サラリーマンは起業家精神を持ってはいけない
MBビジネス研究班 328円
あらすじ
サラリーマンが起業家精神を持つと自己矛盾が生まれてしまいます。また、最終的には独立する以外の道しかなくなるのも問題です。本書では、起業家精神の実態とサラリーマンが、持つべき心構えをときます。サラリーマンの方にオススメです。
まえがきより
サラリーマンとはいえ起業家精神を持とう。
そういった考え方が世の中に蔓延している。
果たしてこれは本当なのだろうか?
そもそも起業家精神の定義が曖昧であるから、この問いには答えが出にくい。それで、安易に起業家精神を推奨する人が出てくる。
また、成功した起業家の声は大きい。テレビに出演したり、本を書いたり。
当然彼らは成功しているから、起業してよかったと思っているのだ。そして、自分の会社に自分の替わりになれる人材が少なくて、部下が起業家精神を持っていないせいだという結論になる。
ただ、そこにも疑問がある。起業家精神を持っている社員は経営者にとって本当にありがたいのか?
2つの尺度があることがわかる。
会社から見た起業家精神を持った社員と
社員個人の人生の充実のための起業家精神だ。
本書では、2つの角度から、起業家精神をサラリーマンが持つことは、どういうことか検証したい。… 以上まえがきより抜粋
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