真説「日本武将列伝」

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あらすじ

直江兼続から高杉晋作まで、58武将の実像!

戦国時代を見よ! まず謎めいた北条早雲があらわれた。織田信長がいた、明智光秀がいた、武田信玄がいた、上杉謙信がいた、直江兼続もいた。
江戸時代はどうだ。松平忠直がいた、天草四郎時貞がいた、大石内蔵助もいた。大塩平八郎がいた、そして幕末には高杉晋作や坂本龍馬などがあらわれたではないか。
綺羅(きら)星のごとくあらわれた、英雄、梟雄(きょうゆう)、軍師たちには「歴史の段階的発展理論」など関係ない。運命にのぞみ、人間くさく立ち振る舞い、闘い、倒れ、そして日本の歴史を燦然と輝かせた。その魅力を、『逆説の日本史』の著者が、異色の武将列伝として描き出した。

目次
北条早雲-五十六歳から戦国大名に
斎藤道三-修正されたスーパースター像
松永久秀-中年をすぎて登場した梟雄
北条氏康-郡雄割拠の関東を制圧
武田信玄-最強軍団の意外な弱点
柴田勝家-鬼柴田とよばれた猛将
生駒親正-豊臣政権の「監査役」的老将
明智光秀-なぜ本能寺の変を起こしたか
石川数正-ヘッドハンティングされた武将
上杉謙信-天下を取らない正義漢
ほか