プラナリア
購入した作品の読み方あらすじ
「何もかもが面倒くさかった。生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬのも面倒くさかった。だったら、もう病院なんか行かずに、がん再発で死ねばいいんじゃないかなとも思うが、正直言ってそれが一番恐かった。矛盾している。私は矛盾している自分に疲れ果てた。」(本文より)乳ガンの手術以来、25歳の春香は、周囲に気遣われても、ひたすらかったるい自分を持て余し……〈働かないこと〉をめぐる珠玉の5短篇。絶大な支持を得る山本文緒の、直木賞受賞作!
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レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
直木賞をとった短編小説集です。
軽くて読みやすい文章で、各話のボリュームもないので合間合間に進めることができておススメです。
人の内面を描くのが上手だと感じました。5点