三国志男
購入した作品の読み方あらすじ
子供の頃のあだ名は「小覇王」。伝説の海賊といえば甘寧。シンバル音を聞くと孔明の伏兵がいると思い慌てる――。三度のメシより三国志が好きな、モテない引きこもりが中国に乗り込んだ。「関羽」「赤壁」とメモのみで行き先を伝え、遺跡100ヶ所近くを制覇。だが、憧れの軍師の像の前には洗濯物が干してあり、絶世の美女は恐ろしいブスになっていた。
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『インドなんか二度と行くかボケ!!・・・でもまた行きたいかも』の著者、さくら剛の著書です。題名『三国志男』のとおり、三国志に関係した遺跡や名所を身一つで渡り歩く武勇伝(?)となっています。日本でも言わずと知れた三国志ですが、実際に中国ではどういう扱いを受けているのかというと・・・著者の話し言葉丸出しの語りもさることながら、さすが中国!!あんな人物がこんな扱いを受けているなんて・・・と思わず絶句していまう衝撃の真実の数々を思い知ることになるでしょう。普段私達がゲームで目にするキャラクター達と実際の彼らの姿に突っ込むのはお約束です。三国志のファンなら一度これを読むと、現地とのギャップに驚くことでしょう。著者自身の言で自分の中で三国志はバトル漫画と一緒だといっているとおり、三国志に詳しくない人でも単に旅行記として楽しむことも出来る一冊です。