ラッシュライフ
購入した作品の読み方あらすじ
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
レビュー・口コミ(7件) 一覧へ
伊坂幸太郎さんの本のなかでも、特に気に入っている一冊です。「えっ、ここが繋がってたの?」「ここも?!」なんて驚きの連続です。
4点瀟洒な会話、刺激を含んだ小話が最大の魅力。読んでいるときがいちばん面白い、そう感じられる小説というのは、小説本来の面白さを備えた小説だと思う。
5点仙台に住んでいる作家さんと聞き、読み始めましたが、どれも、面白いです。独特の世界観?が、大好きです。最後鳥肌ものです
5点5つの物語が仙台駅を中心にそれぞれ進んで行き気持ち良いくらいに繋がって行く。面白い!
5点全く関わりのない人々のふとした行動がまた違う人の行動に影響を与えて行く。
全ては、離れているようで繋がっている事に気付かせてくれる作品でした。3点