その街の今は(新潮文庫)
購入した作品の読み方あらすじ
ここが昔どんなんやったか、知りたいねん――。28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。初めて参加したのに最低最悪だった合コンの帰り道、年下の良太郎と出くわした。二人は時々会って、大阪の古い写真を一緒に見たりするようになり――。過ぎ去った時間やささやかな日常を包みこみ、姿を変えていく大阪の街。今を生きる若者の日々を描く、温かな物語。
レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
主人公の「この街の昔の姿、今の姿見をみたい」という気持ち、アラサーにしてとても理解できるようになりました。そう思わせる街に出会えた人は幸せ。
5点柴崎先生の作品は、どれも独特な空気かんがあって大好きです。
作品の世界に、吸い込まれます。
また、読みたい3点