就職がこわい
購入した作品の読み方あらすじ
就職に希望を持てないばかりか、逃げ続けようとする若者たち。そこに潜む「もっと根本的な生き方の悩み」に気鋭の精神科医が“メス”を入れ、現実の解決方法を探る!
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タイトル通り、就職がこわい若者について分析したという本。自己分析すればするほど自分が情けなく見えてきて、不安で自信のなくなってしまった人にこそ読んでいただきたい。読めば不安がたちどころに解消されるというようなものではないが、不安との付き合い方や就職に対する心構えを教えてくれて、そっと背中を押してくれるような感想を持った。また、いまどきの大学生の気持ちが、面談を通じて筆者が実際に見聞きした例をもとにして語られているので、若者は一体何を考えているのか……ということが知りたい方にもおススメできる一冊。