鹿男あをによし

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あらすじ

テレビドラマ化もされた大ベストセラー、ついに電子化。
大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。失意の彼は教授の勧めに従って奈良の女子高に赴任する。ほんの気休めのはずだった。英気を養って研究室に戻るはずだった。渋みをきかせた中年男の声が鹿が話しかけてくるまでは。「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。彼に下された謎の指令とは? 古都を舞台に展開する前代未聞の救国ストーリー!

レビュー・口コミ(3件) 一覧へ

  • 奈良、平城京と来た時点で読むしかないと思いました。鹿が喋るのも奈良ならなんか納得。

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    5点
    1431さん
  • ドラマ化もされた鹿男あをによし。歴史をからめた現代もののファンタジー よくこんなぶっとんだ設定思いつくなあと感心してしまう(褒め言葉)。鹿が喋るんだから!奇想天外な話ながら物語にひきこまれ、読んでいて楽しい小説でした。万城目ワールド、作者の好きな要素がいっぱい入ってるなと感じる。奈良を舞台にしているので、この本を読んだ後春日大社、平城宮跡など奈良を旅するのも楽しいだろうなぁ

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    shi26eさんさん
  • 「鹿男あをによし」というタイトルから奈良を連想する人は多いのでしょうが、奈良を知らない私は、読んでから奈良に関心を持ち、奈良へ行ってみたいと思いました。また、女子剣道部が描かれている点は新鮮でした。魂を移しながら千年以上生き続けている鹿が登場するなんて、現実離れしていて怖いですが、ファンタジー小説だと思って読めば、受け入れられました。玉木宏主演のドラマも見てみました。ドラマの方はラブストーリーに仕上がっていたところが原作との違いですが、奈良の美しさや遺跡が紹介され、本のイメージを崩していません。

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    わたむしさん