早川書房 3,931件 人気順 新着順 家が買えない 高額化する住まい 商品化する暮らし 牧野知弘(著) 空き家問題が深刻化する一方で、なぜ令和バブルとも囁かれる不動産価格の高騰は起こっているのか。住宅の金融資産化、都心居住への偏重、ビジネス論理による高層マンション乱立・・・・・・庶民から離れた狂奔に警鐘を鳴らし、これからの街と住まいの在り方を伝える。 1,254円 ヴァーチャル・ライト ウィリアム・ギブスン(著)/浅倉久志(訳) 西暦2005年のサンフランシスコ。大地震によってベイ・ブリッジは倒壊し、多くのホームレスが一種の共同体を橋の上に形成していた。 メッセージ運搬人の少女シェヴェットは、盗んだサングラスがもとで何人かの男に追われていた。このサングラスこそ、光子を必要とせず直接視神経に作用して視覚を発生させる装置「ヴァーチャル・ライト」だった。 そのサングラスに隠された秘密とは・・・・・・ ※本書は角川文庫『ヴァーチャル・ライト』初刷(1999年1月発行)を底本とした電子書籍版です。底本に収録されていたカバーデータ、解説は収録されておりません。 1,300円 宇宙を解き明かす9つの数 巨大数・微小数・無限をめぐる冒険 アントニオ・パディーヤ(著)/水谷淳(訳) ウサイン・ボルトが走るとき、周囲の時間は1.000000000000000858倍遅くなり、アインシュタインが導入した宇宙定数λは観測的には10の-120乗以下である──こうした9つの巨大数や微小数などを糸口に、最先端の物理学によって宇宙の姿を超弩級のスケールで描き出す。 2,970円 時間移民 劉慈欣短篇集II 劉慈欣(著)/大森望(訳)/光吉さくら(訳)/ワン・チャイ(訳) 環境悪化と人口増加のため、政府はやむなく“時間移民”を決断。全世界に建設された200棟の冷凍倉庫に眠る合計8000万人の移民を率いて、大使は未来へと旅立つ……。表題作「時間移民」のほか、宇宙からやってきた“音楽家”が国連本部前のコンサートに飛び入り参加して太陽を奏でる「歓喜の歌」、『三体』でも活躍した天才物理学者・丁儀がクォーク分割に挑む「ミクロの果て」、すべてを見通しているかのような男に警察が翻弄される銀河賞受賞作「鏡」、太陽系の果てへとひとり漂流する少女を全人類がネット経由で見守る「フィールズ・オブ・ゴールド」など全13篇を収録する、劉慈欣の傑作短篇集。 2,420円 失墜の王国 ジョー・ネスボ(著)/鈴木恵(訳) 主人公ロイの住む山間の村。彼の弟カールは、新妻シャノンとともに村をリゾート地へする計画を携えて帰ってきた。リゾート化計画は、村を豊かにするためだとカールは言う。だがロイは、弟の本心は村を支配することにあると察していた。そこに殺人事件が起こり・・・・・・。 3,740円 スプーク・カントリー ウィリアム・ギブスン(著)/浅倉久志(訳) 1990年代にカルト的な人気を博したロック・バンド<カーヒュー>のヴォーカルだったホリス・ヘンリーは、バンドの解散後、フリーのジャーナリストになっていた。 そんなホリスに、広告業界の大物ヒュベアトス・ビゲンドが創刊する新雑誌<ノードン>に取材記事を書いてほしいという依頼がきた。それは、仮想現実用の特殊バイザーをつけると、現実の光景に重ねあわせるように別の光景が見られる一種の臨場感アートの取材だった。 <ヴァイパー・ルーム>の前に倒れているリバー・フェニックス、ヘルムート・ニュートンに捧げるヴァーチャル・モニュメント・・・・・・。このアートの制作に協力している天才ハッカー、ボビー・チョンボーに紹介されたときから、ホリスは謎の事件へと引きこまれていく。 ニューヨークに住む中国系キューバ移民のチトーは、かつて諜報活動にかかわっていた老人に、ワシントン広場で定期的にiPodを渡していた。やがて、チトーは老人から、思いがけない仕事を頼まれ、怪しい男たちに追いかけられるはめに陥る。 薬物中毒のミルグリムは、政府の捜査官らしき男ブラウンに拘束され、ロシア語やヴォラピュク語の翻訳をしていた。そのブラウンは、アメリカ国内で活動中の組織犯罪集団の監視をしているというのだが・・・・・・。 取材するホリス、逃走するチトー、囚われの身のミルグリム──三人それぞれが未知なる力に導かれ、その果てに見たものとは? ※本書は早川書房『スプーク・カントリー』初刷(2008年12月発行)を底本とした電子書籍版です。底本に収録されていたカバーデータは収録されておりません。 1,300円 スポーツは人生に必要ですか 森林貴彦(著)/為末大(著) 仮に名誉も金銭も得られず、進学にも有利ではないとしたら、スポーツはどう役に立つのだろうか。余暇のためか、それとも教育か。両者は一見矛盾するように思えるが、この二つを繋ぐ鍵となるのが「楽しむこと」である──。部訓に「Enjoy Baseball」を掲げ2023年夏の甲子園で全国優勝を果たした慶應高校野球部監督の森林貴彦と、元陸上競技選手の為末大が、スポーツの価値をめぐって徹底議論。勝利にとことんこだわりながらも勝利至上主義とは一線を画す、両氏だからこそ辿りついた答えとは? 1,210円 チョコレートと日本人 市川歩美(著) 世界に類を見ないチョコレートの盛り上がりを見せる日本のバレンタインデー。メディアの報道、1日1億円以上を売り上げる百貨店催事、生チョコや高級チョコレートブーム、ビーントゥーバーの台頭を経て、カカオが抱える世界的な問題に眼を向ける日本のチョコレート業界。日本のチョコレートをめぐる歴史と未来を語る。 1,276円 パターン・レコグニション ウィリアム・ギブスン(著)/浅倉久志(訳) ケイスは新製品の売れ行きを直感的に判断できる「クールハンター」。ファッション業界を中心とした企業から相談を受け、そのジャッジにより生計をたてている。 彼女の興味の中心は<フッテージ>。<フッテージ>はネット上にランダムに流されている断片的な映像で、ストーリーもないが、抜群の完成度を誇る。 クライアントからロンドンでの仕事を得たケイスは友人のフラットに居をかまえる。最終的なタスクは<フッテージ>の正体を探ること。広告界の新しい分野を切り開きたいというのが目的だ。 半強制的に探索に協力することになったケイスは、タキという日本人が<フッテージ>の正体の一部を解読したという情報を仕入れ、日本へと旅立った・・・・・・ ※本書は角川書店『パターン・レコグニション』初刷(2004年5月発行)を底本とした電子書籍版です。底本に収録されていたカバーデータ、解説は収録されておりません。 1,300円 フューチャーマチック ウィリアム・ギブスン(著)/浅倉久志(訳) ドラッグの後遺症により、無限に重層するネットワークの中に情報【データ】群の特異点、結節点【ノーダル・ポイント】が見えるようになったレイニー。 1911年以来の巨大結節点【ノーダル・ポイント】を見てしまったレイニーは、歴史の大変革がサンフランシスコを中心におこりつつあることを確信する。何か新しいものが生まれている! 新宿のダンボールハウスで身動きの取れないレイニーは、友人のライデルにその謎の調査を依頼するが、ライデルは何者かに命を狙われはじめる・・・・・・ ※本書は角川書店『フューチャーマチック』初刷(2000年5月発行)を底本とした電子書籍版です。底本に収録されていたカバーデータ、解説は収録されておりません。 1,300円 「ほどほど」にできない子どもたち 達成中毒 ジェニファー・ウォレス(著)/信藤玲子(訳) 現代の中高生は成功へのかつてないプレッシャーにさらされており、アメリカの成績優秀校では、不安症や自傷行為の割合が急増している。なぜ彼らは目標達成を渇望し、それに満たないと自身には価値がないと思うのか。現代社会に潜む「有害な達成文化」を明かす。 2,640円 異常【アノマリー】 エルヴェ・ル・テリエ(著)/加藤かおり(訳) 〔ゴンクール賞受賞〕殺し屋、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男。彼らが乗り合わせたのは偶然か、誰かの選択か。パリ発の航空機がニューヨークに向けて降下をはじめたとき、異常な乱気流に巻きこまれる。乗客は奇跡的に生還したかに見えたが。先読みできない衝撃のエンタメ小説! 解説/斜線堂有紀 1,320円 金融ディストピア カネはなぜ超富裕層に集中するのか ノミ・プリンス(著)/藤井清美(訳) 実体経済を犠牲にして金融市場にカネを注ぎこむ金融エリートたち。彼らが世界にもたらした「永続的なゆがみ」の恐怖とは。「メガリッチ」と「その他労働者」に二極化した経済の行方は。ウォール街を知り尽くしたジャーナリストによる警世の書。解説/藻谷浩介 4,180円 タイタン・ノワール ニック・ハーカウェイ(著)/酒井昭伸(訳) 亡くなったのは壮年にしか見えない90代の巨大な男・・・・・・。探偵キャルは若返り処置タイタン化の開発者一族をめぐる闇に巻きこまれる。 1,958円 台北裁判 唐福睿(著)/よしだかおり(訳) 台湾の少数民族・アミ族一家殺害事件で、インドネシア人の青年が逮捕された。公設弁護人のトンは、自身もアミ族出身だったが青年の弁護を引き受ける。しかし、青年は何も語ろうとしなかった。裁判はメディアの注目を集め、陰の組織がトンに圧力をかけはじめる。弁護士で映画監督でもある著者が描く迫真の法廷ミステリ。 2,035円 鼠の島 ジョン・スティール(著)/青木創(訳) 香港返還まで残り2年に迫った1995年、香港の犯罪組織はニューヨークへと活動の拠点を移そうとしていた。マフィアとのつながりを持つ刑事バークは、組織潜入のために香港からニューヨークへとやってきた。だが、ある日、彼は自身の過去を知る人物と出会い・・・・・・ 2,750円 フェローシップ岬 アリス・エリオット・ダーク(著)/金井真弓(訳) 児童作家のアグネスと親友のポリーには、80年にわたる思い出、お互いに理解できない男たちへの愛憎、心の奥底で分かち合う秘密があった。そこへ若い女性編集者のモードが現れたとき、二人が長年沈黙し続けてきた、この岬で暮らす人々の過去が明らかになる。 4,950円 マリアを運べ 睦月準也(著) 17歳の運び屋の風子に、ある荷物を運んでほしいという依頼が持ち込まれた。一度走った道をすべて記憶している風子は、持ち前の運転技術を活かして長野県の諏訪を目指す。ヤクザや新興宗教、某国のスパイまでもが荷物を狙うなか、彼女は依頼を完遂できるのか。第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。 1,980円 数覚とは何か?〔新版〕 心が数を創り、操る仕組み スタニスラス・ドゥアンヌ(著)/長谷川眞理子(訳)/小林哲生(訳) 数とは文化的に創られたものではなく、ヒトに生まれつき備わる能力=数覚が関与していた! 内なる数的処理の仕組みを解き明かす。 1,760円 AIとSF2 日本SF作家クラブ(編) 『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に続く、長谷敏司新作長篇300枚を収録。 AIの普及で変化せざるをえない物語と家族を描く長谷敏司「竜を殺す」ほか、急速に社会へと実装される、AIの最前線11篇を収録。 目 次 竜を殺す 長谷敏司 烙印の名はヒト 第一章 ラブ:夢看る介護肢 人間六度 I traviati 最後の女優 池澤春菜 生前葬と予言獣 津久井五月 幸せなアポトーシス 茜灯里 看取りプロトコル 揚羽はな 月面における 人間性回復運動の失敗 海猫沢めろん 意識の繭 黒石迩守 X-7329 樋口恭介 魔の王が見る 円城塔 ベニィ 塩崎ツトム 1,496円 1 234 ... 197 TOP 電子書籍(本・小説) 早川書房 2ページ目