とびっきりのお金の話をこれからしましょう。
あらすじ
「お金持ちになれる」「自分も成功できる」唯一の方法があることを気づかせてくれるメッセージ。聖書についで、多くの人に幸運をもたらした「お金の本」。
『「原因」と「結果」の法則とともに、世界の三大自己啓発書と並び称された本。100年の超ロングセラー。
牧師にしてテンプル大学の創設者が6000回にわたり講演を繰り返した“値千金の話”。
ラッセル・コンウェル
Russel Conwell(1843~1925)
マサチューセッツの農園で育つ。苦学してウィルブラハム・アカデミーを卒業。南北戦争のとき、すぐに徴兵官として名をあげたコンウェルは、次には軍の隊長に選ばれる。その戦いのさなか、重症を負ったコンウェルの身代わりになった部下が命を落とすことに。これが彼の人生観を大きくかえた。このときコンウェルはキリスト教信者になる。
戦後は弁護士として活躍、いくつかの新聞も創刊。29歳で妻を亡くすという悲劇に見舞われてからは、ますますキリスト教への思いを深め、ついには牧師となる決心を固める。
マサチューセッツのバプテスト教会を受け継いだコンウェルは、1879年、そこの牧師となる。次にフィラデルフィアのグレース・バプテスト教会に。この教会は、コンウェルの尽力により長く栄える。教会の地下にあった夜間学校でボランティア教員をしていたコンウェルは、その後、テンプル大学を創設。大学や、別に創設した3つの病院の資金を集めるため、コンウェルはやがて精力的に講演を行うようになり、その名は広く知れ渡る。
また、同じ頃、16冊の本も執筆。数ある本の中でも最も有名な本書『とびっきりのお金の話をこれからしましょう。(Acres of Diamonds)』の講演は、6000回以上となる。
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