「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。

　ネットインフラの普及やＳＮＳの浸透によって、企業と顧客との情報格差がなくなった。そんな「情報にあふれて、メッセージが届きにくい」時代、これまでの「広く、多く」から、「狭く、濃く」にフォーカスする新しいマーケティングが求められています。
　すなわち、「受け手の都合などお構いなしに、同じメッセージを一斉発信」「宝くじ的な確率に期待する、大量のチラシポスティング」「『他店よりも１円でも安く』だけがウリ」のマーケティングから、「見知らぬ通行人のなかから、『たった１人』のインタレスト（興味・関心）を満たすメッセージによって、確実に振り向かせる」「『たった１人』が新たな顧客を呼んでくれ、コミュニティとして広がる」マーケティングへ。
　こうした新しいマーケティングのやり方を、どんな業界・業種にも応用可能なノウハウとして、大企業から、中小企業、個人店など、さまざまなケースから解説していきます。