八方美人のすすめ。女性社員のための、女性上司との良好な関係づくりに大切なこと。

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あらすじ

まえがきより

「八方美人だね」と他人に言われたら、あなたはどう思うだろうか?
おおよその人があまりいい気はしないだろう。
それは一般的に、「八方美人」という言葉が「誰にでもいい顔をする」「ゴマすり」を表すイメージを持たれているからだろう。
だが、上司をはじめ職場の人と良好な関係を築くことができない人にこそ、「八方美人であれ」と私は言いたい。

本書では上司との良好な関係づくりに重要なことを大きく三点お伝えする。
まず一点目は基本スタンスについて。
上司と関係をつくるにあたって重要なスタンスは「学ぶ姿勢」「物怖じしない積極性」「敬意」の三点に集約される。
それをどのように日常の中で表現するかによって上司のとらえ方も大きく変わってくる。

二点目は上司との会話の中で行うリアクションについて。
普段から上司の話に対して、笑ったり、頷いたり、様々なリアクションを行うだろう。
リアクションの方法や、バリエーション、褒め方などを紹介する。

三点目は同僚などからの妬み、僻み対策について。
上司との関係を良好に保つことに成功したとしても、背後から刺されてしまっては意味がない。
「上司に媚を売っている」と言われぬよう、同僚などとの関係構築にも気を付けたい。

「八方美人」を辞書で調べると「誰に対しても如才なく振る舞う人」とある。
辞書の字面だけに依存するつもりはないが、今回は「八方美人」をそのような意味でとらえているので、それを前提として読んでほしい。… 以上まえがきより抜粋