慟哭
購入した作品の読み方あらすじ
痛ましい幼女誘拐事件の続発。難航する捜査。その責めを負って冷徹な捜査一課長も窮地に立たされた。若手キャリアの課長をめぐる警察内部の不協和音、マスコミによる私生活追及。この緊迫した状況下で、新しい展開は始まった！ サイドストーリイに、黒魔術を狂信する新興宗教の生態や現代の家族愛を鮮烈に描きつつ、人間内奥の悲痛な叫びを抽出したこの野心作は、北村薫氏をして、書き振りは《練達》、読み終えてみれば《仰天》、と驚嘆させた、巧緻この上ない本格推理。
レビュー・口コミ（5件） 一覧へ
貫井徳郎の魅力を余すことなく味わえる作品です。
新興宗教を柱に様々な人間模様が描かれていきます。
読後感は非常に重いですが、これが貫井徳郎。4点映画化もされる？今話題の本
友人から強く勧められているので読んでみようと思います。4点途中で一度、思考がストップしてしまう感覚。一瞬、理解できなくて驚きました。
面白かったです。でもやっぱりモヤモヤする。。5点めちゃくちゃ面白いです?
4点『慟哭』は第4回鮎川哲也賞候補にもなり、50万部を超える大ヒットを遂げた貫井徳郎の代表作です。小説を読んでこんなに驚いたことはないってくらい衝撃のラストでした。全く想像していなかったので、もう口が閉められないほど驚きました。最近はやりの『イニシエーションラブ』よりラストのどんでん返しはすごいので、ミステリーファンなら読まないわけにはいかないと思います。小説を読んで仰天したことがない人も、これなら満足できると思いますよ。