凍りついた香り 小川洋子 596円 試し読み カート追加 購入した作品の読み方 あらすじ 今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかき上げ、私の身体で一番温かい場所に触れた――。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題……いくつかのキーワードから死者をたずねる謎解きが始まる。 ジャンル 文芸 小説 出版社 幻冬舎 レビューを書く TOP 電子書籍(本・小説) 小川洋子 凍りついた香り