歌麿 美人画
クールジャパン研究部 550円
あらすじ
浮世絵の代名詞、喜多川歌麿の傑作選!!
解説付きだから面白い!!
浮世絵といえば歌麿、
美人画といえば歌麿、
歌麿美人は天下一!
葛飾北斎、写楽、歌川広重、歌川国芳――天才浮世絵師
と言われる画家は数多くいるものの、その中でも傑出し、
浮世絵の代名詞にもなっているのが喜多川歌麿。
その50数年の生涯は、ひたすらに浮世絵の深奥を追い続けるものであり、
ついには独自の美人大首絵のスタイルを作り出した。
そして、この美人大首絵こそ歌麿が他の浮世絵師と
一線を画している最大の要因である。
最下級の女郎から遊郭に生きた名妓、
そして水茶屋の評判娘など一般風俗の女たちまで、
あらゆる女性を描いた歌麿による美人画の中から、
特に傑作と思われるものを厳選し、解説も加えた。
喜多川歌麿の世界を存分にお楽しみいただきたい。
【喜多川歌麿 プロフィール】
喜多川歌麿は、江戸時代に活躍した浮世絵師。
代表作に、『画本虫撰(えほんむしえらみ)』、『婦女人相十品』など。
美人大首絵の先駆者で、表情や姿態を通して、
描かれた人物の感情、感覚、生理、内面までをも描き出した。
歌麿自身も『錦織歌麿新模様(にしきおりうたまろしんもよう)』で、
以下のように語っている。
「私の活筆によれば、どのように簡略に書いたとしても女性はみな西施(古代中国の美女)のように美しく魅力的なものになる。」