蕎麦屋の娘が何者かに殺された。事件の謎を追うことで、娘の菩提を弔うとともに新たな噺に役立てようとする圓朝だが、探索ははかどらず、怪談めいた話まで舞い込んで……。新作「牡丹灯籠」は完成するのか。殺しの犯人は? 時代小説の雄が鮮やかに描き出す落語中興の祖の青春! 701円 大江戸もののけ拝み屋控 ろくヱもん 朝松健 時は宝暦。花のお江戸の辻に立ち、頼まれたらいかなる妖怪・魔物・祟り神でも必ず祓う──辻風の六、通称拝み屋ろくヱもんはある日の夕暮れ、逢魔ヶ辻に見台を出した。夢が「ここに立て」と教えてくれたのだ。果たして現れたのは、いま話題の看板女形とひとりの少女。そして少女の背中にいたのは侍姿の猫神さま? 猫神さまの依頼を受けて、ろくヱもんはとんでもない妖怪と戦うことに! 682円 大奥騒乱 伊賀者同心手控え 上田秀人 将軍家治(いえはる)の寵臣田沼意次に遺恨を抱く松平定信は、大奥を害して失脚に導こうとする。実行役は腹心のお庭番和多田要(わただかなめ)。危難を察した大奥表使い大島は、御広敷伊賀者同心御厨一兵(みくりやいっぺい)に反撃を命じる。要をはじめ数々の刺客と死闘を繰り広げる一兵。やがて大奥女中すわ懐妊の噂が駆け巡り、事態は急転。女中たちの権力争いが加熱し、ついには死者までも。修羅場を迎えた一兵は使命を果たせるのか! 737円 狼の寓話 南方署強行犯係 近藤史恵 大阪の南方署、刑事課に配属の會川圭司は最初の現場でどじを踏んでしまった。犯行現場のバスルームで鑑識がみつけた髪の毛を流してしまったのだ。そんなヘタレな刑事が新しく組んだ相棒が黒岩という女刑事。こちらもお荷物扱いのようだが……黒岩の粘り強い捜査は、思いがけない真実をあぶり出していく。ヒューマンな刑事物語! 628円 夫は泥棒、妻は刑事 16 泥棒に追い風 赤川次郎 リストラされ、家族を養うために、生まれて初めて他人様の家に泥棒に入った有田。ところが、その家には一人暮らしの老人が。しかも老人は、有田に100万円をくれたのだ。だが、その翌日、老人は何者かに殺される。しかも老人は、裏社会では有名な〈H興行〉の跡目を継いだ、25歳の美貌の女社長・清原さつきの父親だった……。有田一家の運命は? 刑事の妻と、泥棒の夫が解決します。この巻も変わらずふたりは相思相愛、傑作ユーモアミステリー。 704円 お髷番承り候一 潜謀の影 上田秀人 将軍の身体に刃物を当てることが唯一許されるだけに、かえって絆が深くなるお髷番(まげばん)。四代家綱は、秘命を託すのに最適なこの役に、かつてお花畑番として寵愛した深室賢治郎を抜擢した。謹慎が解け、帰藩する紀州大納言徳川頼宣の、「我らも源氏でございます」という言葉の真意を探らんがためだった。務めを遂げんとする賢治郎の前に、将軍位略奪を巡る徳川家重鎮らの姦計が立ちはだかる! 691円 お髷番承り候二 奸闘の緒 上田秀人 「このままでは躬(み)は大奥に殺されかねぬ」将軍継嗣をめぐる大奥の不穏な動きを察した四代将軍家綱は、お髷番(まげばん)深室賢治郎に動向を探るよう直命を下す。そこで蠢いていたのは、順性院と桂昌院の思惑。それぞれ実子を五代将軍につかせんと権謀術数を競っていた。家綱放逐を企む者にとって、腹心のお髷番は目下の敵。襲い来る刺客と死闘を繰り広げる賢治郎。風心流小太刀が電光石火で悪を断つ! 691円 お髷番承り候三 血族の澱 上田秀人 徳川綱吉の行列が襲われた。甲府徳川家の家臣の仕業だ。綱吉に被害は及ばなかったものの、館林徳川家は報復として桜田館を襲う。将軍継承をめぐる弟たちの争いを憂慮した四代家綱は、誰よりも信を置くお髷番深室賢治郎を密使として両家に差し向け、事態の収束を図る。しかし継承問題は血で血を洗う惨劇に発展。家綱を、江戸幕府の泰平を賢治郎は守れるのか。すべては小太刀にかかる! 691円 お髷番承り候四 傾国の策 上田秀人 紀州藩主徳川頼宣が出府を願い出た。幕府に恨みを持つかつての大立者が沈黙を破ったのだ。老中らに緊張が走る。四代将軍家綱に危害が及ばぬよう目を光らせるのは、お髷番にして風心流小太刀の使い手、深室賢治郎。頼宣の想像を絶する企みとは--。骨肉相食む、甲府と館林両家の将軍後継争いも収束の気配を見せず、さらに大奥では刺客が蠢く。相次ぐ天下の大事。賢治郎は打破できるか! 691円 お髷番承り候五 寵臣の真 上田秀人 お髷番深室賢治郎は絶対的な忠義を誓う四代将軍家綱から目通りを禁じられてしまう。麹町で起きた浪人衆斬殺事件を報せず、逆鱗に触れたのだ。だがそこには紀州藩主徳川頼宣の関与があった。将軍であろうと迂闊に手出しできぬ難事。賢治郎は事の真相を探る。待ち受けるは次期将軍を巡る陰謀。次々に襲いかかる黒鍬者(くろくわもの)、根来者(ねごろもの)を討ち破り、家綱の信頼を取り戻せるか。孤独な闘いが始まる! 691円 お髷番承り候六 鳴動の徴 上田秀人 次期将軍の座をめぐり火花を散らす、紀州徳川、甲府徳川、館林徳川の三家。紀州藩主徳川頼宣(よりのぶ)は将軍家綱の大奥に刺客を忍ばせ、虎視眈々と頃合いを窺う。一方、館林家は黒鍬者(くろくわもの)を差し向け、頼宣排除に乗り出した。さらに甲府家は事態の渾沌に乗じ、館林の黒鍬者の引き抜きを企てる。風雲急を告げる三つ巴の争い。かつてない危機に瀕した家綱を守れるか。お髷番(まげばん)深室賢治郎(みむろけんじろう)の小太刀が奔る! 691円 お髷番承り候七 流動の渦 上田秀人 甲州藩主綱重の生母順性院に黒鍬衆が牙を剥いた。九死に一生を得たものの、用人山本兵庫は怒り心頭に発し、黒鍬衆を次々に暗殺。なぜ順性院は狙われたのか。事件を知った将軍家綱はお髷番(まげばん)深室賢治郎に全容解明を命じる。やがて将軍後継争いのあらたな火種を探知した賢治郎だが、覚えず巧妙な悪略に足をとられる。家綱に誓った絶対的忠義。身命を賭して二重三重に張り巡らされた罠に挑む! 704円 お髷番承り候八 騒擾の発 上田秀人 将軍家綱の御台所(みだいどころ)懐妊の噂が江戸城下を駆けめぐった。次期将軍の座を虎視眈々と狙う館林、甲府、紀州の三家は真偽を探るべく、家綱のお髷番にして寵臣深室賢治郎と接触。紀州藩主頼宣は懐柔を試みる一方、甲府藩主綱重の生母順性院付き用人は力ずくで口を割らせようと血眼に。御台所暗殺の姦計までも持ち上がるなか、満身創痍の賢治郎がとった手段とは。幕府の命運がその双肩にかかる! 704円 お髷番承り候九 登竜の標 上田秀人 将軍家綱のお髷番(まげばん)にして寵臣深室賢治郎(みむろけんじろう)は館林徳川家の黒鍬者(くろくわもの)に襲われるが、返り討ちに。老中阿部忠秋はこれを謀叛と取り、賢治郎に黒鍬者殲滅を命じる。一方、将軍正室の懐妊を確信した甲府藩家老新見正信は、大奥に刺客を送って害そうと画策。家綱の身にも危難が迫る。事態を打破しようとする賢治郎だが、目付に用人殺害の疑いをかけられ──。寵臣として最大の試練。その真価が問われる。 704円 父子十手捕物日記 鈴木英治 名同心の父(丈右衛門)から十手を受け継いで二年、美味い物と娘の尻ばかり追いかけている文之介(ふみのすけ)。時には近所の餓鬼から悪戯されるが、筋はいい剣術と持ち前の人の善さが功を奏し、難事件も見事落着。幼馴染みの中間勇七を随え、今日も江戸の町を行く! 大人気シリーズ第一弾。 649円 父子十手捕物日記 蒼い月 鈴木英治 苦手なお克とついに食事をすることになってしまった文之介。頭が痛いとはいえ、瀬戸物屋に這入った盗っ人も捕えなくてはならないし、子供の掏摸も探さなくてはいけないしで……。八方ふさがりの文之介は、一体どんな智恵をしぼるのか? 大人気時代小説第四弾! 691円 父子十手捕物日記 一輪の花 鈴木英治 瀬戸物屋の見澤屋が襲われた。この二ケ月間で九軒の大店が同じと思われる盗賊に入られているのだ。しかも、文之介にベタ惚れのお克の店までもが! さらに今度は、なんの手がかりも得られぬうちに人殺しが起きた!! どうする御牧父子!?大人気時代小説シリーズ第三弾。 649円 父子十手捕物日記 お陀仏坂 鈴木英治 いま府内を騒がしているのは“人を殺さず、蔵に傷付けず”という盗賊。父丈右衛門の「向こうがしの喜太夫ではないか」との助言に奔走する文之介だったが、先輩吾市が故あって獄中に入れられたうえ、鉄火娘さくらが現れ、てんてこ舞いに……。シリーズ第六弾。 691円 1 ... 130131132 ... 144 TOP 電子書籍(本・小説) 徳間書店 131ページ目