腹を割って話した
購入した作品の読み方あらすじ
藤村「決めないことを、恐れてはいけないんだよ」
嬉野「それはまったく『どうでしょう』の本質だね」
『水曜どうでしょう』4年ぶりの新作の放映を控え、温泉宿で夜を徹して語り合った。
番組のこと、お互いのこと、大泉洋&ミスターのこと……。これまで知り得なかった本質の部分に触れる、初の対話集。
■『水曜どうでしょう』
北海道テレビ制作により、96年10月9日から放送が開始されたバラエティ番組。レギュラー出演者の鈴井貴之・大泉洋に加え、ディレクターの藤村忠寿・嬉野雅道が同行する。ある一定の(無謀ともいえる)約束事を設け、国内外を問わず旅をする。
口コミやネット、DVDの発売、系列局やUHF局の放映等で全国的に認知度が高まる。02年のレギュラー放送終了後06年までは1、2年に1作のペースで新作が放送。その後4年のブランクを経て10年に最新作を制作、11年3月よりオンエア。
■藤村忠寿
65年5月29日、愛知県出身。
95年、深夜番組『モザイクな夜V3』の制作チームに配属。96年『水曜どうでしょう』を立ち上げ、チーフディレクターを務める。
番組ではナレーションも担当し、その実力は玄人はだし。07年にはアニメ作品『茄子スーツケースの渡り鳥』で声優デビューを果たす。近年では『歓喜の歌』(08年)、『ミエルヒ』(09年)などドラマの演出も手掛ける。
■嬉野雅道
59年7月7日、佐賀県出身。
ディレクター兼カメラマンとして『水曜どうでしょう』に参画。
ドラマ『歓喜の歌』では四宮康雅とともにプロデューサーを務め、『ミエルヒ』では同氏とともに企画、福屋渉とともにプロデューサーを務めた。同作はギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、照明技術賞、放送文化基金賞、文化庁芸術祭賞優秀賞ほか多くの賞を受賞している。
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
読みながら、あ~、あの場面はこんな事がありながらの面白さだったのか等々思い出し、楽しめたりしみじみした感情に浸ったり…またDVDを見返した。
5点