男の成熟

購入した作品の読み方

あらすじ

「自分の身に起きることは、
すべて自分にとって必要・必然なことで、役に立つことである」

私はこれを座右の銘にしている。
つまり、こう解釈すればいいのだ。

「自分の身に降りかかってきたことは、すべて自分で解決できること。
もし、自分に解決できないことなら、自分の身に降りかかってはこない」

このように考えれば、何事もプラス思考になる。

たとえば、結婚していない身に離婚のゴタゴタは起こらない。
サラリーマンの自分に手形決済の悩みは起こらない。
どんなことでも、自分の身に降りかかってきたのなら、
それは遅かれ早かれ、何とか自分で解決できる。

そう思えばいい。

大人の男として、そう思えれば自分に自信がついてくる。
盲信では困るが、自信を持って生きている人間は強いのだ。

やはり、レイモンド・チャンドラーの言葉が好きだ。

「男は強くなければ生きていけない。
やさしくなければ生きている資格がない」

  ──まえがきより


仕事も遊びも自分に嘘をつくな。
したたかさを身につけろ。
相手の気持ちを忖度しろ。
挑戦することを恐れるな。
  ──深みのある男とはそういうものだ!

いまの生き方でいいのだろうかと不安になったとき、
何度も読みたくなる一冊。

本物の大人になる覚悟を持てば、
自信を取り戻し、道は拓けていく!