ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考

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あらすじ

セウォル号沈没という大事故はなぜ起こったのか。
なぜ多くの命は奪われたのか──。
次々と明らかになる日常的な汚職、
事故後の社会葛藤の凄まじさ、政治劇。
かつて朴正煕元大統領は
「我が五千年の歴史は、
一言でいって退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史は
むしろ燃やしてしかるべきである」と言った。
事故を受けて韓国紙は「韓国は『三流国家』だった」
「あちこちにセウォル号」と書いた。
ローマ法王は
「韓国民が、この事故を契機に、
倫理的にも"霊的"にも生まれ変わるよう望む」
と述べたが、日本の大手新聞は法王の言葉をスルーした。

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あの国のこんな葛藤にまだつき合いますか?
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大事故の背景にある「腐敗システム」と喧騒……
「ケンチャナヨ」「パリパリ」文化、責任者の「先逃」、「滅公奉私」、
噴き出した葛藤・煽動・声闘・謝罪をめぐるまた葛藤、
その間にノーチェックで進んだ対中傾斜と「反日」新原則
――隣国の「真の姿」を、かの国の報道からつまびらかにする。