小説 日本婦道記
購入した作品の読み方あらすじ
千石どりの武家としての体面を保つために自分は極端につましい生活を送っていたやす女。彼女の死によって初めて明らかになるその生活を描いた『松の花』をはじめ『梅咲きぬ』『尾花川』など11編を収める連作短編集。厳しい武家の定めの中で、夫のため、子のために生き抜いた日本の妻や母の、清々しいまでの強靱さと、凜然たる美しさ、哀しさがあふれる感動的な作品である。
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
周五郎作品は全て読破しましたが、
特に日本婦道記が好きで何時でも読みかえしたくなります、
この度スマホデビューしましたので好きな時に読めて嬉しい限りです
古き佳き時代女の心得として胸に止めておきたい作品ばかりです、
私は心がささくれて辛い時に読むと少しずつ穏やかになれる自分を感じる事が出来るような気がいたします5点