時速四十キロで未来へ向かう
購入した作品の読み方あらすじ
2カ月前までは毎日化粧しててきぱきと会社で働いていたのに、今の私はどうだろう。自分がもっとも憎んでいたタイプの女になってしまった。一日じゅうパジャマ兼部屋着姿で、そのままコンビニだって行く。部屋にはビールの空き缶だらけの資源ゴミが3つ、溜まっている。アイロンがけ、靴磨き、化粧、ブロウ、爪の手入れ。ぜんぶぜんぶ嫌になった。ひとりのクリスマス、ひとりの正月。そんなある日、突然訪ねてきたのは……。
レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
角田さんの小説好きで、何冊か読みました。心がホッとします。親近感が湧く日常の物語。
3点日常生活にちょっとため息を付きたくなった時に、少しだけ前向きな気分にしてくれる作品。
3点