津和野殺人事件~〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション~
購入した作品の読み方あらすじ
浅見光彦(あさみみつひこ)の母が東京・駒込の霊園で殺人事件の第一発見者となった! 被害者は、山陰の小京都・津和野で隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺(とき)一族の長老・勝蔵(かつぞう)だった。事件の真相を追って津和野に向かう光彦は、「赤いトンネル」の記憶に呼び寄せられて津和野を訪れた樋口(ひぐち)母娘とともに、連続殺人事件に巻き込まれてゆく! 歴史を背負った町の光と影を描く旅情推理の傑作!
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
過去と現在がつながっている証が事件だけなのは、悲しすぎることですが・・・主人公・浅見光彦が訪れた津和野の町は本当に小さいけれど、歴史を物語るスポットがいくつもあります。
歴史、信仰、愛憎、親子、様々な形で彩られています。
愛情ゆえに事件を呼んでしまったのか、愛情あるから解決を導くのか。
津和野殺人事件は発表は古いですが、物語はまったく色褪せません。