新編 忠臣蔵 下

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あらすじ

討ち入り前夜……。
主君の恨みを晴らすため、苦渋と忍耐をもって過ごしてきた赤穂浪士。いよいよその日が迫る!
さまざまな人間模様を魅せながら、しんしんと雪が降り積もっていく……。そして内蔵助を中心とした四十七士は……。

吉川英治
1892年8月、神奈川県生まれ。小説家。様々な職を経て作家となる。『鳴門秘帖』などで人気を博し、1935年より新聞連載が始まった『宮本武蔵』は読者を魅了、大衆小説の代表的作品となる。『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』『新・水滸伝』など後世に残る大作を執筆。


目 次
京伏見廓細見
松坂町界隈
吉良殿長屋
元祿人間圖繪
討入炬燵孫子
此一期・月雪花
吉良方義士
武士は泣くもの
上杉家不戰始末
泉岳寺爐邊話
細川家義士夜話