警視庁組織犯罪対策部

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あらすじ

暴力団や銃器や薬物犯罪、さらに外国人による組織犯罪に対処するため、2003年に新設された組織犯罪対策部、通称「組対(ソタイ)」。なかでも急激に増加し、複雑・巧妙化する来日中国人犯罪に対し、日本の警察や当局はどのような対策を練り、捜査に反映させてきたのか。密航集団「蛇頭」、歌舞伎町や池袋を跋扈するマフィア「怒羅権」などの黒社会犯罪捜査の最前線と、警察官の苦闘、そして我々の身近で起こりうる数々の危険を暴いたノンフィクション。

相馬勝(そうま・まさる)
1956年4月、青森県生まれ。東京外国語大学中国学科卒業。産経新聞外信部記者、次長、香港支局長、米ジョージワシントン大学東アジア研究所でフルブライト研究員、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員を経て、2010年6月末で産経新聞社を退社し現在ジャーナリスト。『中国共産党に消された人々』(小学館)にて小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。『中国軍300万人次の戦争』(講談社)、『ハーバード大学で日本はこう教えられている』(新潮社)、『北朝鮮最終殲滅計画』(講談社)、『ダライ・ラマ「語る」』(小学館)のほか、「茅沢勤」のペンネームで『習近平の正体』(小学館)や『中国秘密結社が共産党政権を倒す日』(講談社)、訳書に『わたしは外務省の傭われスパイだった』(小学館)など著書多数。