祥伝社 2,068件 人気順 新着順 縁結び蕎麦――縄のれん福寿 有馬美季子 蕎麦を打つ手に、力が籠る。柔らかだけれど、こしのある蕎麦。その蕎麦が、大切な人たちと結びつけてくれた。しなやかだけれど、決して途切れない縁を――。そう料理に感謝する縄のれんの女将お園を、かつての店の居候里江が訪ねてきた。再会を喜び合う二人。そんな中、常連の吉之進のはとこという娘が、お園を目の敵にし始めて……。心づくしが胸を打つ絶品料理帖。 715円 かまさん――榎本武揚と箱館共和国 門井慶喜 榎本釜次郎武揚。日本最大最強の軍艦「開陽」を擁して箱館戦争を起こした男。旗本出身ではあるが、海軍伝習所に学び、三年半ものオランダ留学を経験した男。科学者であり、技術者であり、万国公法に通じた法学者―幕末から維新を駆け抜けた、「武士の鑑」か「武士の風上にも置けぬ」裏切り者か。真にあるべき「新しい日本」を唯一捕りに行った、不屈の挑戦の物語! 946円 伽羅の残香 小杉健治 伽羅に似た香りの鬢付け油が大人気の『錦屋』。その主・卯三郎は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻く争いの行方は!? 704円 驕奢の宴(上) 井沢元彦 「国の大きな要が崩れ去ったのだ。それをもう一度締め直す」本能寺で信長が横死し、戦国の世は一気に混迷した。北条は関東の滝川一益を襲い、北陸路では上杉と柴田勝家が睨み合う。旧武田領甲信の争奪戦は徳川家康が制した。だが、織田家後継を巡る思惑の中で、明智光秀を討ち取った羽柴秀吉が、天下人に近づいていた……。風雲急を告げる歴史巨編第三部! 825円 驕奢の宴(下) 井沢元彦 「この唐の国をそっくりそなたに進呈しよう」小田原城が陥落、奥羽の伊達も帰服して天下統一の成った秀吉は、唐土の地図を広げ、さらなる野望を茶々に語る。加藤清正に名護屋城を完成させ、小西行長と競わせるかのように、朝鮮国へと大軍勢を派遣した。当初は快進撃を続ける日本軍だったが……。見果てぬ夢、力、そして人々の悲哀――大河歴史小説、ついに完結! 825円 霧に棲む鬼 小杉健治 口入屋『宝生屋』番頭の久次郎と町火消し吾平の惨殺体が立て続けに見つかった。風烈廻り与力・青柳剣一郎は手口の残忍さから同一犯と断定。宝生屋・主の与五郎が二人と博打仲間だったと知り遺恨を疑うも、与五郎は身に覚えがないと言う。だが与五郎も謎の刺客に襲われ、15年前の悲惨な事件が浮上する…。哀しみの果てに己を捨てた復讐鬼を、剣一郎はどう裁く。 704円 黒太刀 北町奉行所捕物控(2) 長谷川 卓 袋物問屋伊勢屋の主が斬殺された。北町奉行所臨時廻り同心鷲津軍兵衛は圧倒的な斬り口から、数年毎に殺しを繰り返す「黒太刀」と呼ばれる男の手口と断ずる。殺しを請け負う一味の存在を確信した軍兵衛は、亡くなった伊勢屋の身辺を探り、ある火消人足の存在を知る。しかし、唯一の手がかりの火消は殺され…。一味の意外な正体とは?軍兵衛は黒太刀を倒せるか? 726円 源氏豆腐――縄のれん福寿 有馬美季子 お園が、江戸に帰ってきた。だがその矢先、お園を待っていたのは、店の危機だった。近所にできた京料理屋“山源”に、留守にしている間に客を根こそぎとられてしまったのだ。しかも“山源”の板長・勘市は、「お客の心を癒すための料理」というお園の考えを強く否定した。だが、信念を曲げないお園は、お客と自らをも救う一品を作り出す。優しさ溢れる人情料理帖。 704円 幻夜行 小杉健治 商いをやめ誰もいない旅籠に、娘が入り、忽然と姿を消した――。3年前、旅籠成田屋では若旦那が女中を殺し逐電。娘は女中の霊なのか? 成田屋に娘を案内した大工が、普請場の屋根から転落。行脚僧、易者、関わった者はみな不審な死を遂げる。風烈廻り与力青柳剣一郎も怨霊騒ぎの探索へ。しかし成田屋で遭った人足が溺死し…。剣一郎は怪異を解き明かせるか? 726円 さくら餅――縄のれん福寿 有馬美季子 日本橋小舟町〈福寿〉の料理は元気づけると評判だ。その店を十歳の少年連太郎と下男勘助が訪れた。女将のお園が出した“親子飯”と“親子雑煮”に感激し、二人は事情を語り出す。父の乱心によるお家取り潰しで、一家離散となった連太郎。江戸で見かけられた生みの母を捜しに信州の養家から出てきたという――。健気に悩み惑う少年を、お園の温かな料理が導いていく。 693円 砂の守り 小杉健治 鮮やかな斬り口だった。矢先稲荷脇で発見された死体を検死した青柳剣一郎は剣客による犯行と判断。三月前の刃傷事件と絡め、連続殺人を疑い探索を始める。浮上したのは同じ頃に一刀流仁村道場の師範代を辞め、姿を晦ました神村左近という男だった。一方、その道場の門弟高岡弥之助は事件当日、現場付近で左近を目撃、独自に追っていたが、第三の死体が発見され…。 704円 善の焔 小杉健治 強風吹き荒れる大伝馬町で、火の手が上がった。青柳剣一郎たち風烈廻りの働きで小火に済むが、数日後、今度は通旅籠町で付け火未遂が起きる。しかも、犯人を目撃した男が刺された。当夜の風向きからすると、狙いは牢屋敷の解き放ちか!? 死罪で入牢中の5人と関係の深い者を探る剣一郎。やがて、事件の真相が人の心に棲む“善と悪の奥深さ”にあると気付くが…。 704円 父と子と 新・戻り舟同心 長谷川 卓 上方の大盗賊・夜宮の長兵衛は、斬首覚悟で江戸へと潜入した。十六年前、泣く泣く手離した娘に一目会いたくなったのだ。余命僅か、必死に捜す長兵衛。一方、迷宮入り事件を専門に追う二ツ森伝次郎ら戻り舟に、多忙の奉行所から長兵衛捕縛の命が下る。どんな悪も許さぬ伝次郎だが、大盗賊の子への想いを知ると一肌脱ぐ決意をする――。待望の新シリーズ、感涙の幕開け。 770円 出立ちの膳――縄のれん福寿 有馬美季子 お園は芋を剥き、鮎を捌く。あの人を思って――。夜道を襲われたお園を助けに現われた男が落とした紙片。そこには謎の食材が書かれていた。それが元夫・清次との思い出に符合すると気づいたお園は、矢も楯もたまらず旅に出る。食材に導かれるように、旅の途上で邂逅する清次とその父の過去。やがて意外な形で旅が終わり……。健気なお園の姿が胸を打つ江戸料理帖。 737円 毒虫 北町奉行所捕物控(4) 長谷川 卓 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、勘当した倅・政吉を捜す旅籠の主・吉兵衛から、長年捕縛を免れる一家皆殺しの凶賊・野火止の弥三郎の手掛かりを得る。政吉と弥三郎一味の探索に乗り出すも、政吉は数年前に自死したことが判明、探索は暗礁に。しかし数日後、政吉の死を語った茶屋女が絞殺される! そんな折、軍兵衛はかつての剣の兄弟子を見かけ、不吉な予感を覚えるが――。 748円 縄のれん福寿――細腕お園美味草紙 有馬美季子 薄切りにして煮た蛸を、炊き上がる直前の飯に混ぜ込んで、汁を掛ける。それに刻んだ大葉を散らせば、ほんのり桜色に染まった御飯の出来上がり。縄のれん〈福寿〉を営む美人女将のお園は、優しさ溢れる料理で訪れる人々の心を癒す――。恋に悩む者、過去に囚われる者、生に惑う者。彼らを救う魅惑の一品と一途な想い。人と人とを温かく包み込む江戸料理帖、開幕。 792円 破暁の道(上) 小杉健治 周次郎の女房のおきみが失踪した。実家の大店の質屋『甲州屋』の差金だと考えた周次郎は、亡父の今際の際の言葉を手がかりに、甲府へ女房捜しに向かう。だが、旅の途中、謎の刺客に襲われる。一方、悪質な金貸し妹尾別当を探る青柳剣一郎は、妹尾と『甲州屋』の関係を語る家訓に違和感を覚えていた。やがて江戸で起きた破落戸の連続殺しが、新たな事件の始まりに…! 704円 破暁の道(下) 小杉健治 刺客の魔手から逃れた周次郎だったが、辿り着いた甲府で再び命を狙われる。誰が何のために? 青柳剣一郎と縁ある旗本・高岡弥之助の手助けで、おきみを捜し、亡父の遺した"言葉"の謎を追う周次郎は、『甲州屋』の誕生に黒い利権が渦巻いているのを知る…。その頃、江戸で金貸し妹尾別当の素性を洗っていた剣一郎は、江戸と甲府で暗躍する、闇の組織に立ち向かう! 704円 はないちもんめ 有馬美季子 八丁堀の同心たちの役宅近く、北紺屋町に料理屋“はないちもんめ”はある。口やかましいが食材選びの目利きの大女将・お紋、美貌で姉御肌の女将・お市、そして女だてらに啖呵を切る見習い娘・お花。女三代が営む賑やかな店に、常連の同心・木暮が浮かぬ顔で現われる。横行する追い剥ぎを捕えられずにいるというのだ。女三代がかしましく事件を解決する新シリーズ第一弾! 649円 はないちもんめ 秋祭り 有馬美季子 文政五年、北紺屋町で料理屋《はないちもんめ》を切り盛りするのは、がみがみうるさいが憎めない大女将お紋、男たちを魅了する美人女将お市、口達者な見習い娘お花の三人だ。頻発する神隠しに悩む八丁堀の旦那たちを、自慢の秋刀魚料理で励ます。その晩秋、三人は日本橋の祭りを手伝うことに。ところが祭りに参加した女が倒れ……。食中りか毒か。女三人が謎を解く! 737円 1 ... 959697 ... 104 TOP 電子書籍(本・小説) 祥伝社 96ページ目