下ネタという概念が存在しない退屈な世界7
あらすじ
妊娠させたら、もうおしまい。狸吉危機一髪。
『狸吉。ま●ことアナルは用途も似てるし位置も近いけれど、別物なの。一つの穴にはなれないのよ』
その理屈はさすがにどうかと思ったね。用途全然違うからね。
華城綾女(かじょう・あやめ)の独断で《SOX》は分裂した。分裂した後も彼女らは、それぞれ《右玉》《左玉》にわかれて、それぞれ下ネタテロ行為を続けていた。その混乱に乗じて、鬼頭慶介(おにがしら・けいすけ)は《SOX》を再起不能にするために動き出す。
「卑猥な知識を持つ少年が、純真無垢な少女を妊娠させたら……?」
《SOX》の信用を失墜させるには、簡単な一手があれば良い。
一方、狸吉は綾女を説得してまた一つになりたい! と、とある作戦を敢行していた。その最中、アンナと共に無人客船に閉じ込められる。媚薬の香る無人客船。アンナはもちろん、なぜかついてきていた不破氷菓まで発情し、事態はよりややこしいことに。
捕まったらヤられる……!
男としての尊厳を守るため、そして《SOX》を再び一つにするため、己の貞操をかけた狸吉のサバイバルが幕を開けた……。
アンナ、妊娠なるか!? 着床覚悟の7発目! よろどぴゅ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
- ジャンル
- 出版社