四季 夏 Red Summer
購入した作品の読み方あらすじ
十三歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃(たた)えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは? 孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第2弾。
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メフィスト賞作家にして人気推理小説家・森博嗣が送る4部作、四季シリーズ。『四季 夏』はその第2作目にあたります(もちろん1作目は「春」です)。天才少女・四季がどのように育ったのかを詳細に描くシリーズで、「夏」では13歳の四季が登場するのですが…本当に子供のころから天才というか不遜で面白いです。図書館員がおどおどしてると「この図書館の私の登録は期限切れかしら?」とか、絵を描きたいという画家には「あなたの自由では?」とか…さすが四季様!ちなみに瀬在丸紅子と四季が会話するのがこの巻です。