隠蔽捜査(新潮文庫)
購入した作品の読み方あらすじ
竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。保身に走る上層部、上からの命令に苦慮する現場指揮官、混乱する捜査本部。孤立無援の男は、組織の威信を守ることができるのか? 吉川英治文学新人賞受賞の新・警察小説。
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レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
官僚ものにありがちで手垢の付いたアイテムを使いながらも斬新なキャラクター像と巧みなストーリーテリングによって極上のエンターテイメントになっている。おススメ!
5点官僚ドラマで手垢のついた要素の目白押しでウンザリさせられるかと思いきや、主人公のキャラクターが面白すぎてページをめくる手が止まらなかった。
5点キャリアとしての竜崎の考え方生き方は、一般人には理解でかないかもしれない。が。後半の展開では、私のような凡人でも共感でかる、おもしろい内容だった。
5点