新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
購入した作品の読み方あらすじ
首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。京都近郊に経つヨーロッパ中世の古城を彷彿させるゴチック調の館・蒼鴉城を「私」が訪れたとき、惨劇の幕はすでに切って落とされていた。事件の最中、満を持して登場するメルカトル鮎。そして迎える壮絶な結末！ ミステリー界を騒然とさせた衝撃のデビュー作を新装版にて。
レビュー・口コミ（3件） 一覧へ
タイトルの「最後」の意味を知ったときが衝撃でした。え、どうすんの、と初めて読んだときには混乱しましたね
5点すごい面白い作品でした。
何度も読み返しています。
リピート決定！！5点タイトルが衝撃的です「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」。メルカトル鮎という、一見ふざけた名前の名探偵の最後の事件です。横溝や江戸川のようなミステリで、新本格派と言われたころの作品の一つです。名探偵は名推理を披露しますが、主役は助手？ですね。最初の人物紹介でピンとくるかどうかが、真相に至る手がかりだと思います。