合本 太公望【文春e-Books】
購入した作品の読み方あらすじ
羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎のなかで、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す――。それはこの時代、だれひとり思念にさえ浮かばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃墟にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒を放つこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作が、合本となって登場!
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
釣糸を垂らしたおじいさんのイメージが強い太公望。また、封神演義に影響されている方も多いと思いますが、この小説を読むと今までのイメージはひっくり返ります。個人的には長編映画に出来る位のストーリーだと思います。三国志しか知らない方には、ぜひ宮城谷さんの歴史小説を読んでほしいです。
5点